【540】季節の移ろい

あれほど猛威をふるっていた暑さが下火になって、今日は朝から大雨。
秋へと一気に季節が移っていく予感がする。雨を待ちわびていた街路樹も
生き生きと葉を輝かせている。よかったなぁ~
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涼しくなったら、頭の血の巡りが少しよくなったのか、片付けものをしようという
気が起きる。今までは、大きな物を動かすのも大儀だった。
あれをこっちにもっていって、それは処分して・・・など。
こういうことは、体力もさることながら、知力、決断力が必要だ。
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先代から引き継いた大きな木製の椅子を処分することにする。
合板ではない木材を使っているものだから、年々よい艶が出てくるが、動かすのに
大変重い。 (もう、十分に愛おしんで使った!)
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綿の冬ふとんも、ウールの毛布類も思い切って処分をすることにした。
(重い寝具は、肩が凝るし、扱いにくい。)
あ、それから大きいトランク(旅行カバン)も。
年をとってくると、重いものが身にこたえる。

重厚長大なものより、軽薄短小のものへ・・・。
このごろの繊維は、かる~くて洗濯しやすく、暖かい素材が増えた。
海外旅行用トランクもゴロゴロ引っ張るキャスター付きが主流になった。
ああ、世の中が変わったのだ!
そして、私の筋力も衰え、重いものを動かすことが億劫になった。

昔、鉄製の中華鍋や、重いホウロウのスープ鍋を買い込んで悦に入っていたとき、
同居していた母が重いから・・・と敬遠してアルミのぺラぺラの鍋で煮炊きしていた。

一定の年にならないと、身体に感じる重みを実感することができないのだなぁ~
(ごめんなさいね、お母さん。)

今年の夏に、たくさんの未知の植物に出会った。
Blogに出しそびれてしまったものを、補遺として載せておく。
上のピンクの唇形の花はオニシオガマ
8月下旬に栂池高原で見た。
オニシオガマ【鬼塩竈 ゴマノハグザ科 Podicularis nipponica】
種小名には、nipponica ★!
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こちらも同じ場所で。
エゾシオガマ【蝦夷塩竈 ゴマノハグサ科 Podicularis yezoensis】
種小名には、yezoensis(蝦夷) ★!

7月にご紹介したのは、八方尾根で見たヨツバシオガマ 葉が輪生で4枚あるから、四葉。

ヨツバシオガマ【四葉塩竈 ゴマノハグサ科 Podicularis chamissonis var. japonica】
種小名には、japonica ★!
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ヨツバシオガマは、1500mを越す草原で見たが、上記の二つは、湿地帯で見た。
ナンバンギセルのような半寄生植物だということだ。

三つの塩竈の葉が一部羽状だったり、そうでなかったり、毛羽立っていたり・・・。
シオガマと名が付く植物は、まだあるようだが、三つそろったので・・・

学名から見て、どうやら日本とその周辺が原産国のようですね。(*^。^*)

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by tamayam2 | 2012-09-23 17:30 | 日々のできごと | Comments(10)
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-09-23 18:58
3つのシオガマ、そろい踏み、お見事!ですね。
オニシオガマは見た記憶がなく、調べましたら日本海側に分布するようですね。
塩竈、名前も日本的でいいですね。
東北の塩竈や和菓子の塩竈を思います。

さて、本当に重たいものが苦手になりますね。
こちらでは益子焼の食器が重くなり、さて、・・・・
同じように母が「重たいから・・・」と言うのを聞き流しており、ごめんなさいです。
涼しくなって、私は自身の体が軽くなったように感じます。
(本当は体重増加ですのに・・・・)
同じく、整理や掃除に土日を費やしました。
気を付けないと風邪をひきそうに寒いです。激しい天候変化ですね。
Commented by rumikoh at 2012-09-24 07:32 x
娘が 大学院生だった時 神戸で 地震に遭いました。
その時 下宿していたので 下宿のおばさんに 靴を履きなさい ウールの毛布を持ちなさいと言われて その体験を聞いて以来 我が家は 毛布はすべてウールに変えました。
ウールは 簡単に 火が つかないからです。

長男夫婦と同居のため 私も 荷物は随分整理しました。
8ヶ月の同居後 近くのマンションに長男が引っ越していきましたが 
空っぽになった 2階は 荷物を増やさないように 心がけています。
暑いとき寒い時の片付けは 本当に大変ですね。
海外赴任の為 娘の荷物を2年間預かり 長男の荷物を4年半預かり 本当に 5年ぶりに 2階が空っぽになりました。
その時の片付けの苦労を忘れないように 同窓会長をやってらした女学校のK先生も バザー の時 「私は 荷物は増やさないから 買いたいけれど買えないわ」と もう20年以上前におっしゃっていたのを いつも思い返しています。
tamayamさんが ご家族の海外の思い出の品々に囲まれた生活だからこそ 海外でお土産を買わない方針をブログで読んで 感心致しております。
 

