【748】野川の蝶たち

秋のお彼岸のころ、まだ陽に夏の輝きがあるとき、
チョウが元気に活動しているはず。
12日、忙しいことは忙しいのだが、こんなときを見逃すわけにもいかず、
午後から、ちょっと野川方面へ出かけた。
 (幾つかの写真は、Face BookにすでにUpしたものです。Blogと連動していないので、
  ここに載せます。)
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暗い林の中を歩いていたら、向こうに赤いものが見えた。
あれっ?!と思うと、それはヒガンバナの群生だった。
予期していなかったものだから、思わずにんまりしてしまった。
ラッキー!
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そこへ、クロアゲハが一頭。花から花へせわしなく羽を震わせて
吸蜜を始めた。あたりは静かな林。こんな光景を独り占めして…
二重の幸せ!
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近くには、白いヒガンバナの一群れもあった。

自然園では、たくさんの野草が元気に咲いていた。
管理されないフツーの野っぱらが無くなった今、こうした空間は
なんと豊かなことか!?
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和種のハッカに止まるモンシロチョウキツネノマゴに止まるキチョウ
特筆することもないフツーの蝶だけれども、よくみれば愛おしい。
追記:通りすがりのおじ様に教えてもらいました。
 正しくはキタキチョウ
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アザミの大株にヒョウモンチョウが群がってとまっていた。
通りすがりのおじさまによると、上の蝶はミドリヒョウモン。
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ミドリヒョウモンの♂
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ダイミョウセセリイチモンジセセリ
ミソハギは、もう終わりかけだった。
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ヒメウラナミジャノメは、ゆっくりと飛び、
葉の上で太陽の光をたっぷりと浴びている。気持ちよさそう~
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こちらは、羽根の形から見て、もしやC-タテハ??
  追記)Maximiechanさん、これは キタテハ と教えていただきました。ありがとうございます!

武蔵野のこうした自然がいつまでも守られますように。
私も健康が守られ、いつまでも、こうして婆の野良歩きができますように、と
祈らずにおれません。

by tamayam2 | 2015-09-24 10:23 | 日々のできごと | Comments(10)
Commented by namiheiii at 2015-09-24 11:05
白い彼岸花がきれいですね。バックの描写が適切で白い花が浮き上がって見えます。構図も決まっています。
野川にもこんないい所があるのですね。
Commented by tamayam2 at 2015-09-24 11:36
♡  namiheiii先生、
先生に、褒められるなんて、とてもうれしいです!
2007年に日本に帰ってきて、そこれから東京近辺のいろいろな
公園、植物園など出かけてみました。結局、いくつかのところが
定点撮影の場所になったのですが、野川のその一つです。あまり管理
され過ぎず、わりに自然の植物相が残っています。それが気に
入っている理由です。先生の昆虫の写真を拝見すると、うらやましくて
うっとりとしてしまいます。Natural Diaryの虫林先生のも。
Commented by maximiechan at 2015-09-24 20:06
1枚目の彼岸花は影も生かして素晴らしいです。
東京の野川沿いは多摩動物園や神奈川方面に行く際に通ったことがある程度ですが、
殆ど都会と言ってもいいほどの場所と思っていましたが、
ミドリヒョウモンなどの見られる緑豊かな場所でもあるのですね。
最後の蝶はキタテハだと思います。
Commented by ikutoissyo at 2015-09-24 20:23
20日、私も野川公園に出かけてきました。
彼岸花の真っ赤なコーナーは、予想外でしたので驚きました。
蝶たち、tamayam2さんに優しかったのですね。
どれも良く撮れていますが、ハッカの写真が好きです。
私ったら、眼の前を素通りしてゆく蝶を追うばかりでした。
Commented by tamayam2 at 2015-09-24 22:50
♡ maximiechanさん、
キタテハだと教えていただきありがとうございました。
お宅の最近のBlogも拝見しました。走ってくるSLと
ヒガンバナを狙う、とは!芸が細かいです。ヒガンバナは、
集合で撮っても単体でとってもなかなか難しいですね。
ミズヒキと糸トンボの青の精巧な美しさ・・・ああ、自然って
すばらしい瞬間を見せてくれますね。ほんのちょっとの偶然で。
野川は、三鷹市と小金井市、調布市などにまたがった地域ですが、
ウチから比較的近いので、行きやすいです。行けば、なにかしら
面白い自然のドラマを見せてくれます。
Commented by tamayam2 at 2015-09-24 22:55
♡  ikutoissyoさん、
私もあんなところにヒガンバナの群生があるとは、知らなかったので、
驚きました。蝶はなかなか止まってくれませんね。こちらもしずしずと
歩き、目は蝶を追っていました。そこに、野草好きのおじさんが
近づいてきて、タイアザミとノアザミの違いとか、くわしく
おしえてくれるのはいいのですが、私は、花の人ではなく、
昆虫の人なので、それを分っていただくまで、少々時間が
かかりましたよ(笑)おじさんと別れてから、また、同じ道
を歩いたりしました。ふふふ
Commented by echaloterre at 2015-09-25 07:53
こうしてみると、日本には蝶が多いなと思いますね。
尤も、tamayamさんがおっしゃってるように、野川のように自然がそのままに残されたところに限られるのかもしれませんが。
本来は、日本の湿度や気温は、蝶の生活にあってるんでしょうね。
そういえば、昔昔、日高 敏隆さんの何の本だったか…タイトルは忘れましたが、
その本を読んだ時に"蝶道"というものがあるのだということを知りました。
赤い彼岸花と黒揚羽が一緒の写真は、よく見かけますが、赤い彼岸花には、特に黒揚羽がよってくる何か?!があるのでしょうか??
こちらは、エゾミソハギも終わり、オオイヌタデが紅葉しています。
Commented by tamayam2 at 2015-09-25 09:41
♡ echaloterreさん、
私もそう思います。日本は、温帯と子供のころ習いましたが、
今は、亜熱帯に近くなっています。蚊もハエもトンボもゴキブリも
います。ヨーロッパは、緯度的にずっと北ですね。日本で言えば
シベリアあたりといっしょです。ですから、昆虫の種類が違う
ことはわかります。ドイツでもあまり蝶は見ませんでしたから。
日高先生のご本にそんなことが書いてありましたか。
大好きな先生です。今度読み直してみましょう。
たしかにチョウの道というようなものがありそうです。
渡りをするチョウもいますし。ヒガンバナには、黒アゲバを惹きつける
フェロモンがあるのかもしれませんね。まことに昆虫の世界は
ふしぎがいっぱいです。紅葉の季節、オオイヌタデの紅葉、美しい
です。ああいう草の紅葉は、「草もみじ」とか表現する人もいます。
草原が枯れて一面の草紅葉など・・・書いてあるのを見たことが
あります。いい季節ですね。
Commented by 通りすがり at 2015-10-03 23:54 x
キチョウはキタキチョウ、2匹のヒョウモンの上と次の画像はミドリヒョウモンのオスですね。
チョウもですけど、いろいろ見られそうな良いところですねえ。
Commented by tamayam2 at 2015-10-07 09:10
♡  通りすがりのおじさま、
ありがとうございます。本当にここ、野川公園に隣接する地帯は、
よーく見れば、めずらしい蝶が見つかることがあります。
東京都内に、あまり整備されていないこういう自然が残って
いること自体が不思議です。人があれこれ整えると、虫は、
逃げて行ってしまいますねえ。(笑)
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