【677】ナショナル・ギャラリーで休息を

ワシントンDCは、政治の中心地ですから、政府の役所に用事がある人、
学会や会議で行かれる方を除くと、ほとんどがアメリカ各州からのお上りさんと
外国人観光客。
c0128628_1963895.jpg

お上りさんだらけだから、私どももなんだか安心感がある。
スミソンアンの施設はみな広大だし、歩く距離も半端ではない。
でも、お疲れだったら、いい場所がありますよ。
それは、National Gallery of Artと呼ばれるすばらしい美術館。
東館と西館の間に地下通路があって東館はセルフサーヴィスのカフェテリアに
なっている。横に割合に充実したギフトショップもある。
c0128628_1975186.jpg

西館の美術館では、ダ・ビンチにも、フェルメールにもお目にかかれます。
お目当ての作品がどの部屋にあるか確かめて見ないと大変なことになります。
各部屋に案内の人が立っていますから、聞くといいでしょう。
写真撮影もOKとは恐れ入り谷の鬼子母神。
c0128628_1982855.jpg

日本と違って、閑散としていますし、ゆったりと座れるすこぶる座り心地の
良いソファーが各室においてあります。
また、建物のコーナーに植物が植っているパティオ風の小庭園があり、
デッキチェアーが置かれているので、とろとろっとまどろむこともできそうです。
非常に居心地よいスペースなのです。
この美術館は、スミソニアン博物館群の中にあって、唯一スミソニアンの運営ではなく、
メロン財団の寄贈物だそうです。

忙しい出張で行かれた方でも、ちょっと休憩したければ、ここをお訪ねになると
いいですよ。もちろん、入館料は無料です。

家人は、ラファエロなど、イタリアの宗教画が見たくて、その時代の部屋を回って
おりました。私は、ソファーに座ってパンフレットや地図類を読んだり・・・
各人の体力に合わせてゆっくり見て歩けます。

美術学校の学生さんが、勉強のために模写することも許されていて、イーゼルなども
貸与してくれるようでした。モネの水蓮の庭の絵です。
c0128628_1985083.jpg

さて、【676】では、自然史博物館の写真を載せました。
その2階に、“生きたチョウが見られる常設展示室“があります。
温室のような場所で、ここは入場料が5$でした。
c0128628_19102655.jpg

c0128628_19104730.jpg

自然史博物館の東側からメトロ、Archive方面に向かうビルとビルとの間に
小庭園があり、そこがチョウの食草が植えてあるスペースになっています。
今回は、まだ植物が茂っていませんでしたが、アブラナ科の野菜や、ミカン科の木が
植わっていました。
c0128628_19112470.jpg

ところどころに、チョウと食草の関係を説明した案内板があって、私のような
チョウ好きにとってはたまらなく楽しい空間です。
地図には、なせか Sculpture Garden(彫刻庭園)と書いてありますが、彫刻はなく、
チョウの好きな食草とベンチがあるだけの通路です。
夏なら、チョウがあちこちで舞っている姿を観察することができるでしょう。
過去ログ:2007年10月  チョウの集まる茂み
     
National Galleryは、その庭園から7th Street を渡ってすぐのところにあります。
メトロの最寄駅は、 Archive-Navy Memorial(黄色/緑 Line)か
             L’ Enfant Plaza(オレンジ/青 Line) 
c0128628_1914524.jpg

スミソニアンの施設の一つ、National Zoo(国立動物園)の中にも
生きたチョウを見せる温室があるのですが、非常にわかりにくいところで、
爬虫類(Reptile)館の裏手、Invertebrates(無脊椎動物館)から入り、
イソギンチャクなどの展示室を通りすぎ、最後の展示室が生きたチョウのいる室に
なっています。今回行ったら、ちょっと縮小されており、
“Julia”と“Zebra”いう2種類のチョウしか見られなかったので、ちょっと
がっかりしました。

はぁ~、昆虫は、無脊椎動物に属するということを再認識しました。
イソギンチャクと同類だって?!?

