ひなの日に

3月3日、きょうは、雛の日。
桃の花とピンクと菜の花の黄色が、ここ数日の温かい陽ざし
にまぶしい。

Excite Blogで知ったことですが、愛知県豊田市の
足助(あすけ)という町では、
街道沿いの民家が代々伝わるお雛さまを、一般に公開する
習わしがあるそうです。

中馬(ちゅうま)のお雛さまといわれる
奥ゆかしい行事
自分の家の宝物を、惜しげもなくお見せくださるとは!
そういう大らかなhospitalityは、日本人の美徳ですね。
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二月の半ばに熱海市のお寺を訪ねたとき、東京ではめったに
見られなくなった立派な雛壇飾りを見る機会がありました。

お寺の人の気配はなく森閑としていたのですが、
よく陽の当たる縁側に敷かれた座布団が、
「どなたでもご自由に見物なさってださい」
というメッセージを伝えていました。
Non‐verbal Communication
(言葉によらない意思の伝達)も日本人の美徳。


江戸時代、足助町を通る街道は、三河湾で取れた塩を信州に運ぶ
いわゆる「塩の道」でした。
愛知県・岡崎宿から、足助、飯田、伊那宿を経て、現在の塩尻まで続く
長い道の里。
4俵もの塩俵を積んだ馬が何頭も何頭もこの街道を通って行きました。
馬のあえぎ声や、馬丁の掛け声が聞こえてくるようです。

「絹の道」、「鰤(ぶり)の道」、「銀の道」など・・・・いつの日か
辿ってみたいもの・・・遠大な夢ですけど。

写真:2月14日 熱海市泉  福泉寺で
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by tamayam2 | 2008-03-03 20:42 | 日々のできごと | Comments(0)
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