【585 】わが町

ここ二、三日、急に暖かくなりました。
みな様のところは、いかがですか。何だか、固く縮こまっていた体が活動したがって
いるようです。

Yamyam町は、東京23区内にあって、フツ―の勤労者が住む、ごくごく
フツ―の町なのですが、駅から住宅街に至る商店街が少しずつ変化していることに
気づきます。
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シャッターを閉ざしたままの店があります。しばらくすると
新しいオーナーにとって代わって、新らたな業種の店ができるのですが、
それが、ことごとく、私の生活とあまり関係のない店なのです。
ということは、私のような居住者はこの町の住民のマジョリティから外れてきた
ということかもしれません。
たとえば、100円ショップ、ネイルサロンや、古着屋さん・・・
そういう店を利用しないもんネ。
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その他に、針・灸・マッサージなどのサロン(?)、整形外科や整骨院・・・
駅から家までの道にそういう店とか医療施設が、いくつできたでしょうか。
この町に骨折、骨のトラブルを抱えている人がそんなにいるのでしょうか・・・。
日焼けサロン、マッサージ、リラクスゼーションなどの店を加えると更に多くなる。
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そして、変化したことと言えば、昔ながらの店が減ってしまったこと。
たとえば、豆腐屋、八百屋、魚屋、手芸屋、文房具屋・・・だから、ちょっと
こだわりのある文房具を買うにも、電車に乗ってデパートまで行かなければならない。
デパートにも商品のアドヴァイスができるプロが少なくなってしまった。
専門知識のないアルバイトの店員のような人ばかりで、何を聞いても、
鳩が豆鉄砲喰らったような顔をするばかりだ。
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○○という商品は、無いでしょうか? あ、そういうのなら、「百均」で
売っているんじゃないですか? え? 
「百均」って?
100円ショップまで、短縮形にされちゃう! 

その100円ショップに出かけて見れば、確かに似たようなものが100円で
売られている。これじゃ、プロは育たないわけだ。

老舗のようなプロの売り手が商品を管理している店が閉じられて、その跡地にできるのは、
100ショップのような、根なし草の店ばかり・・・そうやって街から
モノを大事に使うというような生き方がだんだん遠ざかってしまう、
そんな気がするのです。

写真は、庭に来るメジロ。今週、箱根で見たシダとサルノコシカケ。

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by tamayam2 | 2013-03-08 12:28 | 日々のできごと | Comments(10)
Commented by tabikiti at 2013-03-08 12:41
高知の田舎でも
同じような、フランチャイズのお店で景色が同じです。

簡単に手に入るものは、簡単に無くなります~^^
Commented by tamayam2 at 2013-03-08 13:36
♡  tabikitiさん、
ほぅ!お宅のほうもそうですか。(驚)あなたの下の言葉は、
至言ですねぇ。
>簡単に手に入るものは、簡単に無くなります~^^
Commented by school-t3 at 2013-03-08 15:45
あらあら。
もしかして街にお年寄りが多くなりました?
お年寄り相手のお店が多くなったような気がするのですが・・

100円ショップ=100均と違います?
勝手に100円均一だと思い込んでいました。

地方は車社会です。
大きな駐車場のある郊外のお店ばかりが生き残っています。
専門店が消えるのは残念ですね。
Commented by kanmyougam at 2013-03-08 17:42
市町村合併があって街外れはかつての自治体であった頃の自治力もなくなって町並みもシャッターどおりです。
仰るとおり豆腐屋、八百屋、魚屋、手芸屋、文房具屋・・なども、老舗も
姿を消しました。
大事にしてきた生活のあり方もお年よりの知恵袋も活躍の場を失いました。
一度壊したものはもう一度生かすには途轍のない時間を必要としそうです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-03-08 19:00
まったく「その道のプロ」はいなくなりましたね~
政治家を筆頭に・・・・
たしかに100円shopは便利かもしれませんが、まわりまわって亡国につながるような気がします。
物作りの技術が評価されない時代になってしまいましたね。
Commented by tamayam2 at 2013-03-08 21:36
♡ school-t3さん、
そうですね、私はこの町に60年以上住んでおりますが、歩行の
頼りない老人が目立ちます。いずれわが身でしょう。そういう
我が家人も最近そういう骨関係の診療所のリハビリに通うよう
になりました。歩いて行ける距離にそういう施設があることを
寿ぎますが・・・玉石混淆でどれがよいのやら・・・あ、百均ですね。
百金と思い込んでいました・・・ご指摘ありがとう。
Commented by tamayam2 at 2013-03-08 21:42
♡ kanmyougamさん、
地方の町も都会の町もだんだん同じような風景になり・・・
つまらなくなってしまったわね。>一度壊したものは・・・・
おっしゃる通り、昔に帰ることはできません。なんだか、世の中が
一本調子の平板な風景に見えてきて、残念に思います。観光地は
作りものの「ふる里」志向だったり・・・おかしいですね。
Commented by tamayam2 at 2013-03-08 21:47
♡ kimiko_shibata1 さん、
本当にねぇ~!なんだか日本国中の町がのっぺぼうで画一的に
変化していくことに恐れをおぼえます。どんどん買い、どんどん捨てて
日本の経済は栄えていくのかもしれませんが、なんだか、それは、
とても傲慢なことのように感じます。
Commented by echaloter at 2013-03-08 22:01
tamayamさん、こんにちは。

子どものころに近所にあった当時の普通の商店街をときどき懐かしく思い出します。豆腐屋、八百屋、魚屋、手芸屋、文房具屋・・・結構便利でしたよね。遠くのデパートへ買い物へ行くのは、お中元やお歳暮の時期だったり、あとは特別なことがあるときだけだったかな。
その商店街があった私の故郷は、今や30階建てのマンションがいくつか建つような町になり・・・私の故郷は、心の中のかつての小さな町になりましたよ。^^*
若い店員さんとの会話がここまでになってるとは知りませんでした。
フランスの商店にはまだ専門店が残ってるかな。でも、ショッピングセンターも増えています。
プロが消えていきますね。
積み重ねてきたものが消えてしまうのは残念ですね。
いろんな大事なことを次世代に伝えていくのには、人の一生が短すぎるのかな。
たくさんのものを次々に買っている人たち、幸せなのかな・・・と時々思います。
Commented by tamayam2 at 2013-03-09 19:45
♡  echaloterさん、
>私の故郷は、心の中のかつての小さな町になりましたよ・・・
30階建のマンションが建つと大型スーパーができ・・・その土地に
植えられたこともない外国の樹木や草花が植えられ・・・だんだん
昔の日本の住宅街ではないnew townができてゆくのね。
ドイツの私の住んでいた町は、土曜日は、半ドン、日曜日はスーパー
デパートが休店でしたから、人々は休日や夜間にショーウィンドーを
眺め、よくよく考えてからモノを買っていました。もっとも消費税が19%
でしたから、熟考の末、購入しないといけなかったのです。
何だか経済がスロ~な感じでしたけど、堅実でした。百均のような
1€ショップもできつつありました。(笑)
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