【683】長年の夢だったユーレイル・パス

若いとき、旅行がしたかったけれども、お金がなかった。
働いて少しは自由なお金が使えるようになったときは、旅行する時間がなかった。
70歳になって、もう一度ゆっくりヨーロッパを旅行したいと思うが、
そろそろ体力と注意力に翳りが見える。

切符を失くしたり、カバンを置き忘れたり、
ぼんやりしていてスリに遭わないだろうか・・・
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今年は、スロベニアに行く予定があったので、その帰りがけに近隣の国に
立ち寄ろうと思い計画を立て始めたのが、今年の3月。
旅行予定の8月は航空運賃が高くなるので、4月に成田⇔チューリッヒ往復の切符を
比較的安く押さえることができた。
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8月31日、リュブリャナから空路ウィーンへ。
その後は、ウィーン → プラハ → ミュンヘン → コンスタンツ →チューリッヒ
ユーレイル・パスを使うことに決めた。
ユーレイル・パスは、ご存じのない方にご説明しますが、ヨーロッパを網羅する主要路線の鉄道、バス、船などを自由に乗り降りできるパスだ。
しかし、条件があり、ヨーロッパの住民は買えない。ヨーロッパ以外のところに住んでいる旅行者が
自国でパスを購入しなければならない。
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日本へ来る外国人が、京都・奈良に新幹線で行った後、九州・北海道まで足を伸ばすので、
お金があるのだなぁ~と思っていたら、彼らは、なんと自国で、ジャパン・レイルパス
を購入してきているのだった。(その逆ヴァージョンです)
RAIL  EUROPEのホームページがあるのだが、細かいことが分かりづらいので、
この切符は旅行社で買ってもらった。
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私のパスは、四か国(オーストリア、チェコ、ドイツ、スイス)を六日間で周るもので、
5万円ぐらいだった。年齢が60歳以上は、1等と決まっているようで、普段は2等に
乗る私としては、ぜいたくのような気がしたが、1等はすいていたし、飲み物の
サーヴィスがあり非常に快適だった。
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経路は自分で計画をすればよく、変更も自由。しかし、私は、夜遅く目的地に着くのを
好まないので、いろいろな経路をインターネットで調べ、第1案とその代替え案を調べて行った。
インターネットのルート検索は、非常によくできており、国が違っても細かいところまで
調べることができる。経路の地図も出てくる。乗り換え案内も非常にていねいに書いてある。
ただし、列車が遅れなければの話だけれども・・・。
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かなり綿密な計画を立て、それを5日間で実行したわけだけど、すべて第1案通り、
正確に運行されたので、修正案を使う必要がなかった。
胸のすく思いとは、このこと!
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昼食は、駅で買った(大好きな堅いドイツ・パンの)サンドイッチですませ、
荷物は、自分の席のそばに置いておき、飛行機のように、トランクのチェックインや
わずらわしい通関手続きが要らず、非常に気が楽だった。
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ただし、乗り降りのときには、ホームから列車まで、2~3ステップ分持ち上げなければ
ならないので、大きなトランクは鉄道向きではない。
たいていそばにいた若者が、手を貸してくれたが・・・。

