★江戸よりもっと前、北条氏の時代に栄えたという世田谷ぼろ市に
出かけてみました。世田谷線というのどかな電車に乗って、時空を 越えた小旅行。 面白かったのは、古い絵付けの陶器、ハサミ、包丁などの刃物。 そば殻のまくら。ヒノキの桶やお寿司を混ぜる飯台。地元の方が 「白菜漬けはおいしいよ」と教えてくださったので、漬物類を 買いました。 売る方も買うほうも、商売はヌキでおしゃべりを楽しんで いるようでした。このような伝統的な行事が438年も続いている こと自体が驚きです!毎年12月と1月の15日、16日と決まって いるので、覚えやすいですね。 古物以外にも食ベものの屋台や占い小屋なども出ていました。 後ろは、代官屋敷。中にお白州跡などもあり立派なものでした。 ★一見バラの花のように見えるのは、ハボタンとケール(下) 色彩の乏しくなった冬の庭に植えられる古典的園芸植物。 キャベツの仲間です。ハボタンといいますよ。 食用ではありませんから、残念ながら食べられません。 ハボタンもケールも(アブラナ科)Brassica oleracea ★植木を雪の重みから守る雪つりというのがありますが、 そういうものを作る職人さんが考案したようです。 名付けて「メジロの遊び場」 やさしさが感じられます。 ★こちらは、獅子ユズ。普通のユズの10倍ぐらいの大きさ。 ジャムを作るのでしょうか。 ★こちらは、鬼おろし。鍋ものや焼き魚に欠かせない大根おろし。 なかなか手間ですよね。これならハカが行くでしょうね。 ★ちょっとスネ者のような顔をして、お腹の真ん中に真っ黒な丸い印を つけたこの魚、マトウダイ。弓の的(まと)のようですからね! タイの仲間ではなくマトウダイ科の魚。長さ20㎝のこの魚が2尾400円 足らずで売りに出ていたとき、わたしゃ、即ゲットしましたよ。 (こういう場面では、急に本性が現れ出て下卑た物言いになります・・・) この魚、東京で見たことがありません。私が知ったのはNewZealandで。 非常にうまい魚と知って、よく買っては、干物にして食べたものです。 刺身でも、煮つけ、干物、ムニエルすべてGoodです。 フランスではSaint Pierre, 英語はJohn dory! 学名:Zeus faber な、なんと?Zeusって神様のことですよ! それほどおいしいのです。
by tamayam2
| 2016-12-17 10:28
| 日々のできごと
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