【751】西洋のツタと日本のツタ

フランスBourgesのEさんのお気に入りの道で、少し紅葉が
始まったばかりのツタを見た。西洋のこの種のツタは、
細長い葉が5枚で、紅葉の色が朱色というより、紅色。
燃えるような紅だ。
c0128628_1492839.jpg

Eさんが調べてくださって、アメリカヅタまたの名をヴァージニアヅタ
ということが分かった。(学名Parthenocissus quinquefolia)
c0128628_14101844.jpg

しかし、ドイツにいたころ、この種のツタを、どなたかに、
「ヘンリーヅタ」と聞いたことがあった。(学名P. henryana)
c0128628_1411656.jpg

どちらかは、よく分からないのだが、茎が赤くなるという特徴は、
アメリカヅタのものらしいので、フランスのものは、アメリカヅタ
のほうに違いない。ややこしい表現ですね…(笑)

この細葉5枚のツタは、西洋ではごく一般的に見かけるものだが、
日本では余り見かけられないと思う。
日本の山地で見かける葉が3枚のツタウルシとも違う。
c0128628_14131865.jpg

日本でよく見かけるツタは、ナツヅタと呼ばれるもの。
(学名 P.tricuspidata)この種のツタの葉は、一枚で、
モミジのようにつながっている。
こちらは、ドイツのWormus大聖堂の入口で撮影したもの。
1122年ヴォルムス協約というのが、世界史で有名だが、よく調べてみたら、
1521年にマルティン・ルターがヴォルムスの公会議で、異端とされた、
ことのほうがキリスト教史では有名。Wormusには用が無かったのですが、
Mannheimという近くの町に行ったときに立ち寄ったのです。
c0128628_14142476.jpg

さて、私がドイツ・ケルンに滞在中(2004年~2007年)、
アパートの台所の窓から庭の向こうに見える裏通りのお宅のツタが
とても見事だったので、ある日、ぐるっと裏道に回って、撮影した
ことがあります。
裏道に通じる横道がないので、かなり大回りしてそのお宅の玄関に
達しました。大きなお宅で、屋根の天辺のあたりから紅葉が始まっていました。
c0128628_1414598.jpg

駐車中の車のリア・ウィンドーに映った家。
c0128628_14153193.jpg

また、その一角に、家全体がツタに絡まっているお屋敷がありましたので、
別の時に撮影に出かけました。一階の右から2つ目のドアのところを
家の前から撮影したものが下の写真です。
c0128628_14155482.jpg

これほど、ツタに覆われますと、窓や戸口がふさがれないように、
常に、剪定を怠らないようにしないといけませんね。

ツタに覆われた家は、一見ロマンティックに見えますが、
湿気や、ツタの中に住みつく虫や小動物のために、体によくないと
聞いたことがあります。呼吸器系の病人がいる場合には、あまり勧められ
ないとも。
でも、おとぎの国のお家のようなこんな風景に、女性は一度は、あこがれ
ますよね~

[PR]
by tamayam2 | 2015-10-10 14:16 | 日々のできごと | Comments(12)
Commented by tabikiti at 2015-10-10 17:34

見事なツタの紅葉ですね。
お手入れが大変そうです。
我が家の
プランター二つの苦瓜緑のカーテンの後始末でも
手間がかかりました~^^
Commented by tamayam2 at 2015-10-10 17:39
♡  tabikitiさん、
ニガウリの緑のカーテン、暑いときには、いいですが、
それを片づけるのは、一仕事ですね。私もまだアサガオの
ネットを片づけていません。ハシゴに登るのがおっくうに
なって…。お元気で!
Commented by PochiPochi-2-s at 2015-10-11 09:12
憧れの、蔦に絡まれたお屋敷。
きれいですねぇ〜
でも、日本では無理。日本の家の壁にはむかない。
かえって害になるかも…

