【524】日差しが強すぎて

ここ数日は、ややしのぎやすいものの、日差しが強すぎて、
植物の撮影はかなりむずかしい。全体に白っぽくなってしまい、
White balanceを調整してもあまり満足がいく結果が得られない・・・。

一番いい方法は、コンパクトデジカメで、機械にお任せにすること。
(機械のほうが偉いなんて、なんだかイヤになりますね。)
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先日、日光植物園の園内にある古い日本家屋の縁下で、ギンパイソウ
を見た。銀杯草と書き、高さ数センチの小さな花で地覆いになるほど
横に広がっていく傾向のある花だ。以前、木曾の土産物屋の庭先
で見かけたことがあったが、これが二度目。

カンカン照りの中で地面を這うような白い花を撮るのは大変難しいが
幸い周りに人影もなかったので、地面に張り付くような恰好で撮影した。

銀杯草はギンパイソウだが、銀梅草(ギンバイソウ)というユキノシタ科の大振りな
花もあり、さらに、聖書に登場する銀梅花(ギンバイカ)というフトモモ科の植物もある。
PとBの違いなので、注意しないと・・・。
ギンバイカ → 過去ログ:2010年9月
こちらのギンパイソウは、ナス科だ。花びらが一つ一つ分かれていないで
くっついている。ナス科は、だいたいが丈夫で、クセが強いものが多い。
この花も一見可憐な感じだが、増えすぎると困りものになるのかも・・・。
ナス、ジャガイモ、トマト、ピーマン。唐辛子・・・夏の主役の野菜たち
は全部ナス科です。あ、それからタバコもナス科でした。
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さて、夏にフジの花を見かけることは特に珍しくないのでしょうが、
これは、先月小石川植物園で。
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近所で見た、サッコウフジ(醋甲藤)は、園芸種なのでしょう。
こちらは、同じマメ科でも嫌われ者のイタチハギ。6月に新潟県の山中で見ました。
イタチのしっぽに似ているような感じです。
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窒素を固定する能力があるというので、山崩れのしやすい路肩などに積極的
に植林された時期があったらしいのです。今では、増えて嫌われ者に・・・。
ハリエンジュ(マメ科)などと同様に、侵略的外来種ワースト100に入れられて
いるようです。 (人間は、勝手に珍重したり、軽んじたりするのですね。)
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我が家で今満開なのが、このブッドレヤー(フジウツギ科)の植物。
もちろん、蝶を呼ぶために植えているのですが、今年は、例年に比べて
訪れるチョウの姿が少ないように思います。
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これは、草むら見かけたトリコロールの葉。(フウロソウの葉か何か?)

暦の上では立秋ですから。紅葉の一部が始まっているのかもしれません。

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by tamayam2 | 2012-08-10 05:49 | 日々のできごと | Comments(8)
Commented by aamui at 2012-08-10 07:21
お早うございます ブッドレアーの花初めて見ましたこんなに満開なのに蝶が来ないとは・・・・ちょっと心配ですね 酷暑の句わたしもよくぞと思いました 俳句の凄さですね
Commented by tamayam2 at 2012-08-10 21:08
♪ aamuiさん、
私の観察が足りないのか、蝶の数が少ないように見えます。
カタバミ→シジミチョウ、スミレ→ツマグロヒョウモン、山椒→アゲハ、
とだいたい食草がきまっていて、ウチじゃ、ミント類、ランタナなど
蝶の来訪を歓迎する植物ばかりなのですが、ちょっと予想はずれ。
火鉢池は水質が悪くなり、メダカちゃんが数匹死にました。やはり
暑さが異常ですよ。だから、念力のゆるめば・・・ですよ、げに!
Commented by sumiko33m at 2012-08-11 08:59
残暑お見舞い申し上げます。
何時もこちらでは見られない植物見せて頂き嬉しいです。
「イタチハギ」初めて知りました。
ブッドレヤーも庭では見たことがありませんが、蝶の好物ですか?
我が家は、鬼百合にアゲハ蝶が時々きますが・・・撮影は難しい!
>日差しが強すぎて、植物の撮影はかなりむずかしい。
本当ですね。
Commented by kanmyougama at 2012-08-11 15:04
いたちの尻尾見たいな・・・・よく表現しますね。
長が少ない感じは同感です。
ルドベキァは沢山の蝶を寄せますが・・・今年は見ません・
今年は蝉の抜け殻が多いように思います。
ロクロを準備したままオリンピック男子バレー観戦していました。
真剣にブログを見せていただき気力にかけてきました。
Commented by rumikoh at 2012-08-11 21:52 x
日吉の実家の庭には アゲハチョウとかシオカラとんぼとか来ていますが 我が家のプランターの庭には 今年は蝶を見かけないなあと私も思っております。
我が家には 蛙だけは あいかわらずおりますが、、
tamayamさん 釧路から戻り ずっと探していた 百合を今日やっと
webで見つけました。
オオウバユリでした。
釧路湿原や阿寒湖湖畔などで 咲いていて写真にも何枚も収めたのですが 観光バスの案内で オオコバユリと聞こえてしまって web で調べても詳細が分かりませんでした。
百合と言うより イモ科で アイヌの食用でもあったと聞いたのですが、、
やはり 鱗茎を いただくそうで ヒグマも好んで食べるとか 10数年とか 7年とかに一度 花をつけるとか 書いてあって びっくりいたしました。
高山植物や釧路湿原の花で調べても出てこなかったのですが やっと判明してとても嬉しいです。
Commented by tamayam2 at 2012-08-12 15:08
♪ kanmyougama さん、
台風がそれてよかったでしすね。定点撮影のお写真と油絵
拝見しました。いつもながら、いいですねえ。細部を描かなくても、
kanmyougama さんの眼にはみな見えているのでしょう。私も
何度も拝見している内に、あそこは畑、あそこは、小船が停泊
しているところ・・・と風景が見えるようです。セミが何匹も枝に
止まっている姿も驚きました。琉球大の先生の研究では、原発
事故の後、ヤマトシジミの数が減っているということです。ほかの
生物への影響も少なからずあるようです。
Commented by tamayam2 at 2012-08-12 15:15
♪ sumiko33mさん、
いつもはらしいsumiko worldを楽しませていただいて
います。イタチハギは北海道にはないかもしれませんね。
ブッドレヤ―は、English gardenなどではよく使われて
いますので、きっとご覧になれるでしょう。フジウツギという
和名で見つかるかもしれません。ドイツでは、雑草のような
扱いで、線路際、空き地などで花を咲かせており、蝶が
わんさか止まっているのです。庭に植えるような上等な
扱いは受けていなかったような気がします。私は日本で
園芸店で見つけて喜んで買いましたが、意外と気難しい
植物で何度も枯らしそうになりました。(笑)
Commented by tamayam2 at 2012-08-12 15:35
♪ rumikohさん、
オオウバユリの花を北海道でたくさんごらんになったのですね。
あれは背が高くて見事ですね。信州でもたくさん見られます。
私の過去ログ:http://tamayam2.exblog.jp/9397973/
(2008年8月 ウバユリとシキンカラマツ)でも
取り上げております。歯の抜けたおばあさんのようだから、
というので、姥百合です。薄暗いところでこの花に出会うとちょっと
ビクッとしますよ。アイヌの人には、食糧にもなったのですね。
私は、北海道でバカにデカイ蕗をたくさん見かけました。旅館
で料理にも出てきました。見たところ、固そうなのですが、意外と
柔らかく料理してあっておいしかったのを思い出しました。
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