【503】トルコ ③アヤソフィア博物館

アヤソフィア(Ayasofya)は、今は博物館になっているが、東ローマ時代は、
ビザンツ帝国(キリスト教)の大聖堂だった。360年の建立。
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それが、1453年、帝国がオスマントルコに占領されるや、イスラム教の
寺院に変えられてしまった。キリスト教とイスラム教の様式が
複雑に残存している、ビザンチン様式の巨大な建造物である。
ひとたび堂内に入ると、その巨大さ、荘厳さに人は言葉を失ってしまう。

中は意外と暗く、巨大なシャンデリアのような明かりが灯っている。
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1700年ほど前から人々が歩きすり減った石畳を伝って、階上に上がると、
やっと堂の全体像が見られる。
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メッカの方向にその印のようなものがあり、
円天井の四隅には、キリスト教のものか天使の像が見られる。
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天蓋には、イスラム教の美しい飾り文字が見える。イスラム教は偶像崇拝を
禁じている関係から、カリグラフィー(イスラム文字の習字)が描かれている。
コーランの詩なのだろうか。文字に躍動感があり美しい。
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外に出ると、カンカン照りだった。考古学博物館のわきの緑地には、
人々が憩い、トチノ木の高いところに白い花が咲いていた。
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乾ききった路上で見た花、サクラマンテマ(ナデシコ科)か。
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ガマズミに似た白い花。

by tamayam2 | 2012-05-30 16:37 | たび | Comments(11)
Commented by tabikiti at 2012-05-30 17:25
円天井の、写真を見ていたら。

思わず口が ぽか~ん と開いていました~^^
Commented by 寧夢 at 2012-05-30 17:44 x
私が訪れた時は修復中で
こんな風に中を見ることができませんでした。きれいだなあ・・・。
トルコは2回旅行していますが、まだまだ。
もう一度ここも、ゆっくり見に訪れたいなあ。
Commented by ikutoissyo at 2012-05-30 18:22
へえ?すごい?と説明文と写真に見ほれて、下に降りてきて
サクラマンテマの美しさに、一番心動かされました。
Commented by tamayam2 at 2012-05-30 22:44
♪ tabikiti さん、
私も高い天井を見上げて撮影していると、口をぽかんと
開け、ときには、よだれを垂らしたり・・・なんとみっともない
ことでしょう! でも、ぼぉ~としちゃうのですね。(笑)
Commented by tamayam2 at 2012-05-30 22:49
♪ 寧夢さん、
まぁ!修復中とは、残念でしたね。でも他にもたくさん見どころが
ありますから。。。ね。入館料は25トルコ・リラだったので、2500円
のような気がして高いなぁと思いましたが、あとからレートを
知って換算したら、1200円ぐらいでした。持ち物検査などあって、
物々しかったですが、見ごたえ十分でした。ぜひ、いらしてください。
Commented by tamayam2 at 2012-05-30 22:55
♪ ikutoissyo さん、
どこへ行っても植物に目がいっちゃいます。地中海性気候
というのでしょうか、乾燥していて、とても暑かったです。
サクラマンテマなど、乾燥に強い野草が生えていました。
危険性のあるケシも見かけましたが、イスラム社会は、建前上は、
禁酒、禁煙なんです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-05-31 08:23
壮大な建造物に驚いています。
どんな風にこれが造られたのでしょうね。
壁に塗り込められた聖画も見てみたい気がします。
石造りにトチノキ、似合いますね。
Commented by asako at 2012-06-01 11:16 x
日本の神仏混合なんてもんじゃないですね。
イスラムのタイル、モザイク模様は大好きです。
Commented by tamayam2 at 2012-06-02 07:04
♪ kimiko_shibata1 さん、
壁に塗り込められた聖画は、1931年になってアメリカの調査
隊によって剥がされ、ビザンツ時代の傑作として日の目を見た
もので、アヤソフィアの中の白眉です。1453年コンススタンチィ
ノーブル陥落以来ですから、実に478年振りにキリストの像が
浮かびあがったというわけです。徹底的に破壊されず、漆喰で
塗り込めただけだったので助かったのです。モザイク画でキラキラ
ひかっていました。
Commented by tamayam2 at 2012-06-02 07:06
♪ asakoさん、
>日本の神仏混合なんてもんじゃないですね・・・
本当にその通り! 大きな文明が通り過ぎていった跡の
ようなもので何でもアリなんですよ。だから、面白いの。(笑)
Commented by rumikoh at 2012-06-08 09:02 x
tamayamさんのドイツの記事で フランス名マロニエとありましたが
トチの木とマロニエは 同じなのか いまだに私には不明です。
広辞苑を見ると マロニエは セイヨウトチノキとか ウマグリ オオグリ と書いてあります。 トルコのこのトチノキは マロニエのように見えます。 マロニエは私の大好きな花で ジュネーブ ベルリン の娘の赴任先の家の前にありました。冬は落葉し 夏になると天窓から マロニエが仰ぎ見られて 太陽をさえぎってくれました。
マロニエの花が満開のパリで 誕生日を過ごせた時は至福の時でした。
上野公園の動物園のはずれの街路樹に トチノキがあるのですが 落ちている実が どうもマロニエとは違うような気がしました。
tamayamさんの見解に興味があります。
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