[PR]
by tamayam2 | 2014-04-22 19:15 | たび | Comments(10)
Commented by sumiko33m at 2014-04-23 06:51
おはようございます!
アメリカに可愛いお孫さんがいらっしゃるのですね
沢山の触れ合いを楽しまれて来られた事でしょうね。
桜の満開の季節に訪れて、日本と違ってゆったりした
雰囲気が感じられて、羨ましく見せて頂きました。
Commented by tamayam2 at 2014-04-23 07:31
♡ sumiko33mさん、
アカゲラの美しい写真を見てうらやましく思いました。
私は、まだ本物を見たことがありません。娘の家の庭
でもときどきwood pecker(キツツキ)を見ることがある
そうです。木が大木なので、梢のほうだとくわしくは見えません
が、音でわかるそうです。♂と♀で色が違うのですね。
Commented by weloveai at 2014-04-23 08:30
中心都市の住宅地、素晴らしい所にお住まいですね。
アメリカは住む所がとても大切だと知らされてきました。
長く住まわれてる高齢者のお宅のオープンハウスを見せて頂きましたら、ため息が出る優雅さで間取りは一緒でも中は別世界でした。
娘が、母さんの時代の人が憧れるスタイルねと申すのです。
若い人の感覚とは違うようです、確かに若い方のお宅はモダンでした。
お嬢さんのお宅もシンプルでモダンでしたか?

美術館のあり方が日本とは全く違い、豊かで自由な象徴でしょう
カメラも模写も自由なんて考えてる根本が違うのでしょう。
花博が浜松の2か所で開催されてますが、
高齢者への割引もなく広い会場を歩くことがままならないのに
「おもてなし」を忘れてる様です。

Commented by tamayam2 at 2014-04-23 10:29
♡  weloveaiさん、
同じころに同じようにアメリカに旅した私たち。お宅の記事を
拝見していると子供たちのはつらつとした活動、おばあちゃま
のご活躍・・・がよく伝わってきます。うらやましいです。
新しい家は、改築もインテリアも専門家にまかせたとかで、
統一はとれておりますが、やはりモダンな様式でした。ドアのノブ
一つにも一貫性があってなるほどと感心したり・・・統一性のまるで
無い我が家のごちゃごちゃ様式も味があると思ったり・・・
日本の「おもてなし」・・・オリンピックに向けて洗練されなければ
と思います。商業主義が表に出て、騒々しいのは困りますね。
Commented by KawazuKiyoshi at 2014-04-23 11:22
ゆったりとした気分が持てる美術館、博物館。
日本ほどせかせかしないのが好いですね。
写真撮影も、パリと同じですね。
いい旅を。
今日もスマイル
Commented by kanmyougam at 2014-04-23 12:14
こんにちは。
13日帰ってきた千葉の友人がアメリカのミュージアアムを巡ってきました。
ワシントン・ポトマック河畔の桜の花見、③美術館巡り(ボストン美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、同グッゲンハイム美術館、同フリック・コレクション、フィラデルフィア美術館、ワシントン・ナショナル・ギャラリー)でした。
とありましたのでたいへん頑張ってきたのだと思うことでした。
ワシントンナショナルギャラリーにも訪ねていました。
Commented by tamayam2 at 2014-04-25 06:14
♡ KawazuKiyoshi先生、
パリでも撮影OKなのですか。この美術館では作品に触らない
ように(当然です)との注意書きを見ましたが、非常におおらかで
こちらが心配になるほどでした。入館のとき、カバンの中身チェック
がありますが・・・
お宅のBlogでヒナゲシのドラマ拝見しました。まるで、動画の
よう。時間をおいて撮影なさったのでしょうか。心がほっこりします。
Commented by tamayam2 at 2014-04-25 06:21
♡  kanmyougamさん、
ほう!千葉のご友人のすごい行動力に敬服します。
アメリカの美術館は、やっぱりすごいです。お金がありますからね。(笑)

一日一つの館を訪ねるいう計画で、ゆっくり回ってみたいですね。
美術館、植物園、動物園、水族館、樹木園・・・いつも新しい町へ行くとき
には、チェックします。大人の愉しみです。
Commented by nenemu8921 at 2014-04-25 17:15
素晴らしい旅行をされましたね。まったく、羨ましいことです(^_-)

すべてのことを学ぼうとは、もう、思わないけれど、マイルールで付き合えるのは素晴らしいですね。

tamayamさんのフリースタイルは気持ちいいです(*^。^*)
Commented by tamayam2 at 2014-04-26 09:48
♡  nenemu8921さん、
ははは、nenemuさん、その後いかがですか。
私もこのごろは、老境に入ったのか、
>すべてのことを学ぼうとは、もう、思わないけれど・・・
そういう心境です。お互いに自分の見たいもの、自分の心に
沿うものを追及してまいりましょう。(笑)
春らんまんですが、人の往来が激しく、春は瞬く間に
過ぎ去ろうとしています。お元気で!
<< 【678】4月初旬のアメリカで 【676】スミソニアンの豊かさ >>