【734】個人的に気に入っている花々

忙しかった6月が終わり、7月に入りました。
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梅雨なので、庭の花々もぼちぼちですが、種から育てた
トウワタの花が咲いています。その種は、2014年2月にグアテマラに
出かけたとき、トウワタの莢(さや)がはぜて種がこぼれそうになって
いるものを見つけたので、ティッシュ・ペーパーに包んで持ちかえった
ものです。
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トウワタ【唐綿 Asclepia curassavica】
グアテマラ原産というわけではなく、日本の蝶園では、きっと植えてある
ものです。なぜなら、オオカバマダラの食草であるし、他の蝶にも
間違いなく好かれる植物。

(なるべくチョウの好きそうな植物を植え、蝶をおびき出し、家に居ながら
 にしてチョウを観察したい・・・というのが私の長年の夢なんです。)


昔の分類では、ガガイモ科だったが、今は、キョウチクトウ科に
属しています。キョウチクトウは毒性があるが、トウワタも茎を折ると
白い汁がでて、何となく怪しそうです。英語ではMilk-weed。
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花の作りが立体的と言おうか、濃いオレンジの部分が下向きで、黄色の部分が
立ち上がってとがっています。この部分が雄蕊、雌蕊のある部分なのでしょう。
ガガイモ科の花は、だいたい中心部が個性的で、造形的に面白い。
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先日出かけた富山県立植物園の温室で見た時計草の赤いもの。
アカバナトケイソウ【赤花時計草 トケイソウ科 Passiflora coccicea】
この花の中心部も突出しており、雄蕊、雌蕊の形がとてもユニークです。
時計の長針、短針に見立てて命名したのでしょうが、よく観察しています。
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昨年行ったグアテマラで、蝶や植物の図鑑を買いたかったのですが、
探すことができず、町の中心部の本屋さんで見たのは、コスタリカの
植物図鑑でした。近隣の国だから、ま、いいか、と思って買いましたが・・・
ざっと熱帯植物を紹介してある本ですが、調べものに役に立っています。
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グアテマラでは、植物の本もチョウの本も探すことができなかったのですが、
自国の自然にもっと誇りをもってもいいのになぁ~と思ったことでした。
自然の宝庫のようなところなのに・・・その渦中にいる人は、そんなことに
あまり関心がないのか、その日のことに追われ過ぎているのか・・・
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ギョウリュウバイ【檉柳梅 フトモモ科Leptospermum scoparium】
この花は、ニュージーランドではありふれた樹木でした。この花に群がる
ハチから採ったマヌカ・ハニーは、とても高価な蜂蜜です。
抗生物質を含んでいるとか。
マオリ語でManukaですから、マヌカ・ハニーと呼ばれるのです。

一度、庭に植えたことがあったのですが、枯らしてしまいました。
ニュージーランドに住んでいたときには、雑木扱いだったのですが、
今になって見れば懐かしく、庭に植えて近くで眺めたい花です。
同じフトモモ科のギンバイソウと同様、葉にもよい香りがあります。

by tamayam2 | 2015-07-01 15:09 | 日々のできごと | Comments(6)
Commented by nenemu8921 at 2015-07-02 08:45
tamayamさん。おはようございます。
トウワタ、私も個人的に気に入っています。
以前、わたくしの下ノ畑で、栽培していました。綿毛が気にっていたのです。
古い記事だけれど、TBさせていただきますね。
Commented by tamayam2 at 2015-07-02 21:37
♡ nenemuさん、TBありがとうございました。賢治は、”ゴマザイ”(トウワタ)を愛していたのですね。2006年の記事!今から9年前のものですが、今、読めるなんて、すばらしいです。Blogのいいところは、検索すれば、過去の記事が出てくる、という点です。タグをうまく
使えば。ありがとうございました。
Commented by school-t3 at 2015-07-03 15:33
>トウワタの莢(さや)がはぜて種がこぼれそうになって・・
綺麗な写真ですね。
いろいろと本当に勉強になります。
Commented by tamayam2 at 2015-07-03 16:53
♡  school-t3さん、
ね、きれいでしょう?こんな種を
見たら、だれでも盗みたくなるでしょう?私、盗みました。
日本にもしかるべき所には植わっていますが、あまり種を入手できないので。ふふふ
Commented by 通りすがり at 2015-07-09 20:31 x
トウワタは花や種が印象的だったので、何の花か調べましたね。

ヤブガラシ、オニユリ、ノカンゾウ、ヒガンバナ辺りにはアゲハチョウ科が吸蜜に来ますね。
ヒョウモンチョウ類や訪花性のタテハチョウ科はブットレア、エキナセア・プルプレアに、シロチョウ科はカラミンサ・ネペタやキャットミントで見られますが、その土地の周囲の花の状況やチョウの種類と発生時期次第な部分もあるので、参考までに。
カラミンサ・ネペタは花期も長いのであって損はないと思います。
後はリナリア・プルプレアも環境が合えばこぼれ種でどんどん増えてくれて集客力もそこそこあります(笑)
Commented by tamayam2 at 2015-07-13 10:19
♡ 通りすがりさま、
私のチョウチョおびき寄せ作戦にいろいろお知恵をくださいまして、誠にありがとうございます。
なるほど、蝶の種類によって、集まる花も違うのですね。
何せ都会の猫の額より、小さい鼠額庭ですが、なんとか集客方法を考えてみましょう。
シソ科、ミントの種類は間違いないですね。ネコが存命だったころ、キャット・ニップの種類はいろいろ植えており、それは、蝶も好きなようです。人様がごらんになれば、なぁに、これ?と言われるような植物でも、蝶はちゃんと評価してくれるから、好きです。今日もいろいろ来ていますよ。ありがとうございました!
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