【600】Blog開設600回 げんげそうの歌に寄せて

ちょうど1年前の5月5日に、500回目でした。1年で約100回更新した
ことになります。初めてExcite Blogを開設したのが2007年 8月2日。
6年経って、600回ですから、やはり年平均100篇の写真つき短文を書いた
ことになります。今日は、ちょっと回顧的なお話をさせてください。
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♪・・・ねんねのお里のげんげ草
      ぽちぽち仔牛も遊んでる。
        牧場の牧場のげんげ草
          誰だか遠くで呼んでゐる。

この歌は、北原白秋作詞、中山晋平作曲の童謡で、昭和6年ごろの日本童謡曲集に
収録されている童謡です。あまり知られているとは言いがたいこの歌について
以前、Blogで知り合った方がこの歌の思い出を書いておられ、飛び上がるほど
驚いたことがありました。私にとって、どこか幻想のようなこの歌を、
現実に知っておられる方がいたという事実に驚いたのです。
消えがてのうた part2 

なつかしい、なつかしい歌です。
私の幻想では、この「ねんねのお里」は、幼児のころ一時期疎開していた
奈良県・富雄という場所につながるのです。
戦後まもない昭和21年、22年(1946~47年ごろ)のころです。
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近くに小川が流れており、家の横の畑には一面にレンゲが咲いていました。
仔牛がいたかどうか、記憶にないのですが、近くにレンズ工場があって・・・
レンゲ、タンポポ、スミレがいっぱいのこの原っぱが私の遊び場だったのでしょう。
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当時母がよく歌ってくれたこの歌のイメージと、おぼろげな幼少時の記憶がいっしょになって、この場所が私の頭の中で「ねんねのお里」、あるいは、
「げんげのお里」として定着したらしいのです。
2番以下はこのように続きます。

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♪~ねんねのお里はよい田舎
   ぽつぽつお汽車で下りたなら。
    道はひとすじ田圃道
     藁屋に緋桃も咲いてます。
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♪~ねんねのお守はゐやせぬか
   ちよろちよろ小川もながれてる。
     いつだか見たよな橋もある
      小藪のかげには閻魔堂。
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♪~ねんねのお里で泣かされて
   お背戸に出て見たげんげ草。
      あのあの紅いげんげ草
         誰だか遠くで呼んでゐる。

曲は ここ⇒ 聞くことができます。

家の横を流れていた小川、近くにあった、御堂。
閻魔堂であったかどうか・・・ほの暗い場所に御堂があり、薄暗い竹林があり、
子供心に怖かった思い出があります。
遠くから聞こえる人の呼び声、牛の鳴き声・・・
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最後のフレーズ、♪~あの、あの紅いげんげ草・・・母の繰り返し歌っていた
声が聞こえてくるようです。

当時は、妹もまだ生まれていなかったので、この風景を記憶しているのは、今や
私だけになりました。いくら、小川にかかる橋の角にあったこの家の話をしても
老女の繰り言にしか見えないので、黙っておりましたが、白秋の描いた風景が
あまりにも私の記憶にある、あの場所にそっくりなので、驚いてしまうのです。
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おそらく、昭和初期に、日本中のどの場所にでもあった一風景なのでしょう。
きっと、みな様の記憶の中にもそういう原風景というような、大事に
心にしまっておきたい場所があるに違いありません。

最近、げんげ草(れんげ草)を見ていないので、写真がありません。
赤城自然園で見たスミレの数々を載せました。

by tamayam2 | 2013-05-02 14:07 | 日々のできごと | Comments(12)
Commented by tabikiti at 2013-05-02 17:32
毎年れんげ草の季節に、田舎には帰るのですが
子供のころの 
一面れんげ草の景色はなくなって、片隅に少し咲いているぐらいです。
女の子はれんげ草で首飾りとか、男の子は白れんげ草とか探して遊んでいた事を思い出しました~^^
Commented by tamayam2 at 2013-05-02 18:45
♡  tabikitiさん、
そうですか、やはり今、一面のレンゲ畑を見ませんね。何でも
化学肥料におまかせなのでしょう。蓮華は、土中で窒素を
固定するので、昔は、休耕地などに植えられていましたのに。
連休はいかがですか?東京は、なんだかうすら寒く、床暖房を
していますよ(トホホ)
Commented by nick-2 at 2013-05-02 20:10
スミレの名前ですが、最初から2枚は、アケボノスミレ、次がタチツボスミレ、次の花びらに青が飛んでるのは見たことがありません、野生種ではなさそうです。
葉が細いのはヒゴスミレ、黄色はキスミレ?かもしれません。
Commented by tamayam2 at 2013-05-02 21:32
♡  nick-2さん、
スミレについては、全く自信なく、おすがりしてしまいました。
やはり、アケボノスミレでしたか。青の点々があるのは、きっと
園芸種だろうと思いました。匂いスミレというものは、ここには
ありませんが、やはり香がいいのでしょうか。今度は、匂いも
気をつけましょう。肥後スミレ、叡山スミレ・・・まだ区別がつき
ません。数多くみて、名を覚えるようにしましょう。感謝!
Commented by aamui at 2013-05-03 11:24
一面の蓮華草の中で遊んだ事は宝物になっています スカートが早くはきたくてせがんだ事が懐かしいです スカートをはくと春の小川で足をぴちゃぴちゃしたわ*^_^*
Commented by ふく at 2013-05-03 12:05 x
最近自分の出自を紹介する機会があって
奇しくも4歳まではレンゲ花咲く栃木県下都賀具
と申しました。
血のつながりのどのへんか定かでないサブあんちゃんという
優しい親類に見守らつつ遊んでいた風景が
おぼろげながら浮かぶのです。
花や虫が好きな訳ねえ。
Commented by tamayam2 at 2013-05-03 15:50
♡ aamui さん、
aamui さんも蓮華草の中で遊んだのね。スカートをはいて、小川
で足をぴちゃぴちゃして・・・そんな思い出がだれにもあるのね。
初めて、ストッキングをはいたとき、初めて口紅をつけたとき・・・
aamui さんの故郷は信州でしたね。そろそろ、信州では若葉が
一度に芽吹いてくるわ。
Commented by tamayam2 at 2013-05-03 16:00
♡ ふくさん、
栃木間下都賀郡ですね。日光線、両毛線が走っていますね。
蓮華が咲いている原っぱがあったのですね。そう、そういう原っぱ
があって、おままごとごっこなんかしたわね。その当時は、家には
遠縁の人などが出入りしていたし、親類づき合いがもっと密だった
わね。それから、上野へ越してこられたの?
Commented at 2013-05-04 13:33
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2013-05-07 13:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2013-06-08 15:24
♡  weloveaiさん、
せっかくお勧めいただいたのに、忙しさにかまけ・・・
大変失礼をいたしました。後で、見て考えてみます。
感謝して
Commented by tamayam2 at 2013-06-08 15:27
♡  cimarronさん、
冬の寒さが厳しいところなのね。ヘラボレスが腐ってしまうとは。
この曲は、なつかしい曲なのにYouTubeになくて・・・
Quick timeの新しいversionがないと聞けないみたいです。
cimarronさんが、知っている曲かなぁ~
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