【768】蝶の季節到来!

4月に入って春らしい日があるかと思えば、ハーフコートが
ほしいようなはだ寒い日もある。4月12日、池袋のお教室の帰り、
ちょっと小石川植物園に立ち寄ってみた。
地下鉄丸の内線茗荷谷駅から、文京区のコミュニティ・バス「Bぐる」
で、共同印刷まで。帰りは、そこから、地下鉄春日駅まで。
このようなルートを発見して行きやすくなった。

①さて、今日の発見は、クロアゲハ♀
Papilio protenor 【アゲハチョウ科】
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)がいっぱいの林の中で、黒く大きな
ものが飛んでいるように見えた。
蝶かな~と思いながら、しばらく様子をみていると、足元のすぐ近くに
止まった。 うっとりとした!
c0128628_1658525.jpg

②ツマキチョウ
春先の一時期に観察できるツマキチョウ。
Anthocharis scolymus【シロチョウ科】

裏翅の模様を、草刷り(くさずり)模様という。以前から見たいと思っていた。
先日、初めて撮影できた!
薬草園の辺りを見て歩いているとき、モンシロチョウばかりが多いなぁ~と
思った。しかし、よく見れば、蝶の動きが直線的でとても速い。
c0128628_16512175.jpg

しかも、翅の先がかぎ状に曲がっているではないか。はて??
翅の端がちらっとオレンジ色に輝いているように見えた!
あっ、もしやツマキチョウ(褄黄蝶)!?
c0128628_16515886.jpg

余りにも縦横に飛び回るので、眼が疲れてしまうほどだった。
c0128628_16522764.jpg

「少しは、止って!」・・・一頭が小枝に止まって、静かに翅を閉じた。
c0128628_16524985.jpg

蝶も疲れたのだろう、すっかりお寝みモードになって迷彩色のような
草刷り模様が全身を覆ってしまった。
周囲の草色に溶けこむように。完全なカムフラージュ!
こころ踊る観察だった。

③ビロードツリアブ
8日、白金の自然教育園で、初めてお目にかかったTさんにビロード
ツリアブのことを教えてもらった。その日は、撮影できなかったのだが、
小石川で、撮影できた。お尻のあたりが、ビロードのような毛が生えていて、
針をもっているアブ。
c0128628_16534580.jpg

飛翔しているのは、撮影できなかったが、多分、
これだろうと思う。春先の一時期しか見られないとTさんが言っていた。
c0128628_16544156.jpg

④クロアゲハが見られた林の中では、いろいろな花木が花を咲かせて
いた。その一つがカリン(花梨)【バラ科】Pseudocydonia sinensis
c0128628_16545956.jpg

丸く窪んだ花びらと、麗しい幹の模様、サクラのように豪華ではないが、
こころ惹かれるものがある。
自然観察ができて、本当にしあわせ!

by tamayam2 | 2016-04-15 16:55 | 日々のできごと | Comments(8)
Commented by tabikiti at 2016-04-15 18:15
ご無沙汰です。

自然の中にいると心地よいですね。
私も自然の中で
釣りをしている時が一番の幸せ~^^
Commented by tamayam2 at 2016-04-15 19:59
♡  tabikitiさん、
こちらこそ、ごぶさたしてしまいました。あなた様は、釣がすきだったのよね~、釣った魚で晩酌するのがお好きでしたね。私も同じですよ(^_-)-☆
自然の中に居るときが一番幸せです。今月末ごろ、高知に行く予定です。牧野植物園に友人と出かけます。楽しみにしています。
Commented by ikutoissyo at 2016-04-15 21:23
12日にお出かけでしたか。私は9日に行ってきました。
お目当てはコゴメイヌノフグリです。

菜の花の所で舞っていたのが、ツマキチョウだったなんて。
ほんと、舞う様子に目が回るようでしたね。
もう暫く止まるのを待っていればよかったです。てっきりモンシロチョウだと思ってました。
でも、モンシロチョウより少し大きかったかもしれませんね。
セリバヒエンソウに初めて出会って興奮し、幸せいっぱいの一日でした。
Commented by tamayam2 at 2016-04-16 06:42
♡  ikutoissyoさん、
同じころ、同じようなものを見て
こころ動かしていたのですね!(*^。^*)
本当に、行けば、きっと何か新しい発見があります。モンシロチョウとばかり思っていたものが、褄黄チョウだったり・・・
自然は、いいわね~
Commented by namiheiii at 2016-04-16 10:09
最近あちこちのブログでツマキチョウを見ます。私はまだ実物を見ていません。いや見ていてもモンシロチョウだと思っていたのかも知れません。ツマキチョウは閉じたとき裏翅の色を変えるのですか?凄いすぐれものですね。
Commented by tamayam2 at 2016-04-17 06:22
♡ namiheiii先生、
私も、てっきりモンシロチョウと思いこんでおりました。ツマベニ蝶という蝶は、オレンジ色ですが、これは黄色です。裏翅は、全体が草刷り模様。
飛び方が違います。速くて、直線的に縦横に飛びまわるので、こちらはへとへとになります。静かに止まってくれるまで、40分ぐらい観察していたので、疲れました。先生もきっと見ておられるのでしょうが、これに付き合うのは、本当に体力と根が必要だったのです。こんな小さな虫にどうしてあんな力があるか・・・とあきれるほど。(*^。^*)
Commented by BBpinevalley at 2016-04-18 03:33
ツマキチョウの変身ぶり、すごいです。
目の当たりにすると、興奮してしまいますね。
貴重なお写真を、ありがとうございました。
Commented by tamayam2 at 2016-04-19 03:53
♡  BBpinevalleyさん、
ごぶさたをしておりました。
ご出版、おめでとうございます!さっそくアマゾンに注文します。
私は、5月にLAに行きますが、娘にも
読ませたいと思います。
昆虫の世界は、不思議な世界ですが、何年もかかわっていると季節の動きを知ります。宇宙の営みに少しは参加しているような不思議な勘が働いてきます。
今、日本では熊本・大分地方に大地震が起きて、大変なことになっています。心痛みます。
日本は、縦横に長い島国ですが、きっと昔は、もう少し幅が広かったのでしょう。高いところが背骨のように残って日本列島ができたのだと思います。この自然がいつまでも失われませんように、祈るばかりです。
<< 【769】熊本地方の大震災 【767】四月、春近し >>