【615】ケルン中央駅

2004年~07までドイツに滞在中、一番よく行ったところは、ケルン中央駅
交通の要衝の一つである。ヨーロッパの主要都市を結ぶ国際列車IC、
特急のICEのほとんどがここを通る。
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今回、葬儀のために、急きょドイツへ向かったときも、東京⇔フランクフルト間の
航空チケットを予約し、フランクフルト⇔ケルン間は特急列車ICEを利用した。
特急なら、約1時間。とても速い。値段は、片道€50ぐらい。
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しかし、この国では、列車は予告なしによく遅れ(10分や20分遅れはざらで)、
予告なしにその便がキャンセルになることもある。
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過去の経験からそういういう事情を熟知していたので、ケルンから帰国するときには、
たっぷり時間的余裕を持って駅に着き、列車の前売り切符を買っておいた。
しかし、だ。
6月18日の朝、8:20発の特急列車を待っていると、8:10に突如アナウンス。
「その便は無くなった」と。
・・・あわわ。
代替えの便は、8:55発のバーセル(スイス)行、それに乗るように・・・と。
キャンセルになった便の座席予約もしておいたのにぃ!!
代替えの列車は、すでに混んでいる上に、キャンセル便の人が乗り込んできて、
もう、イヤ!
空港から外国に行く人の荷物は、大きいし・・・やっと見つけた自由席に荷物を
抱えて座ることになった。私の場合、利用した航空会社のカウンターが鉄道駅から
比較的近かったので、滑り込みセーフでチェックインすることができた。
やれやれ! これがドイツだっ!
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日本で、新幹線が発車10分前に、「この便は、無くなりました」と平然と言って
不通になることがあろうか、いや決してそのようなことはあり得ない。
あれば、平謝りに謝るであろう。
ケルン駅でも”Entschuldigung” (すみません)と言っていたが、それは、じつに
機械的に繰り返すいつもの常套句なのだった。
反省の色なし。
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私は、8:20の便に乗るため、十分余裕をもって駅に行った。
それは、ケルン中央駅(Hbh )の1番線のプラットフォームから、
Dom(ケルン大聖堂)の威容をもう一度見たかったから、それと、1番線フォームの
先のほうのフェンスに二人の天使像の遺跡がはめ込まれているのを確認したかったからだ。
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おそらく、大聖堂の建造過程(16 ~19世紀のいつか)に出た遺跡で、行き場がなくて、
駅の垣根に使われたものか・・・。私の以前のBlogでは、この天使たちが表紙を
門番のように守ってくれていたのだ。
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こちらは、友人宅でごちそうになった今が旬の白アスパラガス
日本で言えば、筍かな。土から掘ったばかりの白アスパラガスは、
やわらかく、甘く何とも言えないほど、おいしい。一人、8~10本ぐらい
ホランダース・ソースをかけ、生ハム、ゆでジャガイモと共に食べる。
 
こちらは、先日箱根湿生花園で見た、“ヒマラヤの青いケシ”
【ケシ科 Meconopsis属】
非常に珍しいものだが、最近では、ちょくちょく植物園で見ることができる。
植物のDNA研究が進んで、研究室の中で、クローンを作ることが
できるようになったからだ。コバルトブルーから、淡い空色、ピンクのものまで
色々な種類があるようだ。

by tamayam2 | 2013-06-29 15:27 | たび | Comments(18)
Commented by echaloter at 2013-06-30 02:35
ドイツでも列車の遅れ、列車の削除?!があるんですね。
フランスだけかと思っていました。困ったものです。
特に大きな荷物を持っていたり、飛行機への乗り継ぎがあるときには
はらはら、イライラしますね。経験者は語るです。

白いアスパラ、ほんと!日本の筍の存在と似ていますね。
季節になると一度は食べないと・・・そんな気持ちになります。

nickさんのところで初めて見たヒマラヤの青いケシ
tamayamさんのところでも見られて嬉しいです♪
あーー、でもそうか、植物がクローンでできちゃうんですね。
そういう時代になったのですね。
Commented by nenemu8921 at 2013-06-30 07:58
どこの国にもそれぞれのお国事情があるものですね。
お疲れ様でした!