Commented by tamayam2 at 2012-09-24 08:11
♬ kimiko_shibata1 さん、
>オニシオガマは、日本海側の植物・・・あ、そうでしたか。
確かに、日本海側には独特の植物群があるようです。新潟県
十日町市に出かけたとき、そう思いました。雪が深いところですね。
シオガマと言えば、和菓子を思い出しますが、調理法にもありますね。
鯛の塩釜焼きとか。そういう豪勢なやり方で鯛を1匹調理したい
ものですが、まだその機会がありません。(笑)
>涼しくなって、私は自身の体が軽くなったように感じます。
そう、行動したくなりますね。我々は十分行動派ですが・・・
Commented by tamayam2 at 2012-09-24 08:18
♬ rumikohさん、
rumikohさんのおかげで北海道へ行くことになり、帰ってきたら、
家人が北海道の食品が好きになり・・・先週、池袋・東武デパート
で行われている「北海道展」に出かけてきました。大変な人出でした
けど。ウールの毛布は、不燃性という性質があるのですね。
なるほど。私もなんでも天然素材が優れているという信念が
ありまして、ウール、木綿、麻などを愛用しておりました。それなのに
今、心変わりです・・・。荷物を増やさないように心がけていても
だんだんモノが増えてしまいますねえ。欲を捨てることが一番
肝腎なのかも。永遠の課題です。(笑)
Commented by ふく at 2012-09-24 09:57 x
整理整頓苦手です。
増やさぬ事がいちばんね。
新しいのを買ったら前のを捨てる。
前のが捨てられなければ買わない。
これがけっこう難しい。
イングリッシュガーデンで清々とした気持ちに
なりました。
こんな色の花たちが咲いていましたよ。
tamayamuさんならこれを撮るでしょうと
何度も思いました。
Commented by school-t3 at 2012-09-24 10:21
>綿の冬ふとんも、ウールの毛布類も・・・・・・
ああ、それが一番の課題です。
ウールの毛布は嫁入りのとき母が奮発して買ってくれたもの。
自分では安い軽いものしか買ったことありません。
なにより綿の客布団。
特産の甲斐絹をちくちく手縫いして
座敷に綿を広げて母が作ってくれた布団。
出来上がった布団の上に母が気持ちよさそうに大の字になりました。
母が大の字になるのを見たのは後にも先にもその時だけです。

その布団が捨てられない・・・・・
カイマキ(わかります?)だけは引越しのときに捨てました。
掛け布団もさすがに一部捨てました。
思い出のよすがに残した敷布団一揃いは
今も押入れを占領しています。
もう使うことないのにね~

tamayamさんの決断に倣って、今度こそ捨てようかな。
少し勇気をもらった気がします。
世の中が変わったんですものね~~
Commented by tamayam2 at 2012-09-24 20:43
♬ ふくさん、
本場のEnglish gardenで不肖Tamayamを思い出して
くださった由、かたじけないことでございます。私も英国の庭は
好きですね。いろいろなものを無造作に植えてあるから・・・
日本庭園の一分の隙もないような剪定された庭は息苦しい
です。お嬢様の一緒というのがよかったわね。
Commented by tamayam2 at 2012-09-24 20:49
♬ school-t3 さん、
どこの家の押入れの中も同じでしょうね。いろいろな思い出が
詰まっていますものね。特に、
>特産の甲斐絹をちくちく手縫いして・・・これは、捨てられませんね。
その上をお母さまが大の字になられた・・・その状況が想像できます。
ほっと、なさったのね。これで、娘に譲り渡した、という安堵感が
あったことでしょう。私のマネはお勧めできませんが、決断が
着いたら、思い切ってね。天に宝を積むと考え・・・たらよいのです
が、なかなか浮世のコトに忙しいわねえ。
Commented by 寧夢 at 2012-09-25 06:36 x
先輩諸氏もそれぞれ苦労して想い出を整理したり、
家の中を片付けたり、大事にいとおしんだりしているのがわかり、
ほっとするやら反省させられるやら・・・。
Commented by tamayam2 at 2012-09-26 09:30
♬ 寧夢さん、
ははは、いずこも同じ悩みを抱えているわけですね。でも、
引っ越しというのは、整理をするいい機会になりますね。
ウチはおそらくもう引っ越しすることはありますまい。次に
越すなら、天国ですね・・・。だから、忙しい若い人をわずらわせ
ないように、捨てにくい大物は早くかたづけなくっちゃ、と思い
ます。いい季節になりました。こういうときには、片づけ物より
外出を選んでしまうので、この作業は、なかなか・・・時間が
かかりますね。へへへ
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