西洋のツタと日本の蔦のとの違いが分かりました。
でも、どちらの紅葉の赤い色も好きです。

最後の方の写真、スイスのローザンヌで見た蔦に絡まれた家のようです。
あまりにもきれいで、このような雰囲気の家にしたいなぁ〜と、憧れていましたが…???です!
Commented by ikutoissyo at 2015-10-11 10:43
女性には憧れですね。なんともロマンティックです。
♫ ツタのからまるチャペルで・・♫♫  鼻歌が・・・。

現実には、手入れの大変さと、蛇が伝ってくるなど、良い話はあまり聞きませんね。
でも、やっぱり素敵。紅葉の頃が良いですね。
Commented by tamayam2 at 2015-10-11 17:41
♡ PochiPochi-2-sさん、
私も西洋のお家でツタに絡まれているお家をみると、ついつい
カメラを向けてしまいます。秋の住宅街は、静かで、人影も
見えません。時どき窓の向こうに猫や老婆の支線を感じることが
ありました。この住宅街ではネコはほとんど外で見かけません
でした。犬は、どこにでもおり、市電や中距離列車にも乗ってきますし、
レストランの食卓の下にも寝そべっておりました。でも、食事
をねだることはせず、おとなしくしているのです。よく躾られた
犬には感心するばかり。(笑)
Commented by tamayam2 at 2015-10-11 17:45
♡  ikutoissyoさん、
♫ ツタのからまるチャペルで・・♫♫  これはペギー葉山
さんの歌ですね。青山学院かしら?? 私は、時々、
立教にも行きますが、あそこもツタが見事です。今度
撮影に行って来ます。蛇はイヤですね。ツタには吸盤の
ようなものがあって、その獰猛なこと。うっかり手入れを
怠ると、大変なことになります。友人のお宅では、ツタを
除去するために業者にウン十万円払ったと聞きました。
結構維持がやっかいですよ。
Commented by 通りすがり at 2015-10-11 22:31 x
ツタに覆われた幼稚園があったけど、どうなったのかなあ?
来年、時間ができたら見に行ってみよう。

近所にあった、葡萄に覆われた家はどうだったかなあ?
葡萄はスズメバチが食べに来るから、ツタよりも問題があると思うけど(笑)
こっちも確認に行ってみよう。
どっちも無くなってそうだけど。
Commented by tamayam2 at 2015-10-12 07:10
♡ 通りすがりのおじさま、
こんにちは!どなたにも、ツタやブドウの絡まる家の記憶がある
ものですね。秋が深まると人は、思索的になるのかもしれません。
このところ天気がいいので、どこかに出かけた気分ですが、
風邪を引いてしまったので、今日はおとなしくしています。
お元気で。
Commented by nenemu8921 at 2015-10-14 10:49
tamayamさん。こんにちわ。見事なツタですね。
日本の住宅地で、見たことあるなあと思って探してみました。
TBさせていただきました。(やり方をワスレテシマッタワ。これでよかったかしら)
3、蔦のからむ家 を見てね。(^_-)-☆

現在、この住宅地は新しい家が建っています。(>_<)
Commented by tamayam2 at 2015-10-14 18:04
♡  nenemu8921さん、
TB拝見しました。おお、すごいことになっていますね。
植物の力、恐るべし。植物は、放置すれば、暴れだします。
私の母もツタが好きで、ツタの絡まる家にあこがれたらしく、
1/5ぐらい我が家はツタに絡まれました。私の代になって、
せっせと根を抜きましたが、今でも油断しているとどこか
から若芽を出します。怖いよう~
Commented by aamui at 2015-10-23 06:33
堪能しました<m(__)m>
Commented by tamayam2 at 2015-10-23 10:28
♡  aamuiさん、
FaceBookとダブっている写真もあります。
FBではあまり長い文章を書きたくないので、
サラリと。Blogでは、言いたいことをたっぷり
書くようにしています。♪(^-^) お元気でね!
<< 【752】八島湿原を歩く 【750】九月に見た虫たち >>