【798】正月の風景

★成人式 6日、横綱の出数り儀式を見た後、二十歳のお嬢様がたの群れ
 には弾けるような笑い声が満ちていました。どんな人にもこんな時が
 あったのよね~
c0128628_859519.jpg

★その少し先、原宿口の方へ歩を進めると、参道に新春奉納の菰樽がたくさん
 飾ってあった。日本酒ばかりではない、道の反対側にはウィスキーの樽も
 ズラ~と並んでいました。地方、地方に美酒があって、うれしいこと!
 私が知っているのは黄桜とか浦霞ぐらいかな。
c0128628_903173.jpg

★このところ、空が澄み渡り、青い空、白い雲がとてもきれい!
 新宿駅はどんどん進化しており、これは、ミナライナタワー出口。
 そこから見たドコモタワー。私は、ここから徒歩で、新宿御苑まで
 歩いた。
c0128628_91627.jpg

この日、学生時代の友人2人と会食。昨夏亡くなった先輩Sさんの著作物を
 お送りした関係で古い友人との縁がつながった。もうお互い退職している
 から時間はたっぷりある。これからも折々会いましょうと約束。
 でも、①健康の話、②子供や孫の話、③年金やお金の話はしないように
 しましょう、と誓いあった。
  老人の話からこれらのトピックを差し引くと、さぁ~て、何が残る
  だろうか(笑)楽しみです!
 
c0128628_922790.jpg

★この高木は、メタセコイヤというスギ科の植物。1950年ごろ、日本にも
 種がもたらされ、公園などに植えられた。見上げるばかりの冬木立。
 青い空、白い雲に映えて、とても美しかった。和名はアケボノスギ
 Metasequoia  glyptostroboides
 元北大植物園長の辻井達一氏の書かれた『日本の樹木』という本が私の愛読書。
 その本のメタセコイヤのところを読んで思わす笑ってしまった。園長は札幌市民
 から庭に植えたメタセコイヤを寄付したいという依頼を受けることがある。
 いろいろ話を伺っていると、どうやら大木になりすぎて処置に困っている様子。
 立派な木ですからぜひ大事に育てなさい、とアドヴァイスすると、いや~10m
 にもなると聞いた、と本音が出てくる。庭木には全く不向きなこの樹を
 植えてしまった人の悲劇について笑えぬ話なのだが、味のある文章をお書きに
 なるので、つい笑いを誘われてしまう。Web-siteですでに、故人になられた
 と知ったが、実に惜しい方だ。私は、日本の樹木について、この本からどんなに
 多くのことを学んだかしれない。
 
c0128628_9366.jpg

★ 初詣の帰りの皆さんが大事そうに抱えているのは破魔矢(はまや)。
  その他、お札、お守り、絵馬などには、有効期限があることをご存知でした?
  有効期限は、きっかり一年!それが過ぎると効き目が無くなるので、処分
  するわけですが、ゴミとして捨ててはいけません。ちゃんと寺社に持って
  行って「古札納所」に「お焚き上げ」をお願いするのが正しいやり方だという。
  たまたま通りかかった神社で、「お焚き上げ」の準備をしているのを見た。
  「どんど焼き」をするのだろうか。15日は小正月ですね。
  閉じこもりがちな老人を誘って、バスに乗り杉並の大宮八幡で撮影。
  
c0128628_934224.jpg

★ 米国から百人一首の箱が送られてきました。これは昨年95歳で亡くなった
  叔母の遺品です。今の人にはさっぱり意味がわからないでしょうが、
  一日一枚、筆ペンで書写することにしました。100枚ありますから、100日
  かかるわけです。ボケ防止(という言葉は好きではありませんが)
  精神のヨガのつもりで、一字一字ていねいに書写すると、昔の日本人の繊細な
  気持ちが伝わってきます。
★ 百人一首が何か、まったく知らない米国の親類のためには、Facebookで
  英文の説明を書きました。叔母の子供たちは(私の従妹ですが)日本語がまったく
  わかりません。
  My aunty who passed away in Seattle last year has left an interesting
box, which she presumably appreciated during her life in US. The Box
contains 100 cards of Japanese poems written by 100 poets who lived
circa 600 years ago. Japanese school children learnhow to read and
interpret the poems in classic literature classes. Thus most of the Japanese
can tell whole verse when they heard the first part. For some reason,
this box was given to us, now we are enjoying reading the old-time poems.