ヒマラヤの青いケシはクローンで増殖されているのね。
上三依水生植物園に撮影に行こうかなと思っていました。
それでは、今後はもっとあちこちで見られるようになるでしょうね。

トップの画像、とてもすてきです。

ホワイトアスパラは缶詰しか知りませんが、生食はグリーンと同じ味ですか?
Commented by tamayam2 at 2013-06-30 15:52
♡  echaloterさん、
フランスのご同様なのですね。ドイツのDB(昔は、Deutsche Bahnの
略称で国営だからわりに気合いが入っていたらしいのですが、今は
民営化され、ただの冠詞がついてdie Bahnの略になって以来)この
鉄道は、非常に時間に大らかです。しかし、これしかないから、乗らない
わけにはいきません。こちらの人は、簡単には謝らないし、もし飛行機
に乗り遅れたら、自分でDBから遅延証明書を得て、自分の掛けた旅行
保険で被害額を埋めるしかないですね。(私もそのことを考えました。)
Commented by tamayam2 at 2013-06-30 16:24
♡  nenemu8921さん、
ホワイトアスパラガスは、日本のより太く(直径2cm以上)甘い
のです。もっともゆでるとき、塩と砂糖を入れます。皮をむいて
ぐつぐつ20分もゆでるのです。これがメインディッシュなので、
これだけでお腹いっぱいになります。シーズンになると戸外の
臨時市場で売っています。安くもないのですが、これを
食べないと夏が来ない感じですよ。初鰹みたいかァ。
Commented by kanmyougam at 2013-07-01 10:14
“ヒマラヤの青いケシ”・・・のブルーがとっても新鮮に見えます。
地肌の蝕感も違って見える。
色彩を扱うことを仕事にしているからかとって興味深い。

ドイツの列車の変更中止についてのお話チョット驚きです。
日本以上に精確に走る国とイメージしていましたから・・・・、
バンジョガネの国だから
バンジョガネ(曲尺・・・・・・大工さんのものさしの意味)・・・・・・
寸分たがわぬ事を要求される・・・
お国柄と思っていました。
tamayam さんお元気ですね・・・暑さ本番ですきをつけましょう
お互いに。
Commented by ikutoissyo at 2013-07-02 08:46
列車の突然の遅れや削減に利用者は文句を言わないのですか?
そのおおらかさは、他のことでもそうなんですか?

