【794】世田谷ボロ市

★江戸よりもっと前、北条氏の時代に栄えたという世田谷ぼろ市
 出かけてみました。世田谷線というのどかな電車に乗って、時空を
 越えた小旅行。
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 面白かったのは、古い絵付けの陶器、ハサミ、包丁などの刃物。
 そば殻のまくら。ヒノキの桶やお寿司を混ぜる飯台。地元の方が
 「白菜漬けはおいしいよ」と教えてくださったので、漬物類を
 買いました。
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売る方も買うほうも、商売はヌキでおしゃべりを楽しんで
 いるようでした。このような伝統的な行事が438年も続いている
 こと自体が驚きです!毎年12月と1月の15日、16日と決まって
 いるので、覚えやすいですね。
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 古物以外にも食ベものの屋台や占い小屋なども出ていました。
 後ろは、代官屋敷。中にお白州跡などもあり立派なものでした。
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★一見バラの花のように見えるのは、ハボタンとケール(下)
 色彩の乏しくなった冬の庭に植えられる古典的園芸植物。
 キャベツの仲間です。ハボタンといいますよ。
 食用ではありませんから、残念ながら食べられません。
 ハボタンもケールも(アブラナ科)Brassica oleracea
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★植木を雪の重みから守る雪つりというのがありますが、
 そういうものを作る職人さんが考案したようです。
 名付けて「メジロの遊び場」 やさしさが感じられます。
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★こちらは、獅子ユズ。普通のユズの10倍ぐらいの大きさ。
 ジャムを作るのでしょうか。
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★こちらは、鬼おろし。鍋ものや焼き魚に欠かせない大根おろし。
 なかなか手間ですよね。これならハカが行くでしょうね。
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★ちょっとスネ者のような顔をして、お腹の真ん中に真っ黒な丸い印を
 つけたこの魚、マトウダイ。弓の的(まと)のようですからね!
 タイの仲間ではなくマトウダイ科の魚。長さ20㎝のこの魚が2尾400円
 足らずで売りに出ていたとき、わたしゃ、即ゲットしましたよ。
(こういう場面では、急に本性が現れ出て下卑た物言いになります・・・)

 この魚、東京で見たことがありません。私が知ったのはNewZealandで。
 非常にうまい魚と知って、よく買っては、干物にして食べたものです。
 刺身でも、煮つけ、干物、ムニエルすべてGoodです。
 フランスではSaint Pierre, 英語はJohn dory!
 学名:Zeus faber な、なんと?Zeusって神様のことですよ!
 それほどおいしいのです。

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by tamayam2 | 2016-12-17 10:28 | 日々のできごと | Comments(10)
Commented by ふく at 2016-12-18 09:45 x
纏う鯛かと思ってましたなんとなく。
おにおろしはふるさとのしもつかれ
を作るとき母がつかってました。
ボロ市楽しいね。
Commented by tamayam2 at 2016-12-18 20:53
♡ ふくさん、
マトウダイは、的タイまたは、馬頭タイ
らしいです。お母上が作っておられた
「しもつかれ」というのは、どんな料理
でしょうか?
Commented by ふく at 2016-12-19 19:17 x
しゃけと大根に酒粕が入ってました。
冬暖まっていいんですが結構苦手だったかも。
ちゃんと作り方を教わらずじまいでした。
Commented by tamayam2 at 2016-12-20 18:42
♡ ふくさん、
かす汁かもしれませんね。あれは、子供が
好きな味ではないわね~。私も苦手でした。
今は、いける口ですから、かす汁も、奈良漬け
も、かす漬けの魚も大好きです。大人の味ね。
Commented by ikutoissyo at 2016-12-24 10:39
この時期になると、ぼろ市のニュースが流れますね。
北条時代からとは、びっくりしました。
根付なんかに出会ったら、飛びつきそうです。
一時期、次女が三軒茶屋に住んでいましたので、世田谷線は古い電車にも新型の電車にも乗っています。
沿線の風景が、都心とは一味違っていいですね。
Commented by 通りすがり at 2016-12-25 21:39 x
ちょっと小さいからか、随分とお買い得なマトウダイでしたね。
間違いなく掘り出し物!
でも、何でそんなところに?(笑)
Commented by tamayam2 at 2016-12-26 19:36
♡  ikutoissyoさん、
長年東京に住んでおりますのに、ボロ市の
こと、噂に聞くだけで行ったことがありません
でした。面白かったです。飲食店などは、
興味がありませんでしたが、古い道具類など
見ているだけで楽しかったです。しかし、もう
モノは要らないので、冷やかしだけですが。
根付などの値打ちものは、ありません。日常雑貨などです。私は、藍染めの靴下を買いました。骨折以来足首がむくむので、足首の緩い
なんか健康に良さそうな効能を述べている若い男の口上が面白かったので、つい。。。(笑)。
Commented by tamayam2 at 2016-12-26 19:45
♡ 通りすがりのお方、
ははは、このマトウダイは、ボロ市とは別で、
ウチの近くの魚屋で買いました。その後
注意深く見ておりますが、マトウダイは
全くでません。小ぶりでしたが、超お買い得
品でした。蓼科によく行っていたころ、
諏訪の近くの「角上」という大きな魚
マーケットで買い物をしたものです。
新潟あたりから魚が来ていてすばらしかった
です。この頃は流通がよくなって思いがけず
掘り出しモノに出会うこともあります~
Commented by Yozakura at 2017-01-12 17:17 x
tamayam2 様:寒中お見舞い申し上げます

 無沙汰して居ます。ボロ市を楽しまれたとの由、元気に歩けるまでの回復、何よりです。余計な半畳をいれたく、お邪魔します。御免下さい。

 このボロ市に出掛けたのは、もう40年以上も前のことでしょうか、全体に値段が高目で、何も買わずに歩いただけで、帰宅です。今回掲載された写真でも、鬼柚子(獅子柚子)が1個500円!凄い暴利ですね。
 自宅の隣町で毎秋10月に開催される蚤の市では、この鬼柚子が確か1個100円でした。実際の寸法は不明ですが、多分、その隣町の方が大きいですね。
 蚤の市の終わり近くには、2個で100円になったので、沢山買い占めて帰った記憶もありました。尤も、それも大地震より前の昔話。柚子の焼酎漬なんて、もう考えたこともありません。

 人出で気が紛れれば、それも楽しいですね。お元気で。
 
Commented by tamayam2 at 2017-01-13 02:17
♡ Yozakura様、
余計な半畳、多いに歓迎です。じつは、ボロ市
に向かう世田谷線の中で、地元のご老人と
隣り合わせになったのですが、「わたしゃ、
ボロ市には行きません。昔は素朴な農器具など
を売っていたのですが、最近は外から業者が入
り込んで、あまり、面白くないのです。」と
おっしゃっていました。私は、そうであろう、
と予備知識を持って見ていたので、さして驚き
ませんでしたが、やはり、値段の付け方がちょ
っと??と首をかしげるものもありました。
ま、お祭りだから、いいっか!と思ってみてお
りましたよ。特に食べ物の屋台は、ちょっとう
るさくでイヤでしたが、若者には人気がある
ようですた・・・苦笑。
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