【761】まぎわらしい命名

Tamaym2は、ここ10年以上、植物に関心をもってきた。
その延長線上でチョウに出会い、蝶類にも興味がある。

植物探索をしていると、鳥に出会うことも多く、
鳥にも関心がないわけではないが、どうも鳥の名は、植物や蝶
ほどしっかり覚えられない。
記憶力の容量に限界があるので、鳥類はちょっとあきらめ、
植物と昆虫でもチョウだけに留め、しっかり覚えたいと思っている。
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さて、この植物は、極楽鳥花(ごくらくちょうか)と
言われているが、見ればみるほど、鳥に似ている。
この花が咲いている道を歩いていて、風が吹いたりすると、
鳥の気配を感じて振り向いてしまうほどだ。
熱帯や亜熱帯地方に多い。英名は、Bird of paradise 
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その名の元になった極楽鳥(ごくらくちょう)という鳥も
熱帯や亜熱帯地方に多い。実物は見たことがないが、
羽が長く、美しい鳥のようだ。天国にいる鳥のようなのだな~
そして、驚くべきことに、英名はBird of paradise

ええぃ、鳥だか花だか、はっきりせぃ!
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この花は、大胡蝶(おおごちょう)という。
蝶と言っているが、じつは、蝶ではなく、植物である。(写真上 ↑)
蝶の翅のように薄く軽い花びらをもっているからだろう。
ジャケツイバラ科の植物。
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じつは、昨年夏にパリの植物園で見たこの花もジャケツイバラ科。
Caeselpinia gilliesii 日本で見たことがないので、
和名はわかりません。
英名は、desert bird of paradise (砂漠の極楽鳥)。
今度は、蝶ではなくて天国の鳥に似ているというのだな。

植物の名に鳥だの蝶だのの名はつけてほしくないなぁ~
紛らわしいではありませんか。

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このランは、最近、千葉県のらん展で見たものです。
ランにしては、なんだか、鳥のような、蝶のような・・・
紛らわしい姿をしていますね。怪しいぞ~

東京では毎年2月に世界らん展という大きなランの展覧会が
あります。展示の中には、エクアドルのモンキー・オーキッド
(猿顔の野生ラン)の展示があります。
ランの中には、サルの顔そっくりなものがあって、
なぜこんなに真に迫っているのか、首をかしげたくなるような
ものです。
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インターネットで、“猿顔蘭”というキーワードで検索されると、
見ることができます。

私としては、植物は植物らしく、チョウはチョウらしい名を
つけてほしいと思うのです。


いくら似ていると言っても植物は植物、鳥は鳥類、
蝶は昆虫類ですよね~

by tamayam2 | 2016-01-18 21:16 | 日々のできごと | Comments(8)
Commented by nenemu8921 at 2016-01-19 14:15
tamayamさん。さよう、ごもっとも!!でございます(笑)。
しかしながら、ネーミングの力学というのは、すでにこのように存在しているものにイメージを借りて成立するものなのでございます。
人の名前であっても、花の名であっても、チョウの名前であっても、鳥の名であっても。
花の名にはサギソウとか、カラスビシャクとか~~。
チョウの名にはカラスアゲハとかクジャクチョウとかあるではありませんか。
鳥の名にはウミネコとか…ネ。人の名にも隼と書き、ジュンと読ませるのは、私の孫のケースです。
隼のように勇敢?な男の子に育ってほしいというイメージからの願望でありましょう。
極楽鳥というのは、フウチョウ科の鳥の俗称でしょう。正確には極楽鳥という鳥の種類は限定出来ないのであります。
あいまいなイメージですね。paradisaeidae で、検索すれば、美しい極楽鳥がたくさん出てきますが、みな違いますよね。
分類というのは、イヤその命名というのは、かなりアバウトな面もあるのではないでしょうか。
(アカデミズムをあまり信用しないたちなので…ふふ)
ややこしいですよね。でも、ふふんと笑って許して(^_-)
でもよくまあ、世界の植物、蝶々まで、ご存じで、tamayam流のうんちくを伺うのは何よりの楽しみでございます。

tamayamファンの一人として希望を申し上げれば、植物や蝶の種類に比べれば、鳥の種類はずっと小家族です。
日本の植物は何千種でしょうか。蝶や蛾は2700種くらい? 野鳥ときたらたった500~600種です。
しかも身近で行き会えるのは100種くらいなのです。
鳥の名前を覚えるのは実に簡単なことです。 
公園に行き、池のカモの名を覚えましょう。庭に来る小鳥の名を覚えましょう。
残りの人生がぐっと豊かな楽しいものになります。(^_-)-☆






Commented by semineo at 2016-01-19 15:05
こんにちは
ホント紛らわしい植物ばかりですね。
でも思わず、華麗な姿に ウットリ 
ユニークで愛らしい姿に ニッコリ

