【533】山ガール

9月になりました。
あの暑い夏の日々に一応カンマを打って猛暑から離れたいところですが、
まだまだ暑さが衰える気配がありません。皆様は、お元気でお過ごしでしょうか。
c0128628_2224553.jpg

(8月19日 白馬岩岳(1289m)から白馬三山の雪渓を見る)
この夏には、7月と8月に白馬方面へ2度出かけ夏山の楽しさを味わいました。

中高年の登山経験に乏しい女性が2000m級の山に登ることができるのは、
何を隠そう、ゴンドラやローウェイ、スキーリフト等、文明の利器を
存分に活用できるからできることです。本当にありがたいことでございます。

昔は、登山と言えば、大きなリックを背負って、ごっつい登山ウェアに身を
固めた男性が主でしたが、今は、登山用品の開発が進みハイテク化したおかげでしょう、
身なりもずいぶん軽々しくなりました。

一般に“山ガール”と呼ばれる若い女性たちも多いです。
c0128628_2227178.jpg

カップルで登山を楽しむ方も多く、中には幼児や乳児連れの方も見かけます。
子供たちは、とても元気で、どうしてあんなに身のこなしが軽いのかと
感嘆するほど、どんどん先に登って行きます。

私は、肺活量が少ないのかすぐ息が上がってしまう質なので、ひたすら、
黙々と歩を進めていきます。カメラを片手に、スティックを片手に持ちますので、
あまり良い姿とは言えません。

全般的には中高年の方々が多いですが、中高年の方々は、余裕があるのか、
親切で、仲間同士で仲良くおしゃべりを楽しんでおられます。
c0128628_22281740.jpg

“山ガール”の典型的なファッションは、上のようなものですが、
男女の場合、両方とも半パンツで、スパッツ、あるいはレギンス履きの方が多いです。
この頃のスパッツは、カラフルで、テーピング効果も考慮され筋肉をトレーニングしたり
保護したりする機能付きだそうです。
ファッションばかりでは、ないのですね。
c0128628_22292518.jpg

私がひとつ、とてもゲンナリすることは、登山する人の層が広がったせいか、
山の中で、べちゃべちゃと際限ないおしゃべりを耳にすることです。
過去に出かけた山の話・・・家族の話、孫の話、同僚のダレソレさんの話を、
グループでベチャクチャやられると、狭い山道では、否応なく耳に
飛び込んできますので、避けようがないのです。一種の口害ですねぇ。

山では、お静かに~と私は、心の中で思っているのですが・・・
はしゃいでいる人々は、ますますテンションが高まって歌を歌う人、大声で
叫ぶ人・・・まるで、街中の行動と変わらないのです。

やはり、高度の高いところに行ったら、心を静かにして、自然の声に
耳を澄ませたいなぁ~と思います。
c0128628_22303362.jpg

以前にも掲載したのですが、8月半ばに再訪した栂池の亜高山地帯で見た
ハイマツの雄花オオシラビソ(青森トドマツ)の球果の美しさを再録しておきます。

こんな美しいものが目の前にあるのに、娑婆のよしなし事をベチャベチャ話していたら、
もったいないと思うのですよ・・・。

[PR]
by tamayam2 | 2012-09-01 22:33 | たび | Comments(16)
Commented by pfaelzerwein at 2012-09-02 03:06
「半パンツで、スパッツ、あるいはレギンス履きの方が多い」の服装をこちらでは殆ど見かけた記憶がありませんが、一人だけクライマーの親爺さんが体操着の上に半パンツを履いている人がいます。

何処から日本ではこのかたちが流行ったのか興味深いです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-09-02 07:03
ファッションをけん引した一つは「山と渓谷」が、入門編として出した「ヤマケイJOY]です。
時代もキスリングから新しい素材のグッズ登場でファッションから入門するようです。

口害は若手ではなくて、ばあさんですね。
「そんな話をするならこたつでしろ!」と思っています。
まったく、同感です。そして、何より危険なんです。
五感を張って登らないと落石、獣、雷、救助の声・・・・どれも聞こえません。
また、同じ道とて「帰りの風景」は違います。よく観察しつつ登らないと帰る道を間違えることも・・・
そして、私の経験した最大の悪質な行動は、おしゃべりに夢中になっていきなり後ろ向きになり、彼女のリックがぶつかりました。
注意していたので滑落は免れましたが、ひどいものです。
どれも「連れて行ってもらう山歩きの人」です。山では自然との会話を楽しみましょう。

