【685】スイスのテルマエ・ロマエ

8月末、スイスの友人宅に立ち寄って、ベルンの西、フリブール地方を
ドライブした。
ヌーシャテル、フリブール地方は、湖水が多く、時計産業の中心地。
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ドイツ語圏からフランス語圏に入ったところで、あらら・・・と思ったが、
友人のご主人が通訳をしてくださったので、レストランでおいしいランチを
楽しむことができた。
スイスは、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語が公用語。
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ローマ遺跡に興味がある?」と聞かれたので、
昼食後、ムルテン湖南のAventicumという3Cに栄えた町へ足をのばした。
地図にはAvenchesとあり、アヴァンシュと発音しているようだ。
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日本で人気になったテルマエ・ロマエは、ローマ風呂という意味だが、
その町の郊外にも昔の公衆浴場の跡地が田園地帯に拡がっていた。
みごとなもので、今で言う、床暖房の設備のある大型施設なのだ。
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ローマ帝国の統治の仕方は、しばしば「パンとサーカス」と言われる。
大衆に、パン(食糧)とサーカス(娯楽)さえ与えておけば、
政治に関心が向かず、世の中が平和に治まる・・・ということだ。
この町では、庶民は、競技場で剣闘士が戦うのを見て興奮し、
風呂に入って、労働の疲れを洗い流したのだろう。
あとは、ワインを飲んで寝るだけだ!
(なんだか、今の私の生活のよう・・・)
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遺跡のそばの金網に野生の葡萄が実をつけていた。
ローマ時代にもこんな葡萄がいたるところで栽培されていたのだろう。
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帰り道、ベルン郊外の田園地帯に、「ひときわ花がきれいな農家があるよ」、
と言われたので、車を止めてもらって撮影した。
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農業や酪農をしている農家のようだが、家の周りを花いっぱいにして、
沿道の他人の目を楽しませてくれている。
人を喜ばせるために花を育てる・・・何と心ゆたかな人々だろう。

by tamayam2 | 2014-09-20 15:55 | たび | Comments(4)
Commented by kanmyougam at 2014-09-21 17:12
スイスの中にローマの遺跡が多いのですね。歴史に疎いですがローマ帝国が栄えたころの史跡でしょうから。
花を飾った農家の建物・・・いわゆる古民家でしょうが豪華ですね。
これだと数百年を耐えてきていることでしょう。木造歴史的建造物。
ヨーロッパの、ものを大事に受け継いでいく心が息づいているのでしょうね。
Commented by tamayam2 at 2014-09-22 20:24
♡  kanmyougamさん、
スイスの農家は酪農が主なのでしょうが、本当に大きな木造
建築です。裏山は、芝生がきれいに刈られていて、牛や羊
などが草を食んでいます。アルプスの少女ハイジの世界
ですね。でも、あまり人が働いている姿を見かけません。
いつ働いているのかしら、と観光客の私はいぶかしく思って
います。
Commented by BBpinevalley at 2014-09-23 02:20
パンとサーカスですか……なんだか今のアメリカのようです。
サーカスがiPhoneやタブレットに成ってる感じはありますが。
とてもきれいな農家ですね。
きっとお世話が大変でしょう。
でも、楽しい仕事ですよね。
そしてワインを飲んでテルマエロマエでゆっくり出来れば、それは文句も出ない訳です。
Commented by tamayam2 at 2014-09-23 14:16
♡ BBpinevalleyさん、
ヨーロッパ人の生活からすれば、日本の生活の贅沢なこと、
物質が町にあふれ、人々は美食を追求し、商業が異様に
発展した社会のように見えます。人々は新しいスマホのモデル
を追い求め、スマホを握りしめて歩いています。・・・パンと
サーカスは、日本のことかと思っておりましたが・・・ふふふ
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