【581】変わった植物2つ

1.カンアオイ
私は以前から植物一般に関心があるが、ウマノスズクサ科
植物に特に関心をもったのは、わりに最近のこと。
何を隠そう、チョウがこの科の植物を好んでいるからに他ならない。

過去ログ:キューガーデンで      2007年10月
     高尾山でウマノスズクサに  2009年 5月
     ジャコウアゲハを見た    2009年8月            
     バオバブの木         2011年9月
     新宿御苑温室で       2013年 1月

日本固有の植物で、ウマノスズクサ科のカンアオイ(寒葵)というのがある。
ランやバラと同様、世の中には、この変わった植物の愛好家がおられ、
鉢植えのカンアオイの展示会などをみたことがある。最近行ったつくば実験
植物園では、絶滅危惧種VUのカンアオイのいろいろな種類を展示していた。
主に、琉球諸島のものが多かった。

カンアオイは、葉は、常緑の立派なもの。徳川家の葵の御紋のような葉脈が見える。
春先に見られる美しい蝶、ギフチョウやヒメギフチョウがカンアオイの仲間の
ウスバサイシン(薄葉細辛)の葉に卵を産むと言われている。
私は、このチョウの実物を見たことがないが、カタクリの花が咲くころ、毎年
たくさんのBloggerがきれいなヒメギフチョウの写真を見せてくださる。

一般的にカンアオイの花と言えば、とても小さく、目立たない色で、葉をめくると
その根本のところに小さな花が固まっている。
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植物園で見たカンアオイは、非常に大きな花で、(ちょっとグロテスクな!!)
フジノカンアオイは、奄美大島原産。
フジノカンアオイ【藤野寒葵 ウマノスズクサ科 Heterotoropa fudsinoi】
藤野寄命氏という明治の植物学者の名がついている。
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もう一つのは、屋久島原産のAsarum yakushimanse

2.モウセンゴケ
モウセンゴケは、ハエなどの昆虫を取る食虫植物である。厳しい環境の
湿地などで、植物は、昆虫かた栄養をもらわないと生きていけないのか・・・
ねばねばした触手で虫を捕まえ、食べてしまうのだ。
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こちらは、夢の島熱帯植物園で見たナガバノモウセンゴケのようだ。

下は、オーストラリアのモウセンゴケ。放射状にスプーンのような触手を
拡げている姿が珍しかったので、撮影した。
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こちらは、家のエサ台に毎日来るヒヨドリ。
みかん、リンゴ、パン、バナナを盛大に喰い散らかして辺りを汚していく。
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by tamayam2 | 2013-02-06 11:50 | 日々のできごと | Comments(6)
Commented by nenemu8921 at 2013-02-06 20:12
こんばんわ。
いつもユニークな切り口のエッセイに惹かれます。
読ませますね。
いや、写真も素敵ですよ。貴重画像が多いですもん。
tamayamさんらしい植物の好みですね!!
蝶の食草としてのカンアオイなのね。
不思議な雰囲気の花が多いですね。
モウセンゴケの花を見たことがありますか?小さな花ですが。
食虫植物も可憐な花を咲かせますよね。
オーストラリアのモウセンゴケはどんな花を咲かせるのかしら?
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-02-07 07:16
カンアオイ、ウスバサイシン、などは地味な花ですね。
昔、子供が小学校の頃、伐採された枝にヒメギフチョウの卵があるから・・・と赤城山へ取に行き、
家で羽化させたことがあります。
見事な蝶でした。赤城山へ戻したのですが・・・・
その時、家にもカンアオイを植えました。
ギフチョウ、ヒメギフチョウは生息地が限られますし、年に一度の出会いですから難しいですね。
屋久島カンアオイは迫力ありますね。
Commented by tamayam2 at 2013-02-07 17:31
♡  nenemu8921さん、
こういうオタクみたいな記事で気が引けるのですけど、自分の
備忘録として記録しておかなくちゃと、観察したら、なるべく日を
置かず記録しております。オーストラリアのモウセンゴケの中央に
立っているものが花だと思いますが、まだつぼみみたいです。
今度行ったら、確認しておきます。今は、戸外はほとんど何も
見えない状態ですが、ここの温室は最近特に整備されてよく
なりました。暖かくなったら野外にでましょう。
Commented by tamayam2 at 2013-02-07 17:35
♡  kimiko_shibata1さん、
お宅でヒメギフチョウを羽化させて、赤城山に戻したって、すばらしい
お話ですね。お宅にもカンアオイがあるのですね。山野草の店では
とても高価な値段がついています。地味な花なのに、japonica
ですね。こういうものが絶滅危惧種であるというのは・・・?!?
赤城山の近辺には、ヒメギフチョウが居るんですよね。一度、見て
みたいものですが、チョウの中では宝石のようなものなんでしょうね。
Commented at 2013-02-08 00:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2013-02-08 11:03
♡  cimarronさん、
cardinalはアメリカで見たことがあります。きれいな鳥ですね。
日本では見ないわね。このヒヨドリは、逆に日本でしか見られない
鳥なので、外国人が見たがる鳥だそうです。日本ではありふれた
冬の鳥です。寒い時期にリスも野鳥もなんとか生を全うしようと
頑張っているのね。シアトルに住んでいる叔母はリスを嫌っていた
けれど、日本から来たわれわれには、珍しく面白がってみて
おりました。ウチのエサ台には、その他にメジロが来ます。下に
落ちたパンくずは、スズメがつついているわ。やはり体の大きな
ものが幅を利かせているようです。ガラス越しにこういう野鳥を
見ているだけでも楽しい気持ちになります。今日は、北風が強く
外出は控えたい気分です。
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