【764】春先のタウン・ウォッチング

先日2月27日に六本木にある東洋英和女学院
行われたコンサートに出かけた。

それに先だって、神保町で昼食をとろうということにした。
神田・神保町のすずらん通り。
午前11時過ぎだというのに、もう列ができていた。
  【 スヰート ポーヅ 】
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餃子と包子、どちらも似たようなものだが、違うの
だろうか。私は、看板の表記に関心をもった。
ヰやヅ…普段、あまり見かけない字ですね。

中国語のピンイン(拼音)では、包子Bāozi 餃子Jiǎozi
スヰート包子というのだから、餡マンのことかな??

私の関心事は、餃子よりもむしろ表記のほうなのですが・・・
ヰは、ローマ字入力では、wiで、ヅは、duと打つと
出てくる。
イとヰ、または、は、ヅとズの発音は同じなのか違うのか?
知り合いにチズ子さんもいるし、チヅ子さんもいる。
このようなことを、FaceBookで書いたところ、
かなりの反響があった。

たいていの人は、この界隈には、大陸風の変わったシナ料理を
食べさせる店が昔からあった、懐かしいというもの。

本当に、神保町の角には、救世軍があったり、岩波ホール
があったりする場所で、ちょっとエキゾチックな町並みが
おもしろい。主人がこの近くに勤務していたこと
があって、当時よく通っていた別の中華店で食事をした。
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そこから地下鉄で、六本木の東洋英和女学院へ。
いま、朝の連続ドラマ「朝が来た」のヒロイン、
広岡浅子というスケールの大きい女性と
以前の連続ドラマ「花子とアン」のヒロイン、
村岡花子の展示を、たまたま東洋英和史料館で見て、
面白く感じた。広岡浅子は、日本女子大学の設立者
でもあるし、スケールの大きい実業家。
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村岡花子は、東洋英和女学院の卒業生、明治から大正にかけての
知的な女性のはつらつとした活躍ぶりがまぶしいほどだ。
企画展のリンクはここ
ヴォ―リス(William Vories1880-1964)のディザインに似せて
作られた学院の扉。
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ホールのパイプオルガン。
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そして、3月、友人のお玄関先でみた、紙細工のひな人形。
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その方のお宅には、立派な段飾りのお雛様があるそうだ。
それを出すお座敷もあるのだが、肝心の孫たちが、
そろって受験中。受験が終われば、スキー旅行だ、卒業式だと
いそがしい。
雛飾りを出して、ちらし寿司でもこしらえて祝ってやりたい
けれども、若い人は、関心なし!
さびしいわ~と彼女は語った。

そう、時代がそういう悠長な時の過ごし方の価値を
認めなくなったのか…。いろいろな行事は・・・
ひな祭りも、ヴァレンタインも、花見も・・・和も洋も
ごっちゃまぜになって商業的なものに支配されてしまった・・・
そう嘆く友人の話にひとしきり耳を傾けた。

by tamayam2 | 2016-03-07 08:18 | 日々のできごと | Comments(6)
Commented by ikutoissyo at 2016-03-07 23:56
遅くにこんばんは。
東洋英和女学院にはパイプオルガンもあるのですね。
モダンなドアのデザインは、ガラスに鉄材ですか?
近江八幡、軽井沢などで、ヴォ―リスの建築物のいくつかに出会っています。
村岡花子さんは、一時期ラジオに出ていらっしゃいましたね。
あの独特のお声、イントネーションを覚えています。
お元気になられて、本当に良かったですね。
Commented by tamayam2 at 2016-03-08 06:54
♡  ikutoissyoさん、
ほんとうに骨折したときには、眼の前が暗くなり、もう歩けないのではないか・・・と悲嘆にくれました。歩ける今、とても、感謝しております。
さて、東洋英和女学院は、元は、校舎全体がヴォ―リスの設計だったようです。でも今は建て変えて、ヴォ―リスの面影を残した設計者によって、再建されたらしいです。関係者がおっしゃっていました。パイプオルガンも立派で、音響のよいホールで室内楽のコンサートがありました。
早く着き過ぎたので、どこで待っていたらよいか、うろうろしておりましたが、学生さんが、それなら、村岡花子資料室に行ってみたら、と勧められました。一般に公開されており、立派な史料館でした。伝統のある立派な学校だと、つくづく思いました。
Commented by 通りすがり at 2016-03-08 23:03 x
ヰですか…
今も助詞としてのみ残っている「を」と同じで、元々は発音も区別されていたヤ行とワ行の「い・え」もア行のものに統一されたんでしたね。
ズとヅは、今、統一に向かっているところと言った状態ですかね。
漢字を仮名にした時に違和感があるんですが、いずれ「ず」に統一されるでしょう。
水を「ミヅ」と書いた名残は水海道「みつかいどう」くらいしか残ってませんし、いずれ違和感も感じられない時代が来るんでしょう。
「気付く」は「きずく」「きづく」どっち?と聞かれた時に、「付く」は何と読むのか考えて見なさいと言いたかったのをぐっと抑えたのは10年くらい前か…
その内、「ぢ」と言う看板も「じ」になるのかな?(笑)
Commented by tamayam2 at 2016-03-09 10:10
♡ 通りがかりのおじさま
古い歴史を知っている者は、どうしてもあれこれ言いたくなります。
ぢ(痔)はぢですね~
舞鶴にお住まいの方が、駅名のふりがなが「まいずるになっている~って、Blogで言っておられました。
沼津の人が、いいじゃないと反論しておられましたけど、「つ」に点々が
ついて「づ」になったのが本筋です。あまり本筋を言うとうるさがられますねえ。私は、専門が言語なので、ちょいとうるさいのですが、
もうあまり言わなくなりました。
ははは

Commented by 通りすがり at 2016-03-11 09:29 x
「考えて見なさい」は誤変換でしたね。
「考えてみなさい」が正しい文章…
予測変換には余計なお世話がよくあるので、気を付けてはいるんですけどねえ。

「まいずる」は初耳です!
平仮名では舞鶴という字からのイメージが全く無くなりますね。
「ズル」が舞うのか、「魔」が出ルのか…
Commented by tamayam2 at 2016-03-12 08:29
♡ 通りがかりのおじさま、
そうですね!パソコンでは、いろいろ勝手に変換してくださるのが、ときにはありがたく、ときには、うるさく感じられます。選択が難しいときもありますね。
 舞鶴は、まいづるがいいと思いますが、駅名は、まいずるらしいです。JRには独自の考え方があるのでしょう。
小さなグループの機関誌の校正などをすることがありますが、私、貴方など、代名詞を漢字にしたがる人がいます。新聞ではひらがなですが、と申し上げても、がんとして曲げられない場合は、そのままにしておきます。
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