↓富士山の傘雲、迫力ありますね。
骨折も徐々に回復なさっている事と思いますが、
昨日の雪で無理をしませんよう。

遅まきながら、今年もどうぞ宜しくお願いします。
Commented by tamayam2 at 2016-01-19 19:55
♡  semineoさん、
私こそ、今年もどうぞよろしく! 今日、池袋のお教室で、
べラさんにお目に掛かりました。雪の朝で、転んで怪我をされた
教室の方もおられました。私も今転んだら、再び松葉杖の世界
ですから、慎重に慎重に歩きました。
semineoさんは、お孫さんとスポーツの観戦、展覧会など、
活動的に動いておられるので、Blogを拝見し、こちらも
楽しませていただいています。
 11月、12月は、病院以外に外出しませんでしたので、
ウチで昔の写真の整理をしたりしました。過去のBlogの
整理もしました。整理したつもりでも、写真は溜まるばかり・・・
どうやって整理したらいいか、悩ましいところです。
名前がわからず、お蔵入りになった植物の写真もいっぱい。
名が分からないものは、いつまでも謎のまま。。。
折角調べても、記録が悪くて忘れてしまったり。。。ふふふ
そんなことをして、ちょこっと”終活”の練習をしております。
Commented by tamayam2 at 2016-01-19 19:57
♡ 自然を愛するわが友、 nenemuさん、
私の困惑状態をていねいに解き明かしていただき、まことに
かたじけないことでございます。そう、私たちは、何か
不思議なものを見ると、既知の〇〇みたい! とまず認識しますね。
名が分からなければ、〇〇みたいな▼▼と命名します。
クジャク蝶、とか、海ネコとか、サギ草とか・・・そうだ、そうだ!
>命名というのは、かなりアバウトな面があるのではないでしょうか・・・
そうそう、ごもっとも! このごろは、その命名に園芸業界の方も
関わってなんだか麗しい名をこしらえちゃうのよね。
べラボレスをクリスマス・ローズとか言ったりして・・・

はい、野鳥の数が100種ぐらいですか!? それなら、まだあきらめるのは
早いかもしれません。蝶の仲間でも、わたしゃ、シジミ蝶は覚えないことに
しました。もう数が多すぎて。。。

しかし、名を正しく知ることによって人生は、本当に豊かになりますね。
何でも正しい名を知って、自然界で見分けがつくようになったら、
それだけで、人生は味わいが深いです。もう脳みそが干からびかけて
おりますが、頑張りましょう。アドヴァイス、ありがとうございました!
Commented by 通りすがり at 2016-01-23 23:38 x
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
って、遅すぎですね。本年も宜しくお願いします。

植物は10年ほど前までは身近なものですら名前が分からなくて、殆ど何も知らなかったことに気付いて愕然としたものです。
今も分からないものだらけですけど…
チョウや鳥なら身近なものだけならせいぜい100種くらいで事足りますが、植物となるともう分類からして分からないものが多くて、諦めました。
葉裏を見ないと分からないとか、花の細部を見ないと分からないとか、種の詳細を調べないと分からないとか、見たときの状態では分からないものも多くて挫折しました(笑)

日本のチョウは南西諸島のものや迷チョウも含めて、記録のあるもので亜種を除いて328種なんで、数だけなら一番少ないです。
それなりに細部が見えないと同定に難がありますが。
鳥は鳴き声で分かるものも多いんですが、姿がよく見えない距離に居ることが多いのが難点と一長一短ですかねえ…
どれも興味を持たなければ覚えられないと言うことは共通してそうですね。

名前についてですが、和名というものは俗称や通称と大して変わらないもので、正式な名前ではないので特徴をとらえた分かりやすいものであれば良いと思います。
ただ、種数の多い分類群や特徴に乏しいものなどは、名付ける方も大変な作業なのも覚えておいてあげてください(笑)
Commented by tamayam2 at 2016-01-24 08:51
♡ 通りすがりのおじさま、
こちらのほうこそ!今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ウチに今、野鳥(ヒヨ鳥とメジロ)が来ておりまして、リンゴが気に入って、
すぐ食べてしまいます。お、これは、大事なリンゴだから、
そんなに慌てて喰うじゃない、と言ってもすぐなくなります。
ミカンもやっておりますが、リンゴが一番です。(*^。^*)
確かに、>種数の多い分類群や特徴に乏しいものなどは、名付ける方も
     大変な作業なのも覚えておいてあげてください

はい、心得ました! 蝶の種類が328とは、意外に少ないですね。
世界的に見れば、アジア圏に属する日本は、比較的蝶が見られる国です。
欧州では、ほとんど見ませんでした。当たり前ですよね。緯度が高すぎます。

でも長野県は、蝶の宝庫です。私が蝶に目覚めたのは、長野県で。
通りすがりのおじ様が蝶にうんとくわしいのは、長野県だから
でしょう。また、いろいろお教えいただくことと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
Small creatureさんのBlogは私にとって、昆虫の勉強に大変
ありがたいです。私は、ゴキブリでもどんな虫も分け隔てなく
愛しております。植物と同様、虫の世界も奥が深いです。
知れば知るほど、人生が豊かになります。(笑)
Commented by aamui at 2016-01-31 05:57
蝶は苦手なので鳥の名前は覚えたいなぁと思っていますが 中々できません 写真にとってそれを覚えるのが良いと思ったのですが 狙ったとたん飛び去りました(*_*;多分ひよです
Commented by tamayam2 at 2016-02-01 20:25
♡ aamuiさん、
私も鳥を今後覚えようと、考えていますが、何しろ、
脳みその限界があるので、大変ね。書いて覚えるのが
いいわね~  ウチに今冬鳥が来ているので、リンゴ、
ミカンを置いてやりますが、一番性悪で、行儀の悪い
のが、ヒヨ鳥です。ネズミ色で海老茶の模様があって、頭は
ぼさぼさ、気質は、優雅さを欠き、ガツガツしている奴です。
でも、朝うるさく泣きわめくのでミカンやリンゴを
やります。本当は、目白に来てほしいのですが、目白は、
ヒヨの乱暴狼藉に、あきれ、最近は、来なくなってしまいました。
気の毒なメジロ。小さく静かな小鳥で、確かに目の周りが
真っ白です。2月になりました。寒い時期ですが、ぐぁんばり
ませうね。
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