地方の小さい駅では、エスカレータなどないので、乗り換えのとき、
階段を使わなければならなかった。まだ、バリアフリーではないのだ。

スイスの駅々では、階段とスロープの両方があって、どちらか選べるようになっていて
親切だと思った。
写真は、雨のプラハの風景と、ミュンヘン中央駅。

by tamayam2 | 2014-09-13 23:36 | たび | Comments(22)
Commented by kanmyougam at 2014-09-14 11:11
Tanmayam2さん。こんにちは。
元気に旅行ですね。国内外どこにいらっしゃるのかちょっと音がしないと思ったらヨ―ロッパですか。
若い時は時間と金がなし、ところで最近は体力に自信を無くしつつあって、ままならないものです。
掲載された画像を見てプラハなど訪ねた所を思い出しています。
プラハ城あたりから町の眺め・ユダヤ人墓地があちこちありましたが城を望める川沿いに工芸館があって立ち寄ったら窓の下に古いユダヤ人墓地がありました。印象に深く残っています。
旅行でパリでもどこでも駅舎内を相当歩いて目的地行きののホームまで移動していました、疲れた時は大変だと思っていました。
旅行パスがあってまわるのはいいです。
パンが固いのは印象に残っています。歯にいいと思いましたね。
Commented by ふく at 2014-09-14 17:12 x
旅行先で時刻表通りだと
嬉しいものでしょうね。
外国ではおくれるのが当たり前みたいに
思っていました。
計画通り事が運んでおめでとう!
重い荷物を持ってエレベーターのないホテルに私も
ちかぢか出かけます。
例のマナーハウス探訪お邪魔虫です。
Commented by nenemu8921 at 2014-09-14 17:18
そうでしたか。賢く、快適な旅をされたのですね。
見習いたい。
機会があるかどうか…ですが。
こうした体験、情報はとても貴重で気持ちいいですね。
あなたを通して、世界が身近に感じられます。
鉄道、バス、船というのがすごいね!船旅をしたい!!
日本だったら、鉄道だけじゃないかしら、有効に機能するのは。
体力のあるうちに、いい旅をしたいものですが……。


Commented by tamayam2 at 2014-09-15 09:16
♡  kanmyougamさん、
プラハをお訪ねになったことがあるのですね。いいところね。
私も20年ぐらい前に娘と行ったことがあります。今回のプラハ
は雨でしたが、昔とあまり変わりませんでした。石畳の道は、
意外と疲れるもの・・・でも、やはり歩かないと楽しさは味わえ
ませんね。工芸館には行けず残念でした。ボヘミヤ、モラビア
等の伝統工芸は見ものでしょうね。
Commented by tamayam2 at 2014-09-15 09:19
♡ ふくさん、
お嬢様とマナーハウスの旅ですね。いいなぁ~
英国の昔風の造りだと、エレベータがなかったり、あっても
自分で蛇腹のドアを開けなければならなかったり・・・時代もの
でしょうね。できるだけ荷物を少なくするのが一番ですが・・・
ついつい多くなっちゃいのよね。
Commented by tamayam2 at 2014-09-15 09:26
♡  nenemu8921さん、
船旅というのは、おそらく北欧三国へ渡るときのものだと思います。
今回は、ドイツの南部でしたから船はありませんでしたが、
バスという選択はありました。バスのほうが時間が短くてすむ
のです。列車の旅だと乗客とおしゃべりもできるし、
wifi freeでしたから、インターネットもよくでき、たいくつしません。
飛行機だと座席に縛られているようでしょう?列車の解放感が
いいのよ。
Commented by KawazuKiyoshi at 2014-09-15 10:31
素晴らしい。
行きたい、行きたいとは思っていても
なかなか腰が上がらない私には
羨ましい行動力です。
ここを見て、むらむら。
ははは
また教えてください。
今日もスマイル
Commented by smallcreature at 2014-09-15 15:25
こんにちは。
プラハではすこしだけ黄葉が始まっていたのですね。
スロベニアの写真では夏服の人たち、ドイツでは上着姿と、気候の違いが印象的です。
またいろいろなお話を楽しみにしています。

