【501】トルコ  ① 町で見た人々

5月の2週目に一週間、トルコ、イスタンブールに出かけました。
その後、雑事に追われて更新が途絶えておりました。
ドイツの友人夫妻がイスタンブールに来るというので、ドイツで
会うより、別の都市で会うのも一興と思い・・・

私どもにとって、トルコは2度目。イスタンブールは、とても
好きな都市です。ヨーロッパとアジアが交差する歴史的な
都市であり、人々がとても親日的です。
過去ログ 2008年9月 トルコから帰りました

1923年に共和国になり、政教分離政策がとられていますが、
国民の99%はイスラム教徒です。最近読んだ本によると、
総人口の半数を29歳以下の青年層が占めるといいます。
高齢少子化の日本から見ますと、なんともうらやましい若々しい
国なのです。
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イスラム教徒の女性は、頭にスカーフをかぶっている人が、
かつては多かったのですが、今は、以前ほど多くありません。
この人たちは、5人家族ですが、やや保守的な家族のようで、
お姑さん(手前)が長い伝統的服、隣りの若奥さんは、真っ黒な
伝統服そして幼児、前に行くのは、夫と乳母車の赤ちゃんのようです。
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こちらは、ドイツの泉という記念碑の前で、多分地方から出てきた
らしい女性2人が記念撮影をしているところです。
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この女性たちは、全身真っ黒な伝統服を着ています。でも顔は
覆っていません。私が空港で見たアゼルバイジャンの女性は、
手は黒手袋、顔も別布で覆っていて、眼球だけが光っていました。
眼以外がすべて覆われていたのですが、それは、それは、美しい
女性に見えましたよ。(笑)

最近出た「文藝春秋」6月号で、林真理子さんが「ドバイを訪れて」と
題してエッセイを書いていました。彼女も私同様、全身黒衣の女性
に関心をもったらしいです。あの黒衣の下は、(体型がかくれる服装だから)
かなり肥満で、(彼らのブランド好きから見て)かなりのお洒落で
あろうと、作家らしい想像をしておられます。隠すとますます知りたくなる
のは、人間の自然の性なのでしょう。
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私の好きな下町の通りで、若い男女がデートしていました。
外国から来た旅行者はラフな格好をしていますが、トルコの
女性は、かなり暑い日でしたのに、すっぽりと裾の長い服で
肌を露出しないように気遣っている様子がうかがえました。
今どきの日本の若い女性が見たら、どう思うでしょうかね。
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これは、トプカプ宮殿の入口のところで出会った10歳の男の子。
お父さんに伴われて伝統的な正装で歩いていました。
いわゆる成人式のような式で、10歳で割礼を受ける習慣がある
と聞いていますが、宮殿で??
イスラム教では、このような儀式にたくさんのお金をかける
ようですが、お子さんの正装に対して、お父さんのほうの服装は??

下は、あるモスクの前庭にあった足洗い場の様子です。
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一日5回の礼拝の前には、必ず、このように手足を清めてモスク
の中に入ります。洗っている様子を見ておりますと、手足だけ
でなく、耳の後ろや首筋などもていねいに時間をかけて洗って
いるのです。
私もモスクの中に入るときには、被り物をして、靴を脱いで静かに
入りました。中は、絹の絨毯が敷き詰められており、ひんやり
していて気持ちよかったです。

by tamayam2 | 2012-05-24 10:03 | たび | Comments(12)
Commented by tabikiti at 2012-05-24 12:20
ほとんど日本(高知)から出る事が無く~

tamayam2のご旅行の写真を、いつも興味深く拝見してます。
世界にはすばらしいところが、たくさんありますね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-05-24 13:43
おかえりなさい。
素晴らしい歴史や文化を感じます。いつも素敵ないい旅を。
伝統は時には息苦しいものですが、その国に受け継がれている素晴らしさを後世に繋ぎますね。
最近、私も島根に旅をして、文化・技術を後世に繋いでいく大切さを感じてきました。