白いアスパラ、子供の頃洋食を食べに行くと、付け合せには必ず缶詰のアスパラが付いていました。好きではありませんでしたが
我慢して食べました。
つい最近、生のシロアスパラを頂いて、PCで茹で方を検索して
(砂糖やレモンを入れて)食べました。
美味しかったのなんのって・・・。
Commented by tamayam2 at 2013-07-02 09:17
♡  kanmyougamさん、
自然界で、ブルーの花やこのようなコバルト色が少ない
せいか、本当にはっとする美しさでした。
ドイツは、なぜか厳格、時間にきびしいと思われていますが、
それを言うなら、英国でしょう。特に鉄道の遅れは、慢性的で
困った経験が多いです。移民も多いし、あまり厳格なことを
言っては生活が成り立たないでしょう。なんとなく帳尻を合わせて
皆文句を言わずに我慢しているということでしょう。我慢強さは
筋金入りですから・・・(笑)
Commented by tamayam2 at 2013-07-02 09:33
♡  ikutoissyo さん、
皆、ブーブー文句言っていますよ。でも文句を言っても改善はなされ
ません。駅員や、店員が日本のようににっこりほほ笑むことは
なく、必要なことだけしか言いませんので、一層高圧的に
響きます。要するに愛想が悪いのね。その替り、職業的な
べたべたしたお世辞はないので、話は直接的で分かりやすいです。
日本でも白アスパラガスを時々見かけます。北海道あたりで
作っているのでしょうか。砂糖を入れてゆでるというのが
コツですね。表面の皮を剥くのですが、その皮から良いスープの
だしが取れます。無駄なく使えます。
Commented at 2013-07-03 05:42 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2013-07-03 10:58
♡  cimarronさん、
巣立ちの写真拝見しました。ありがとうございます。
Blue Poppyは、きっと高地が適しているのだと思います。
私が見たのは、長野県八方尾根の五竜植物園など
標高が1,000m以上のところでした。なにしろヒマラヤに
生えているのですから・・・
Commented by KawazuKiyoshi at 2013-07-03 13:08
いやー、すごい旅。
乗る予定の列車がなくなった、なんて
経験がありません。
でも、楽しそうですね。
ふふ
今日もスマイル
Commented by tamayam2 at 2013-07-03 19:21
♡  KawazuKiyoshi先生、
は、は、これがドイツなんですよ。私は、ドイツ滞在の後では
心臓に毛がはえたのか、もう何があってもそう驚きません。
しかし、Blogでその話を書くと、ちょっと気が済むかなぁ~ふふ
Commented by aamui at 2013-07-04 07:58
このブルーがあちこちで見られるようになって来たのですね こちらでは綺麗な青いアガパンサスが多く見られるようになりました オ-ストらリアで邪魔にされていた事が信じられないです 
Commented by school-t3 at 2013-07-05 23:25
こんばんは。
ちょうど娘とイタリアの飛行機事情について話したところでした。
「日本みたいに時間どうりには飛ばないんだってね。」と言いましたら
「時間どおりは日本だけ。」と返されました。
それでもドイツだけは日本と同じだと思っていましたのに
違うんですね。
「ブルータス、お前もか」って感じです。
で? イギリスはきちんとしているんですか?

ヒマラヤの青いケシ・・
実に美しい色ですね~
Commented by tamayam2 at 2013-07-06 21:39
♡  aamuiさん、
アガパンサスの青は今本当に美しいですね。大振りの花が
よく見られるようになりました。今、米国から孫が来ていて、
伊豆半島に小旅行をしてきたのですが、そこでもアジサイ、
アガパンサスをたくさん見ました。スカッと晴れるといいの
ですが・・・まだ梅雨が明けないので、仕方がないですね。
Commented by tamayam2 at 2013-07-06 21:44
♡  school-t3さん、
ははは、「ブルータス、お前もか」ですって!そうそう。
EUはいろいろな国や民族の集合体ですから、いろいろな
考え方の人、能力の人、強い人、弱い人・・・何とか帳尻を
合わせて生きているのですから、常に我慢が必要です。
イタリアなどラテン系の人たちは朗らかですが、笑い飛ばして
生きて行かないと仕方がないのでしょうね。ふふふ
Commented by dojou7 at 2013-07-08 08:39 x
ご無沙汰です。
2004年に長女を連れてフォトキナへ行ったとき、ボンからケルンへ通ってました。その後アムステルダムへ鉄道の旅。

娘は、日本ではあり得ない!と連発でしたが、3日目には日本がおかしいんだね、と世界の基準を理解したようでした。
Commented by tamayam2 at 2013-07-08 15:55
♡  dojou7さん、
あちこちでご活躍の様子、拝見しております。2004年の
フォトキナなら、私も出かけたと思います。ボン、ケルン、そこから
オランダの旅、お嬢様とご一緒で・・・思い出の旅でしょうね。
私も初めて欧州に住んだときには、有りえない!と怒っていました。
そのうち、なんだか平気になりました。今、米国から娘が来て
おりますが、日本のサーヴィス業の人々の礼儀正しさ、仕事の
正確さ、に感嘆の声を上げております。いいなぁ~日本は!と。
外に出て気づく日本の肌理細かさなのでしょう・・・ふふふ
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