早春植物 その2

雪割り草というと、文学的。たしかに雪解けのころ、
ふかふかの腐葉土のあるところに、咲きだす花です。
和名は、オオスミ草とかミスミ草とかスハマ草とか
呼ばれているようですが、その区別はよくわかりません。
ミスミとは、三角と書き、葉が三枚で、てかりがあり、
黒や白っぽい斑が入ることもあります。肝臓の形をしている
ので、ラテン語ではHepaticaと呼ばれます。葉を三角形と
捉えるか、肝臓の形と捉えるか・・・西洋の方は、あまり
詩ごころは無いみたいですね(笑)
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ユキワリソウ【雪割草 キンポウゲ科 Hepatica nobilis】
ドイツの友人がこの花を好きで庭に植えていました。
もう花が咲いたかどうか・・・私がこの花が好きだと申し
ましたら、復活祭のころ、この花の絵がついたイースター卵を
もらいました。
“Frohe Ostern! ”(復活祭、おめでとう)のカードを添えて。
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明日、4月8日は復活祭、英語では、Easterです。

卵を彩色してネコヤナギの枝など芽吹きの枝に吊るして飾り
ます。子供たちは、庭のあちこちに隠された卵をさがす
ゲームをします。Easter  egg  huntingです。この時期
ショーウィンドの飾りつけは、萌黄色と卵の黄色であふれます。
この二色は、春先のウキウキした気分を運んでくる色ですね。

今年見たHepatica。つやつやした三角の若葉と斑の形が
まさにこの花の特徴をとらえています。ピンク、赤紫、白、
群青色・・・いろいろな花が丘陵地に点在していました。
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その近くに、
ショウジョウバカマ【猩々袴 ユリ科 
                       Helonlopsis orientalis】
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エンレンソウ【延齢草 ユリ科 Trillium smallii】
エンレイソウのラテン名はTrillium 三角形の葉が3枚と
いう意味です。日本の昔の人は、山中に咲くこういう花を見ますと、
年齢がちょっぴり延びると考えたのでしょう。西洋と東洋では、
花の命名法にも違いがあっておもしろいものです。

by tamayam2 | 2012-04-07 09:13 | 日々のできごと | Comments(8)
Commented by ふく at 2012-04-07 09:30 x
その1で何でも気にかけてなくちゃこんなにも
きれいなものにたくさん出会えないのねえと感心。
さて明日がイースターとやっと気づく無信心ものです。
青いお花の卵が嬉しい。
Commented by kanmyougama at 2012-04-07 10:19
早春を彩る花たち可憐に見えますね。
ぼんやりしているからか、地域柄か見かけない花々です。
かねがね草花に興味を持っていないと気付かないのですね。
tamayam 2 さんのあたりですと見かける花々でしょうか。
戸隠を散策したとき友人が見せてくれたのがいくつか入っています。
Commented by kimiko_shibata1 at 2012-04-07 17:17
明日はイースターサンデーですね。
素敵な絵が描かれたイースター卵が届きましたね。
ユキワリソウの違いはよく分かりませんね。かつては解ろうと努力したものですが・・・・・・

エンレイソウ、もう咲いているのですね。
山を歩かなくなってなかなか見るチャンスがありません。
今年は少し歩きたいと思っています。
Commented by tamayam2 at 2012-04-07 21:46
♬ ふくさん、
明日4月8日はイースターでありますが、仏教ではお釈迦様の
お誕生日、花祭りですよね。イースターとは、なんじゃろと
お思いの方もおいででしょう。キリスト教徒にとっては、クリスマス
の次に大事な日です。今日は、イースターエッグたくさん作り
ました(笑)。ところで、ほぼ日のことですが、あなたのhandle
nameとかわからないので、まだアクセスできまっしぇん。トホホ
Commented by tamayam2 at 2012-04-07 22:01
♬ kanmyougama さん、
こういう植物は、長野県で見かけたことがありますが、東京
では、ほとんど見かけないものです。山林がどんどん宅地化
していますものね。八王子の撮影地の近くの地名は、野猿峠
でした。昔はサルがいたのでしょう。こういう植物が生き延びて
くれることを祈りたい気持ちです。
Commented by tamayam2 at 2012-04-07 22:07
♬ kimiko_shibata1 さん、
私もこの頃は、体力が乏しくなりなかなか山にはでかけられ
ません。でも、この時期になるとはかない命をつなぐこうした
早春の花々を訪ねたくなります。できたら、自然に生えている
場所で。収穫があまりないときもありますが、自然の中を歩く
と心が満たされて幸せな気分になれます。しばらく歩いていない
と、逆に心がざわざわとしてきます。何なのでしょうね。自然の
力は大きいですね。
Commented at 2012-04-07 22:12 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2012-04-07 23:09
♬ cimarron さん、
日本もまだコートが手放せないほどうすら寒いです。でも
もう霜は無いでしょう。(We hope)Trilliumはすばらしい花
ですね。私、カナダで見たことがあります。白でした。こういう
早春の植物をしっかり見ておきたいのです。うかうかしていると
すく春の花々の饗宴が始まって目をうばわれてしまうから。
春になれば、イヌたちもお庭に出してもらえるのね。そちらの
早春の花々を教えてくださいね。
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