【786】黒い森の古城にて

ドイツに3年間仕事のために滞在していたが、黒い森地方は、
ほとんど出かけたことがなかったので、いろいろ楽しい発見があった。
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さて、私が宿泊していた場所から30分ほど歩いた所に小さい
集落があり、古城址があるというので、案内の人に従って出かけた。
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遺跡の高い所に、1630年の年号が刻まれていたから、日本で言えば、
寛永7年、将軍家光のころ。この辺りも30年戦争に明け暮れていたのだろう。
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城壁にしがみついた樹木が、今にこの遺跡全体を覆ってしまわないか、と
すこし心配になった。その集落の泉には、1620年と刻まれていた。
築城より10年ほど昔になる。
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その近くの民家に、変わった墓碑のようなものがあったので、
住民の方に聞いてみたが、私の覚束ないドイツ語では、くわしいことはよく
分らなかった。手作りらしい横長のボードによれば、この家に、織物をする
おばあさんが住んでいて、この家で1417 年に亡くなったと書いてある。
なんだか童話のようなお話!
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スイスで、高い山から下って、人口7000人の小さな町Appennzellに
立ち寄ったときのこと、ガイドさんがこの州は、青空広場で挙手による住民の
直接選挙で、大事なことを決定する、と話してくれた。へ~、今どき! 
町と言っても、30分も歩けば、町の端から端まで見て回れるほどの広さ(狭さ?)。
有権者は町の中心の広場に集まって、一つ一つの議案が読み上げられる度に、
賛成なら挙手をする。至極、原始的でシンプルな方法だ。
しかも、住民は正式な民族衣装を着用、男はサーベルを腰に差して、選挙に臨むそうだ。
すてきな伝統だなぁ~ 
スイスには、こういう原始的な選挙をする州がここを含め2州あるそうだ。
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メインストリートには、この州のシンボルである黒クマの旗がひるがえっていた。
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その下をぶらぶら歩いていたら、かわいい女の子がシャボン玉遊びをしていた。
どこでも、子供の表情はかわいい!

by tamayam2 | 2016-09-11 07:31 | たび | Comments(4)
Commented by namiheiii at 2016-09-11 12:10
黒い森地方はその名前に惹かれるものがあったが行くチャンスがありませんでした。その一端に触れた思いです。ドイツもスイスも写真から伝わって来るのは余裕とユーモアですね。
Commented by tamayam2 at 2016-09-12 01:40
♡  namiheiii先生、
そう、一言で言うと、そうなりますねえ~ 余裕とユーモア・・・なんだかゆったりと人生を楽しむ余裕、そういうものがあります!日本に比べると、物質的には、素朴、単調、便利からかけ離れた生活ですが、なんとなく落ち着きとユーモアがありますね。
毎年、訪れたくなるのも、それが魅力なのだろうと思います。
Commented by aamui at 2016-09-18 13:21
いつも有難うございます 旅をしている気分です 
Commented by tamayam2 at 2016-09-19 13:03
♡ aamuiさん、はい、旅のおすそ分け!Faceboolには書ききれない部分は、Blogで。
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