3月も半ばを過ぎサクラのたよりもあちこちから届くようになりました。 まだまだ寒い日が続きますので、油断はなりませんね。 (1)早春の花々 セリバオウレンがとても好きで、いつもの定点撮影の場所で撮影しているが、 今年は、牧野先生がお好きだったというバイカオウレンの実物も見ることができて、 うれしかった。バイカというのは、梅の花のこと。 大泉学園にある練馬区立牧野植物園で、ユキワリイチゲを見た。まだ残雪があるようなところに雪を割って花を咲かせるので ユキワリ~と呼ばれる。 葉はこの種のものは褐色で汚れたような斑が入っている。夕刻のころ、花に西陽が当たって美しかった。 3月に入ってから野川で見たアズマイチゲ。 八王子市の薬草園でみたフキノトウはとても小さいものだったけれども、寒さのせいか苞が紫色に変色していた。 今年の冬は殊の外寒かったからね~ そこの崖の下には、早やカンザクラのような赤い花が見えた。 (2)野鳥たち Facebookで野鳥の写真を見せてくださる方が何人かおられ、冬枯れの日々には心がなごむ。私も野鳥に会えば撮影したいと 思うのだが…相手に羽があるから、すぐ逃げてしまうのね~ 今日は思いがけず大物に遭った!コゲラはキツツキの一種。 Dendrocopos kizuki 学名のkizukiはキツツキのことだろうね。英語では、Japanese pygmy woodpecker 日本の固有種です。そばにいた野鳥にくわしいおじさんによると、いま野鳥が食べるべき木の実が乏しいのだそうだ。このコゲラは、運よくカマキリの卵を見つけたので、それをつついているのだと。樹の幹に産み付けられた虫の幼虫や卵が、この異常に寒い冬を生き延びるための餌なのだそうだ。越冬というのは、野生動物にとって生存を賭けた戦いなのですね。 新宿御苑でみたヒヨドリは、サクラ見物している人が見ていても構わず、サクラの花の蜜を吸っていた。 ウチの餌台にもヒヨドリが来るが可愛いというより、ならず者!やりたい放題! メジロなどの小鳥を蹴散らかし、餌を喰い散らかし・・・それでも憎めないで毎朝ミカンを一個かりんご1/4を餌台に置いてやる。 野川公園で、ツグミを見た。鳥を撮影する人が、「スズメ並みにどこにでもいる」と笑って いたけれども、至近距離から撮影できてうれしかった! 3月13日に出かけたら、春はまだまだの感じではあったが、キブシが萌黄色のカーテンのように目の前に広がっていて、 美しいと思った。 辺りには、人影もなく、自分ひとりで、こんな風景を見ているのが、幸せなような、もったいないような気分になった。
by tamayam2
| 2018-03-17 05:56
| 日々のできごと
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