【683】植物の名を探し求めて

2月にグァテマラに行ったとき、たくさんの植物を見たが、ほとんど名がわからなかった。
名が知りたいと思いつつ過ごしていたが、この連休中に2つの植物の名がわかって
うれしい。
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その1 ピタンガ
グァテマラのかつての首都、アティトランで一番大きいホテル、Casa Santo Domingoで
食事をしたとき、中庭に植えられた植物に赤い実がなっているのに気付いた。
その実の形が、球形ではなく、カボチャのような珍しい形をしていたので、写真を撮った。
花がそばについていたが、その花はギンバイカに似ていた。
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ギンバイカ【銀梅花 フトモモ科 Myrtus  communis】
「ギンバイカの花に似ていた」という記憶から、フトモモ科を捜し、やっとピタンガに行きついた。
あまり日本では見かけない樹木だと思ったが、沖縄、九州では、この果実を採るために栽培
しておられる方もあり、南米では庭や公園などでよく見かける木ということだった。
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別名スリナム・チェリーと呼ばれる果実はヴィタミンCに富み、薬効もあるようだ。
ピタンガはポルトガル語。
アセロラと同様に、健康食品として扱われている。
ピタンガ【Pitanga フトモモ科 Eugenia uniflora】ブラジル原産

その2 ホルトノキ
「ホルトの木」ではなく、「ホルトノキ」が名称。
平賀源内が、この木をオリーブの木と間違え、「ポルトガルの木」と言ったそうだ。
それがなまって「ホルトノキ」になったと
いうややこしい経緯がある。
日本人には外国語の発音はとても難しい。
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珍しい木かと思ったが、さにあらず、国内のいろいろな市で、市の樹木に指定されたりして、
公園や街路樹として植えられていると知って驚いた。
徳島市、大分市や沖縄の浦添市の木。
温帯、亜熱帯に生える。別名モガシ(薩摩方面の方言)

私が見たのは、グァテマラ、パナハッチェルのホテルの庭で。とてもきれいな花と実に
感動して写真を撮った。国内でも、街路樹になっているような木なら、花や実を見る機会が
あったに違いないが、高木になるため、目の高さで見ることが少ないのではないかと思う。
この木は、一部に紅葉のような赤い葉が混じるのが特徴だそうだ。
ホルトノキ【ホルトノキ科 Elaeocarpus sylvestris var. ellipticus】
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この木の名前にたどりついたのは、「モガシ」という別名。植物分類にヤマモガシ科という
科があって、その項を調べていたときに、モガシって一体何だろう??と思って調べたのがきっかけ。
怪我の功名と言おうか、うまく「ホルトノキ」にたどりついた。
この木はホルトノキ科という単独の科に属する。
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我が家で咲いた3番目のラン。 Epidendrumの種類で、ブラジル原産。

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by tamayam2 | 2014-05-07 10:09 | 日々のできごと | Comments(2)
Commented by nenemu8921 at 2014-05-08 22:45
あらら、私もはじめて聞きましたよ。
ピタンガもホルトノキも。
グローバルなtamayamさんの視点も日本に回帰したということですか。
ピタンガはミニトマトぐらいの大きさですか。
どんな味かしら。
ジャムにしたら、どうかしら。(^_-)-☆
Commented by tamayam2 at 2014-05-08 23:23
♡  nenemuさん、
ピタンガの大きさは、サクランボウぐらいです。ミニトマトより
小さいです。沖縄や八重山諸島では、栽培しているということ
ですので、ぜひ食べてみたいです。フトモモ科フトモモ属には、
レンブなどもあります。日本はだんだん亜熱帯化しているよう
ですから、南洋のエキゾティックな植物も身近なものになるかも
しれません。中南米ではすでにジュース、ジャム、アイスクリーム
などに利用されているそうです。なんとなく身体によさそうでは
あります。ふふふ
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