【792】師走の日々

いよいよ師走になりました。
なんとなく気ぜわしい日々ですが、前からお訪ねしようと思っていた
病後の友人を訪問しました。
友人は、だいぶ回復し、喜んで迎えてくださいました。その時、出た
ご馳走は、私の大好きな”吹き寄せ”!
秋の様々な珍味の数々がまるで、風に吹き寄せられた落ち葉のよう!
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赤いのがニンジン、イチョウの葉の形にくりぬいたサツマイモ、
黒い粒はムカゴ、萌黄色のギンナン、薄切りのレンコンなどが揚げてある。
あしらいは、ドウダンツツジの葉。

なんというすてきなおもてなしでしょう!
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お座敷の外の景色にも秋の色が映っています。
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そして、極め付けは、床の間に生けられたビワの花! ほのかに芳香がただよって
います。ビワは初夏に楕円形の実がなり、おいしい果実ですね。古典楽器の琵琶の形
から、この名がついたと言われています。でも、花は、初冬の季語なのです。
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俳句をなさる方、お茶をなさる方ならご存知でしょう。

また、冬の間に栄養を蓄えなければならないハチにとって、この花の蜜は
ごちそうです。ビワは、中国原産のバラ科の植物で、意外なことに明治時代に日本に
伝えられたそうですが、学名にjaponicaがついていて驚きました。
Eriobotrya japonica

お庭には、珍しいマユハケオモト。眉に黒を塗る刷毛のようだから付けられた名前。
この写真は、神代植物園で撮影したものですが、初冬のころに咲くようです。
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神代植物園から、深大寺のほうへだらだらと坂を下っていきましたら、お寺の
築地塀に紅葉がしだれかかって、京都のようでした。
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その先に、水生植物園があるのですが、こんな時期は、人っ子ひとりいません。
見るべき植物は、みな枯れてしまっている道をずんずん歩いていきますと、
向こうから、大きな野鳥がこっちに歩いてきました。「なんか、用?」とでも言いたげに。
アオサギでしょうか。向こうもこんな時期にヒトが歩いてくるとは思っていなかったので、
驚いたようです。面白い遭遇でしたよ!(^^)!
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by tamayam2 | 2016-12-10 06:39 | 日々のできごと | Comments(4)
Commented by ふく at 2016-12-12 16:23 x
珍しくコメントがないね。
ムカゴ食べたい。
Commented by ikutoissyo at 2016-12-12 22:56
これぞ、本物のおもてなし。
拝見しているだけで、心が温かくなります。
お二人のおしゃべりまで、聞こえてきそうです。

琵琶の花がこの時期に咲くとは知りませんでした。
観たこともありません。

神代植物園へは何度も出かけていますが、水生植物園の方へは行ったことがありません。
いつも人の気配がなくて、勇気がありません。
Commented by tamayam2 at 2016-12-13 00:08
♡ ふくさん、
私もムカゴを探したのですが、見つかりませんでした。
ああいうものは、八百屋で売っているものではないのね。お腹の足しにはならないけれども、秋になれば
口にしたいものですね。
Commented by tamayam2 at 2016-12-13 00:12
♡  ikutoissyoさん、
私も10年以上足を向けたことがありませんでした。
深大寺の蕎麦屋はけっこうにぎわっていましたが、
ふと、冬枯れの時期に行ってみようかと酔狂なこと
を思いつきました。アオサギに会えてうれしかった
です。歳末は町は、賑わいますが、私は、どうしても
自然のところへ行きたいのです。ちょうど光の具合
もよく撮影には最適ですから(笑)
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