ボホール島で見たこと、考えたこと

今日は、三月の最後の日。お役所関係では、年度末ですね。
昨夜来の雨で、サクラもぬれほとび、季語でいうところの花冷え

フィリッピン、ボホール旅行の印象を、ニ、三記してしておこう。
c0128628_1195845.jpg

我々が到着した翌日、21日は、キリスト教では、 聖金曜日
(Good Friday)に当る。国民の85%がカトリックの
フィリッピンでは、もちろん、この日は大事な日。
泊めていただいたお家の方が、夜、五つの教会を詣でるというので、
ご一緒させていただいた。古い石造りの聖堂の中は、
信者でひしめき、熱い祈りが捧げられていた。

車で通った街道沿いの道にも、徒歩で教会巡りする人たちの
長い列が続く。イエス・キリストに模した男が大きな木製の
十字架を担いで行進する様子も見られた。
聖金曜日は、キリストが十字架に架けられ、死んだ日という
ことになっている。その三日後の23日(日)が復活祭だ。


c0128628_1172565.jpg
復活祭のパレード
に使われる山車の
ようなもの。

イエスの似顔絵を
描いた布を手に
している聖人像は、
この地方
独特のものか。
初めて見た。













c0128628_11104810.jpg

泊めていただいたお家の庭に建っていたゲスト・ハウス。
ニッパ (nipahマレー語)と言われるススキのような丈夫な葉を
織って文様を浮き出した壁がとても美しかった。
ニッパの葉の裏と表の色合いの違いを巧みに利用して編み上げた
壁模様。貧しい掘っ立て小屋のような家でもこんな壁だったので、
我々日本人からみると、ゼイタクななもんだなあ・・と。
プラスティックやアルミサッシ、新建材だらけの我々の家に比べて、
手づくり、天然素材100%の壁は、環境にやさしく、風通しもよく、
健康的な住まいに見える。
c0128628_11111251.jpg

メガネザル Tarsierを見に山のほうへ入って行くと、うっそうと
した高い木の茂る森に出た。何の木?とうかがうとマホガニー
(Mahogany センダン科)だそうで、仰天してしまった。
あの、高級家具や楽器の材料になる原木を見るのは初めて。
高木で、木の切り口は赤みを帯びて油分を多く含んでいた。

ワシントン条約
で保護されているようなこんな高価な木材を、現地の
人々は、焚き木にして普段の煮炊きに使っているようだったので、二重に
驚いた。恐らく、プロパンガスなどよりも、コストがかからない
のだろう、沿道のサリサリ・ストア(雑貨屋)でもマホガニーの薪
が積み上げられて売られているのである。これもゼイタクな話。
[PR]
by tamayam2 | 2008-03-31 11:12 | たび | Comments(0)
<< 神田川~ 早稲田界隈 フィリッピン ターシャ (メガ... >>