Commented by tamayam2 at 2012-09-02 09:05
♪ pfaelzerwein さん、お久しぶり!
独日協会の方々とプファルツのハイキングしたことを思い出し
ました。ドイツ人は、あまり格好には構わず、ジーンズの方が
80%ぐらいでしょうか。日本の登山事情については、上の
Shibataさんのコメントが正確なのでしょう。彼女は、たくさん
の経験をお持ちですから。山道で急に振り向かれたら怖いです。
また、山でケータイを使う人もいて驚きです。「〇〇ちゃん、今、どこに
いると思う?」なぁんて大声で話している人をみると、イヤに
なりますね。山の雷は怖いと聞いています。遠くの雷鳴もしっかり
聞かないと、怖いですね。ほんと、ほんと。
Commented by tamayam2 at 2012-09-02 09:10
♪ kimiko_shibata1 さん、
山の経験の豊かなあなたがおっしゃること、本当にその通り。
せっかくの高地に来て、下界のことばかり話している人を見ると、
今、自分がおかれている場所のありがたさがわからないのかなぁ~
と嘆かわしく思います。私は、体力が乏しいのか、軽口に合図地を
打つこともできず・・・山では静かな人に・・・でも、頭の中は、けっこう
忙しいです。植物も見ないといけないし、撮影もしないといけないし
会話まで余力がないということでしょうね。ははは
Commented by kanmyougam at 2012-09-02 11:08
山登り得意ではありませんが・・登ったり歩いた山にはそれぞれに思い出があります。
仲間があればそれも貴重です。
千畳敷カールを廻って・・・・本当に乗り越し浄土は息を切らして上りましたが(宝剣岳に上り、)・・・・これが最後に成るかも知れません。
また上るかも知れませんが。
お喋りには閉口します。
>五感を張って登らないと落石、獣、雷、救助の声・・・・どれも聞こえません・・・・・・・・・。同感です。
Commented by ikutoissyo at 2012-09-02 11:10
山事情を知らない私は、ふ~~ん、へぇ~、と驚くばかりです。
tamayamさんやkimikoさんの美しい映像を拝見していると、孫の話をする暇がないと思うのですけど・・・。
バスの中でも、いますよ。車内中に、痴話をプレゼンしているみたいな人が。
↓のナナカマドのコントラストの美しさ。
まるで色分けしたみたい。自然の営みは凄いです。
Commented by toshiko-hana at 2012-09-02 19:37
tamayamさん 何時もご訪問♪(*^・^)/有難う~♪ ございます
思い切って書き込みさせて頂きました。
我が家にもトリカブト、サラシナショウマ、ブルースターは有ったのですがこの暑さで枯れました。
熱くて山野草の里にも遊びに行けず庭のお花ばかり撮っています
本当に有難うございます。<(_ _*)>
Commented by tamayam2 at 2012-09-02 20:08
♪ kanmyougam さん、
たまたまご縁があり信州に出かけることが多かったので、
山や山の樹木、植物、昆虫などに関心が生まれました。
千畳敷カールは、いいところですが、やはり人が多いですね。
お喋りしたら、大事なものが消えていくような気がして・・・
素人の写真ですが、やはり考え考えやっているので、とても
しゃべっていてはできません。ほんと、
>五感を張って登らないと・・・です。(笑)
Commented by tamayam2 at 2012-09-02 20:13
♪ ikutoissyo さん、
KimikoさんのBlogがご縁でお知り合いになりましたね。
先日初めてお目にかかりましたが、孫の話をするヒマは
ありませんでした。植物やチョウ、蛇の話ばかり・・・可愛げの
ないおばあさんですね。(^_-)-☆ ナナカマド、葉の一部だけ
紅葉をしているものがありまして、一体どうしてなのかなぁ~と
いぶかしく思いながら撮りました。
Commented by tamayam2 at 2012-09-02 20:24
♪ toshiko-hana さん、
よくいらっしゃいました!利子さんの庭には、本当に昆虫と植物
たちも面白いドラマが展開されているようで、楽しませていただいて
おります。モミジの葉の上のカエルの捕食とか、モモスズメ蛾の
産卵とか、私が見たことがない光景です。ふつうの女性なら、
キャー、気持ち悪いとか言って騒ぐのに、利子さんは、常に
怜悧で、しかも心暖かな観察者でいらっしゃる。その点が私が
ひいきにする理由です。きっと広いお庭なのでしょうね。私の
友人の家でもこの暑さで山野草のいくつかが枯れてしまった
と嘆いておられました。山野草は、気難しいところがあります
から、なかなか都会ではサヴァイヴしにくいのでしょう。東京
では、今日何日ぶりかの雨が降り、やや涼しい風が吹きました。
秋近しの合図かもしれません。
Commented by rumikoh at 2012-09-02 21:26 x
札幌から戻り 学生時代の仲間と一泊の大館旅行に行ってきました。
馬鹿の一つ覚えですが 十和田湖湖畔にも オオウバユリの緑の大きな実が沢山ありました。
鉱山のあった大館では 公害で樹木が枯れ 閉山後 緑の再生のため様々なものを試した結果 外来種のニセアカシアが 一番根付いたそうです。
ニセアカシアの蜂蜜も大館の特産品だそうですが  ニセアカシアの蜂蜜と呼ぶ時  どうも ニセ の名前が売り込みを妨げると地元の友人が嘆いていました。
初めて歩いた奥入瀬の渓流も 鷹巣から角館までの 秋田内陸縦貫鉄道も素晴らしく 車窓から手の届くところに トチの実がなっていました。ところで 私も おばさんのおしゃべりは自重しなければと自らを戒めています。
私もハイキングでは みんなから脱落しないようにと必死で歩くのでおしゃべりする暇も写真を撮るゆとりもありません。
バスや汽車に乗る時は 車窓の景色や 野生の鹿や熊を見逃さないように必死に目を凝らしていますが 隣にいるパートナーに伝えたときはもう鹿など通りすぎていますから、必死です。
本当に秋が早く来てほしいですね。 
Commented by tamayam2 at 2012-09-02 23:22
♪ rumikoh さん、
北海道から帰ってきて、また青森方面に出没ですかぁ!
すごい行動力に感服します。ははは、ニセアカシアの偽が
気に入らないと?たしかに二流品のような印象ですが、日本には
偽ばかりが巾をきかせておりますですよ。奥入瀬、秋田内陸縦貫
鉄道・・・本当にうらやましいですね。私は、数年前に白神山地に
出かけたことがあります。日本は南から北まで、本当に豊かな
自然を見ることができますね。水平に移動しても垂直に移動しても
自然の様子が変ってきますから、とても面白いです。
Commented by pfaelzerwein at 2012-09-06 21:25
「ドイツ人は、あまり格好には構わず、ジーンズの方が80%ぐらい」 ― 緯度の関係があるので標高で五百メートルほど差し引かなければ比較できませんが、上の例ですと2000Mまでの高度となるので中山から高山への間ですね。そうなると基本的には、流石にジーズンは殆どいないでしょう。シュヴァルツヴァルトの上が1000M超えとすると、ドライヴ中の散策以外では、機能性のウェアーか昔の天然素材が普通かと思います。

