からし種というと、小さなもののたとえ。聖書、マタイによる福音書
13章31~32節では: 「天の国はからし種に似ている。人がこれをとって畑に蒔けば、 どんな種より小さいのに、成長するとどの野菜より大きくなり、 空の鳥が来て、枝に巣を作るほどの木になる。」 キリスト教信者なら、一度はこの聖句を耳にしたことがあり、昔から、 からし種を見てみたいものと思っていた。 教会のKさんが、昨年マルタ島を訪問し、その種を手に入れたと 聞いたので、発芽したら、分けてね、とお願いした。 今年の春、10㎝ばかりの苗をいただいたので、ベランダの一番日の当たる ところに置き成長を楽しみにしていた。7月、ぐんぐん伸びて1mほどに 達し、黄色い筒状の花が咲いた。Kさんに報告すると、「あなた、育て方が お上手ね」などと言われ、ますますいい気分になり、写真に撮った。 さて、インターネットで調べてみると、食用のカラシは、西洋がらしでも 和がらしでも、カラシ菜の種を用いるとあり、カラシダネの木というのは、 どうやら我々がマスタードとして認識している香辛料とは別ものだとわかった。 いろいろなキリスト教教会がこの苗を栽培したり、信者に配布しているのだが、 その中のある記事を読んで仰天した!? この植物は、じつは、キダチタバコというタバコの種類で、 激しい食中毒を起こすという。どの部分も決して食用にしないようにと、 保健所、厚生省が注意を喚起している代物だった。タバコの種類なら、大変なこと!! ロマンティックな気分が一遍に吹き飛んだ。 キダチタバコ【木立煙草 ナス科 Nicotiana glauca】南アメリカ原産 この夏に近所で見かけたいろいろなハーブたち。 ポリジは食用に、 アマは、油絵で使う亜麻仁油に、 あるいは、繊維として使われる。 こちらは、皆さんがよくご存じの日本の野菜。 そう、あのキンピラごぼうになる牛蒡(ゴボウ)の花ですよ。 こちらは、新宿区の植え込みで見たものですが、ブラシの木、 オーストラリア、ニュージーランドで、どこでも繁茂している木です。 ビンを洗うブラシとして利用するかって? いいえ、花の形がブラシに似ているだけで、ブラシの代用になりませぬ。
by tamayam2
| 2013-08-03 19:57
| 日々のできごと
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