世界三大 街路樹

東京都の樹木は、イチョウ。
ウチの近くの大通りの街路樹はイチョウタイワンフウですが、
今年はどちらもきれいに色づいていません。
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数日前訪問した神代植物公園の温室の中で、きれいな黄色の花木
を見ました。モクセンナというマメ科の樹木でした。
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11月ごろに開花するというインド原産の樹木。
モクセンナ【マメ科 Cassia surattensis 】

これを見ていたら、9月に大阪、「咲くやこの花館」で見た
やはり南国の花木、ジャカランダを思い出しました。
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ジャカランダ【ノウゼンカズラ科 Jacaranda minosifolia】
こちらは、南米原産だそうです。日本ではなじみの少ない樹木
ですが、どこかでご覧になった方もおられるでしょう。

私はオーストラリアで、この木が街路樹として植えられている
のを見ました。全体がモーヴ色に染まっていてうっとりとする
ほど美しい風景でした。やはり11月ごろ、南半球では、初夏の
ころです。

世界三大ナントカというサイトを見ますと、花木で見事な
ものは、火焔木(かえんぼく)、鳳凰木(ほうおうぼく)、
ジャカランダと書いてありました。はじめの二つは、花色が真紅。

カエンボクは、フィリッピンでは、Fire treeと言い、葉は見えず、
樹木全体が炎に包まれているようです。貧しい農村などで
この木を見ますと、暑苦しく、場違いなほど派手で痛ましい
気持ちになるのです。

ホウオウボクも南国でよく見かけます。こちらも樹木全体が
燃えるような華やかさですが、たいていは高木なので、花の姿を
間近で見ることがありません。9月に「咲くやこの花館」で撮影。
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ホウオウボク【マメ科 Delonix regia】 マダガスカル原産。

花木が街路樹になっている道は、いいですね。でも、
街路樹となると、小枝、葉、花殻、花粉、種・・・うん、
ひょっとすると、鳥のフンも降ってくるでしょうね。
by tamayam2 | 2011-11-25 22:55 | 日々のできごと
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