Commented by tamayam2 at 2014-09-15 17:30
♡  KawazuKiyoshi先生、
>むらむら・・・としてきましたか?
鉄道の旅というと、若者と思うでしょうが、欧州では、わりと
老人も多いです。EUになってから、国から国へ移動しても
通関手続きがありませんし、食堂車、個室もあり、テーブル
席で、お仕事もできます。時速280Km・・・速くて快適です。
いつか奥様とご一緒にどうぞ!
Commented by tamayam2 at 2014-09-15 17:34
♡  smallcreatureさん、
8月23日に日本を発ったのですが、そのときは、服装の準備に
悩みました。日本は暑かったので。でも、一応ダウンジャケット、
手袋、マフラーも入れましたら、これが正解でした。チェコ、ドイツ
では少し黄葉が始まっておりました。
Commented by yasano0828 at 2014-09-15 21:15
お帰りなさい! いつものように、ステキな写真です。自分で出かけたような気分になっています。海外でも、やっぱり植物とチョウ! 素敵です。
Commented by tamayam2 at 2014-09-16 08:21
♡  yasano0828さん、
花好き、虫好きはどこへ行っても探しております(笑)
お宅のBlogの蝉は蜩(ひぐらし)ですね。秋になったなぁと
思います。彼岸花が咲いているのですから。
いろいろな人の住むところへ飛んで行けるのは、Blogの
楽しみかもしれません。スロベニアの日本語学習者もよくやって
いましたよ。お宅の教材も来年はぜひ!
Commented at 2014-09-16 10:30
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by KawazuKiyoshi at 2014-09-16 17:25
私の碁敵が、来週からドイツ・オーストリアへ。
なかなか敵もやるものです。
ははは
ここを参考にさせていただきます。
今日もスマイル
Commented by tamayam2 at 2014-09-16 18:23
♡  weloveaiさん、
だれでもできるわけではありませんが、ちょうど機が熟したので
思い切って実行してみました。手作りの旅行ですから、うまく
行けばラッキー、うまく行かなければ自分に文句を言えばよい
だけですから・・・。私の周りにもちょっとした声掛けが必要な
人がたくさんいます。本当にねえ、自分とは
>関係ないと言ってはいられません・・・
誰かが声をかけてくれるだけで、一歩前進できるかもわかり
ません。よいことをなさいましたね。
Commented by tamayam2 at 2014-09-16 18:28
♡  KawazuKiyoshi先生、
ほう、碁敵ですって!碁もなさるのですね。数学、音楽、ゲーム
はどこか通じるものがあるのでしょう。秋のドイツ・オーストリアは
いいですね。ワインもビールもおいしいし。また、ジビエ類、キノコ
もおいしいです。よい旅行でありますように。
Commented by ダンダラ at 2014-09-16 20:30 x
こんにちは
素敵な旅行記ですね。
それに写真が素晴らしいです。
私も5年ほど前の夏に、スイス-フランスと旅行しましたが、蝶の撮影ばかりで観光するゆとりがありませんでした。
ゆったりした気持ちで見知らぬ土地を歩けたら素晴らしいですね。
Commented by tamayam2 at 2014-09-16 22:33
♡ ダンダラさん、
ご承認いただきありがとうございました。チョウ好き、植物好き
の者ですが、どうぞよろしく!今回の旅行で私もスイスの
Kerzersという所の蝶園(Papiliorama)に行って来ました。
蝶園や植物園を巡るものですから、観光するヒマがなかなか
とれません(笑)
Commented by ikutoissyo at 2014-09-17 06:42
遅ればせながらお帰りなさい。
事情があって、遠出はできませんので、このような旅行記は
ワクワクしながら拝見します。

大聖堂の高い天井と柱の細工に見惚れています。
写真なのに、首をあげて、あ~^疲れた!

クジャクチョウ、見てみたいです。
Commented by tamayam2 at 2014-09-17 23:55
♡  ikutoissyoさん、
私もいつか遠出ができなくなるときが来ると思います。
その前にと、今年は、旅が多くなりました。これからは
文字通り【家内】になるように努めないと(笑)
始めの3枚の写真は、みな魚眼レンズという特殊なレンズ
で撮っていますので、天井まで超広角に撮ることができました。
この教会のすばらしさは、本当に息を呑むようでした。
世界遺産です。
Commented by echaloterre at 2014-09-21 22:40
今回もいいご旅行でしたね。
プラハの町は、上から見るとダークオレンジなんですね。
かつて住んでいた南仏の町は、同じレンガの屋根の町でしたが、もう少し明るいオレンジでした。
今住んでいるところは、スレートの屋根が多いので、きっと上から見ると黒っぽい町ですね。

来年も楽しみですね。
ボルドーは再開発が進み、更にいい町になったと訪れた友人たちが口をそろえて言っています。
パリの植物園など、ご一緒できたら楽しいだろうな~。
計画を立てる時期になりましたら、ぜひご連絡くださいね。
パリの植物園には、温室も動物園もあります。^^*
Commented by tamayam2 at 2014-09-22 20:30
♡ echaloterreさん、
スロベニアは良い天気でしたが、プラハはあいにく雨でした。
でも、大降りではなかったので、撮影ができました。
来年はボルドーというので楽しみですが、ワインしか思い浮かば
ない私、ラジオでフランス語講座を聞こうかしら・・・
パリの植物園、ぜひご一緒させてください。それまでWeb-site
でいろいろ調べておきますね。10年ぐらい前にリヨンに行きました。
あそこもワインのおいしいところでしたね。(*^。^*)
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