あっ、↓のコメントを受けてさっそくに記念切手の初日印風景を掲載しております。
一段落なさったら御笑覧ください。(5/6投稿です)
Commented by yutorie at 2012-05-24 21:53
お帰りなさい。
いい旅なさいましたね。
羨ましく拝見しています。
スナップ画像がとてもいいですね。
Commented by namiheiii at 2012-05-25 09:58
トルコでは何故年寄りが少なく若い人が多いのでしょうかね?
Commented by asako at 2012-05-25 11:42 x
おかえりなさい! この季節、かぶり物は暑かったでしょう。
イランを旅したとき、バザールで超派手な、エロチックなドレスがあったので、誰がいつ着るの?とガイドさん(女性)に聞いたら、パーティーのときなどに着るのだそうです。でも、そのパーティーは、男女別室だそうです。
ガイドさんは、ホテルの部屋で、かぶり物やコートを取ってファッションを見せてくれました。髪型にもすごく気を使っていて、やっぱり女性の楽しみはおしゃれなんだと思いました。それを、関係ない男に見せるかどうか、、、、っていう違いなんでしょうね。
Commented by tamayam2 at 2012-05-25 17:59
♪ tabikiti さん、
自分の故郷がちゃんとある人は、うらやましい
ですよ。高知は、以前に行ったことがありますが、
今度はしっかり鰹のシーズンに行かなくっちゃ!
それぞれの土地においしいものがあり、文化があり、
生き生きとした生活があり・・・面白いですね。
Commented by tamayam2 at 2012-05-25 18:02
♪ kimiko_shibata1 さん、
島根の旅、切手の記事、拝見しました。それに、鳥や蝶、
植物・・・・あわわわ・・・と思うほど、充実した内容で、
どこからどう手をつけてよいやら。私がBlogから離れて
いる間にたくさんのBlog友がおもしろい記事を載せて
くださっているので、茫然としておりますよ。おいおい
コメント書きます。
Commented by tamayam2 at 2012-05-25 18:07
♪ yutorie さん、
Nikonと、コンデジでたくさん写真をとりました。
あとの整理が大変!本当は、人々の自然な姿を写したい
ですが、宗教的な場面は難しいですね。植物は、あまり
撮りませんでしたが、訪問したときは、どこでもトチの花が
一杯咲いていました。フランス語で言えば、マロニエです。
樹が大きく、見ごたえがありました。
Commented by tamayam2 at 2012-05-25 18:14
♪ namiheiii さん、
よい質問をしてくださいました!私も疑問に思ったので、
タクシーの運転手さんに聞いてみました。その人が言うには、
平均寿命が60歳代で65歳まで生きれば、大往生と言って
いました。オーガニックの野菜を中心にして、酒は飲まない、
タバコは吸わない、豚肉は食べない、チャイという紅茶をよく
飲み、一日に5回礼拝をする・・・そうして65歳ぐらいで死にたい
と彼は言っていました。コンピュータのような電磁波を浴びると
長生きしないよ、とも。そういえば、スマホにかじりついていた
人を街であまりみかけませんでした。どこでもWi-Fiは無料で
利用できましたが・・・
Commented by tamayam2 at 2012-05-25 18:20
♪ asako さん、
ほ~、そういう情報は貴重ですねえ。父、夫以外の男に肌
を見せてはならない・・・とか。私がドイツで知り合ったイスラムの
人もいつも兄という人が車で迎えに来ていて、外でアイスクリーム
を食べたりもできないほど、箱入りでしたね。だから、どういう
生活をしているのか、よくつかめないままになってしまいました。
結婚前に妊娠すると、父親が恥と思い、娘を殺すという事件も
たびたびありました。日本のような緩やかさ、デキ婚などを許す
雰囲気はありませんでしたね。
Commented by ikutoissyo at 2012-05-25 21:09
行きたくても行けない海外旅行。
その事情を恨まないようにしていますが・・・。

すっぽりと体を覆って、汗かきの人はどうしているのでしょうね。
なるほど、女性はあの下にお洒落をするのですね。
でも見せないのは勿体無いですね。
ステキな写真、ありがとうございました。
Commented by tamayam2 at 2012-05-26 10:14
♪ ikutoissyo さん、
人それぞれにいろいろな事情があるのですね。
私も若いときには、仕事ばかりで旅行などまったくでき
ませんでした。そのころは朝建物の中にはいったら、
夜まで出てこなかったので、その日の天気がどうなのか、とか
今どんな花が咲いているのかなど、考えたこともありません
でした。そんな年月を過ごした果てに、今は、植物に関心
があるなんて・・・信じられないことです。お宅のBlogでいろいろな
植物の名を知って喜んでいます。10年ぐらい前と随分植生が
変ってきたような気がします。アカバナの種類など、昔は少なかった
のに。またケシの種類など、街中では見たことがありませんでした
のに、今は、外国産の園芸植物増えましたね。古典的なバラは
少なくなって、最近は、オールド・ローズなどしゃれたバラが多く
なりました。
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