【562】ひねった形

うろうろしている内に、12月になっておりました。気忙しくなりましたね。
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こちらの花は、サキシマフヨウ。前島(さきしま)とは、宮古、八重山諸島など、
沖縄より南の島々のことのようです。西表島(いりおもてじま)へ行ったとき、
12月と言うのに、どこに行っても、この芙蓉が野山に茂っているのを見て、何と美しい
花かと思いました。
サキシマフヨウ【前島芙蓉 アオイ科Hibiscus Makinoi】
学名を見たらわかる通り、牧野富太郎博士の献名です。
この花は、都立薬用植物園で撮影。
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こちらは、世界遺産に登録された小笠原島の固有種だそうです。
モンテンボク【アオイ科 Hibiscus  glaber 別名:テリハハマボウ】
モンテンボクは、Mountain の木という英語+和語から、できた言葉のようです。
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こちらは、先日新宿御苑で見たハイビスカスの一種。

これらの花に共通はのは、3つともHibiscusという学名がついていること
ですが、花びらが中心部分を軸として、ぐにゃっとひねったような形をしていることです。
五弁の花びらの右が上、左が次の花びらの下に来ています。
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プルメリアも同じ構造です。花びらが風車のように重なっています。
ハワイのレイに使われる香り高い花です。
プルメリア【Plumeria 】熱帯アメリカ原産。
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また、これも新宿御苑の温室で見たものですが、
ウナズキヒメフヨウ。これは全開することがなく、蛇の目傘を半開きにした状態で
終わりです。
ウナズキヒメフヨウ【頷き姫芙蓉 フヨウ科 Malvaviscus arboreus】中央アメリカ原産
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こちらは、どこかの温室で見たサボテンの一種。7~8のセクションに分かれて
いますが、ぐにゃっとひねった形のものもあり、おもしろいと思いました。
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こちらは、有名な酔芙蓉。この写真を撮ったのは、午前8時ごろですが、
だんだん(酔いがまわってくると)薄ピンクから、夕方には、完全に酩酊して
傍らに見えるくしゃくしゃになった花びらのように濃いピンクになって、その日のうちに
しおれます。色が白から濃いピンクに変わるので、酔芙蓉と呼ばれますが、
命名の仕方が粋ですね。
スイフヨウ【酔芙蓉 アオイ科 mutabilis cv. versicolor】
この花は、酔った美人が口を押えてうふふ・・・・と笑っているみたいでしょ。(笑)

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by tamayam2 | 2012-12-04 20:44 | 日々のできごと | Comments(12)
Commented by dojou7 at 2012-12-04 22:42 x
いいですね!
写真も視点も

Commented by ふく at 2012-12-05 09:30 x
今日のお気に入り
うなずきひめふよう
芙蓉はひょいとアスファルトの隙間から
でて家々のお玄関先にあったりして
好きなのですが、根が意外に深く
いただいてきて植えてみてもいつも枯らしてしまいます。
種が飛んでご近所に増えているみたいなのに。
これはそんなありふれたのとは違いそうですが
頷いてもらったら嬉しいでしょうねえ。
Commented by kanmyougam at 2012-12-05 10:09
アオイ科・フヨウ科と違うようですが似たものですね。
スイフヨウ・・・酔芙蓉といい名前をつけてもらいましたね、。

スイフヨウとあってアオイ科です。
こんがらかってしまいます酔いが回ったのです。

先島芙蓉・・・もアオイ科。

醒めてからもう一度読み返します。



Commented by ikutoissyo at 2012-12-05 10:31
ぐにゃっとひねった形、なるほど・・・。
最後の美人がいいですね。
お酒を頂きませんので、こんな色っぽい姿になったことはありません。
憧れですわ!
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-12-06 08:34
どれも珍しい花たち・・・しかも「絞り」でまとめるなんておしゃれですね。
酔芙蓉ってみごとな変化ですね。
ほんのり赤くなって・・・酒を飲むならこんな良い方が「粋」ですね。
小笠原も行ってみたいですね。
Commented by 寧夢 at 2012-12-06 11:38 x
なぜかサボテンを見て数学の問題を連想してしまう私って…?

>酔った美人が口を押えてうふふ・・・

そんな風に思われてみたかったなあ、一度くらい(^_^;)
Commented by tamayam2 at 2012-12-09 19:47
♡  dojou7さん、
今年撮った写真を整理していたら・・・自分が何を撮りたかったのか
わかりました。それが、ぐにゃっとひねった形!ふふふ
Commented by tamayam2 at 2012-12-09 19:51
♡ ふくさん、
本当に、うなずきひめふようとは、ユニークな命名です。
姫というのは、やや小型という意味で、頷きというのが、しゃれて
いますね。アオイ科の植物は、けっこう野性的で、ものによっちゃぁ、
小型の樹木のように成長します植える場所をよくよく考えてから
植えたほうがよさそうね。
Commented by tamayam2 at 2012-12-09 19:57
♡ kanmyougamさん、
kanmyougamさんが酔って迷っていらっしゃる・・・ほほほ
アオイ科のほうが大きい範疇らしくその下にフヨウ属があるようです。
ワタ、オクラ、トロロアオイ、雑草のイチビ・・・有用なもの、厄介な
はびこるものなど、非常に生命力の強いグループです。
Commented by tamayam2 at 2012-12-09 20:01
♡ ikutoissyo さん、
>お酒を頂きませんので・・・こんなセリフをさらりとおっしゃるなんて、
私のほうこそ、憧れですわ。
酔芙蓉は、本当に色が変わるので、見ていて面白いです。
なぜ花のあとにはピンクになるのか・・・長年疑問に思っており
ました。なぁんだ、酔っていたのかと最近謎が解けました。
Commented by tamayam2 at 2012-12-09 20:03
♡ kimiko_shibata1 さん、
そう、小笠原の自然には興味がありますね。孤島だと、独自の
進化をするから、面白いのね。New Zealandも孤島なので、
不思議な植物や動物が見られます。
Commented by tamayam2 at 2012-12-09 20:10
♡ 寧夢さん、
ははは、酔うと女性は、魅力が増大する人もいるし、
全然変化しない無粋な人もいます。あなた、サボテンを
見ながら、算数の問題を連想しなくてもいいですよ。(笑)
私は、小学生のころ、どうしても分数というのが理解できない
子供でした。おとなは、すくリンゴの絵をかいて、コレを4つに
切ります・・・とか説明するのですが、そうなれば、一層理解できず、
途方にくれるのです。なぜ、分数の話になるとリンゴが出てくるのか
リンゴのことに考えが行ってしまうのね。(笑)
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