山渓の「軽薄短小」路線から機能性が無視されていったとするならば、可也商業主義的な匂いもしますが、機能性はどうなんでしょう。
Commented by aamui at 2012-09-09 08:58
山へ行けない私はこんな状態になっているのは始めて知りました でも色々な風潮を考えるとさもありなんとがっかり(;_;)
かわいい山ガールのファッションは見ても愉しいものですが 寡黙な時間がだんだん無くなるのは勿体無いです 美しさに息を呑み お互いに心が脹らむ経験は宝物ですもの 
Commented by tamayam2 at 2012-09-10 16:02
♪ pfaelzerwein さん、
旅行に出かけていて、お返事が遅れすみません。
そうですね、私は、ドイツでは登山やハイキングの経験が、あの
プファルツを除いてないので・・・自分の意見に自信がありません。
一度ハルツの山を登山電車で登ったことがあります。観光客が多く
大騒ぎでした。私は、独りでしたから、ちょっとさびしかったです。
その時に、ドイツトウヒの球果の美しさにうっとりとなりました。
高いところから見ると梢の球果がよく見えましたので。シュヴァルツ
ヴァルトの山々にも行きたかったですが・・・。最近のウェアーに
ついて、私はくわしくわかりませんが、速乾性吸汗性に優れた
下着類(クールビズの影響で)が発達したおかげで、ずいぶん
持ち物が軽くなったと思います。クールビズという日本語わかり
ますか?仕事場の温度を28度以下にできない職場では、ネクタイ
は無し・・・シャツだけでもよいとされていますが、実際は、サラリー
マンは、背広を持ち歩いていますよ。気の毒に(トホホ)
Commented by tamayam2 at 2012-09-10 16:06
♪ aamuiさん、
ちょっとマタタビをしておりまして・・・お返事が遅れてすみません。
そう、山の上でもなんだか、街中と同じ感覚で、べちゃべちゃ・・・
ロマンを求める私としては、ちょいと気に入らないのですよ。
そうそう、aamuiさんに頂いたスイス製のスチックを今回は、持参
しました。大変よかった。お礼を言わないと・・・と思っていました。
aamuiさんと一緒に歩いている気持でしたよ!
<< 【534】札幌にて 【532】池とうの植物、8月末 >>