by tamayam2 | 2017-01-18 09:04 | 日々のできごと | Comments(8)
Commented by ふく at 2017-01-20 10:07 x
良きものをいただきましたね。
坊主めくりならお孫さん姪御さんも
楽しめたかな。
Commented by ikutoissyo at 2017-01-20 11:38
成人式の日づけがころころ変わって、文句を言っている婆ですが、
若い人のぴちぴちとした笑顔に未来を感じて、嬉しいやら、妬ましいやら。

子供の頃の若い脳で覚えた百人一首、す~っと下の句が出てきますね。
書写ですか。良いですね。
でも、年賀状の宛名を筆ペンで書いてみたら、ドンドン左に曲がって、4枚も無駄にしました。
やっぱり老婆なんだわ、と実感しました。
Commented by tamayam2 at 2017-01-20 15:13
♡ ふくさん、
叔母は、女高師(現在の奈良女子大)の国文科卒で、デトロイトで駐在員の子弟などに受験指導をしていたので、古文の教材として使ったの
かもしれません。自分の子供は、まったく日本語を話せないので、あきらめていたのでしょう。残念なことですが、移民二世は、食べる
ことに追われ、子ども教育にまで手が回らな
かったのかもしれません。
Commented by tamayam2 at 2017-01-20 18:43
♡ ikutoissyoさん、
そう、われわれにも確かに二十歳の日があったのよね!両親が写真を撮ってくれたのですが、私はそれが気に食わなくてどこかに隠してしま
った記憶があります。みんな、かわいいよ~と
か言ってくれたのですが、自分ではそうは思え
なくて…。難しい年頃だったのね。久ぶりに筆
ペンで書いたら、なんだか慣れずに変な字にな
ってしまって・・・いろいろ勘が狂ってこまり
ました。やっと少し慣れたところです。毛筆は
細かい部分も筆先でちょこちょこっと書けます
し、なかなかよい筆記用具だと思いました。
(笑)
Commented by 通りすがり at 2017-01-21 10:49 x
黄桜と白鶴しか知らないのは、呑まないからかな。
この2つは、随分と前にCMで見た覚えが(笑)

メタセコイヤは近所の小さな公園にもあるんですが、子供心に針葉樹のクセに冬になると落葉するとは、なんて変な木だろうと思ったものです。
大人になってからは、メタセコイヤとヒマラヤスギとプラタナスとキョウチクトウが殆どを占める公園の樹種構成の方が変だと思う様になりましたけど。
Commented by tamayam2 at 2017-01-23 13:28
♡ 通りすがりのお方、
昔、信州によく行っていたときには、日本酒は
本当においしいと思いました。この写真にはあり
ませんが、他の写真には、七笑、真澄などもあり
ました。やっぱり日本のサケはいいなぁ~と思います。公園や街路樹に植えられている樹には、日本は、なんだか一種の好みがあるようですね。手入れがしやすい、安い、害虫がつかない・・・そういう観点から選ぶのか、面白みが少ないです。本当は、虫の立場に立って虫が好きそうな樹を植えてほしいけど・・・それは絶対ムリでしょうね(笑)
Commented by 通りすがり at 2017-01-24 02:53 x
日本の街路樹は、排気ガスに強いこと、病害虫に強いこと、強剪定に耐えるものですね。
交通量が多く、雨が多く、電線があるので面白味の無いものになりがちですが、自治体によって様々な並木通りがあるもので、中には明らかに失敗しているものも(笑)
Commented by tamayam2 at 2017-01-25 15:15
♡  通りすがりのお方、
なるほど!実務的な簡便を優先すれば、そう、
あまり面白みのある街路樹は作れませんね。
ドイツ・ケルン市で、経験したことなのですが、
その地区では、3月31日に一斉に剪定が行われることになっていたらしいです。職場に面した道路に日本政府から贈られたソメイヨシノの樹があり、つぼみが3分咲きぐらいで、楽しみに
していたのです。しかし、市の清掃車が来て
サクラの枝をすべて強剪定してしまったのです。日本人は、あっと思いましたが、間に合いません。30分足らずで、サクラの枝は、ほどんど丸裸状態になりました。その日は、一日中、気分が悪かったです。お役所は、期日までに完璧な仕事をしただけで、ドイツ人の融通の利かなさに驚き、嘆いたものです。
<< 【799】写真が日本画ふうに 【797】新年のできごと >>