すがれゆくもの・・・聖マルティンのころ

2011年11月11日も、何ごともなく過ぎ去りました。
ドイツにいたころの友人から、今日は、聖マルティンの日
ですね、とメールをいただきました。
c0128628_19573487.jpg

そう、ドイツでは、キリスト教の聖人、マルティンを
記念して、なぜかガチョウの丸焼きを食べ、幼稚園では、
夜、子供たちが提灯を手に聖マルティンの歌を歌って
歩く日ということになっています。

ハロウィーンのような大騒ぎではなく、静かな歌の行進
です。聖マルティンは、4世紀の人で、寒さに震えている
貧者に自分のマントを二つに切って分け与えたという伝説
が残っています。カトリックの信者でなくても、聖マルティン
と聞けば、いよいよ待降節(クリスマスを待ち望む期間)
が始まるという気分になります。
c0128628_1957538.jpg

過去ログ:2005年11月 St.Martinにガチョウを食す

先日の信州の旅から、野草のすがれいくものを
いくつか撮りましたので、記録しておきましょう。
すがれるというのは、漢字で書けば、末枯れる・・・ふふ
末枯れゆく人は、己のことではありませんか。
c0128628_19585977.jpg

さはさりながら、すがれるものを“あはれなり”と、
好もしく思うのは、日本人の美意識のひとつでしょう。
c0128628_2002631.jpg
左は、
ヒオウギ
アヤメ

の実。

訂正:ヒオウギ
の実でした。
nenemu
さん、
ありがとう。
c0128628_2014261.jpg

こちらは、センニンソウの実、綿毛に幾粒かの種をつけて
盛大に秋の野に飛んでいきます。
c0128628_2022825.jpg

子供たちが遊んだ別荘地の木製家具も、すがれています。
c0128628_2025798.jpg

ハンモックに揺られておしゃべりした日ははるか・・・


c0128628_19594514.jpg

来年の連休ごろまで、信州は霜や雪に覆われます。

こちらも遅ればせながら冬支度を始めなくては。
[PR]
by tamayam2 | 2011-11-12 20:06 | 日々のできごと | Comments(18)
Commented by kanmyougama at 2011-11-12 21:07
すがれる・・・・・、味わい深い言葉に思えます。
すがれる時期に入っていますから・・・・・。
でも気分や発想はよいよ研ぎ澄まされてもいいかな・・・・。矛盾。
気持ちは年をとっていないつもりで・・・。
Commented by yutorie at 2011-11-12 21:46
こんばんは。
冬が始まりましたね。
<末枯れ花>一番気になる花になりました。魅力を教えてくれたnenemuさんブログと撮影することに嵌ったせいも知れません。
そうそうもう一つ、そのもの自身になったから(うふふ)
ラストの画像やりましたね。
「五彩の光となって 神のもとえ帰ってゆく」・・・そんな詩をおもわせます。
Commented by kimiko_shibata1 at 2011-11-12 22:39
私もすがれいくもの・・・・・いい響きです。
上手に美しくすがれましょう。

Commented by echalotes at 2011-11-13 00:37
日本語は美しいですね。
「末枯れゆく」ということば、知らなかったけれど
そのようなものを美しいとtamayamさんと同じような気持ちで秋の景色を眺めていました。
信州は霜や雪に覆われる季節・・・土の冬眠の時期?!
父方の先祖は信州にいたようで、信州には心惹かれます。
最近、ふっと思ったのですが、今の若者は、「美しい」という言葉をあまり口にしないのでは?と。どうでしょう?
Commented by ふく at 2011-11-13 09:34 x
なるほど、すがれゆくものも
こうすると貼って送れますね。
兄にメールして何かないかとさがしましたが
時間切れで送ってしまいました。また私信、松子さん
思いのほか長引きましたが無事退院。
ご心配おかけしました。
Commented by keicoco at 2011-11-13 15:56 x
末枯れる。美しい言葉ですね。そしてtamayamさんの写真もその言葉と同じ格調の高さを感じます。前回の蜘蛛の巣の写真といい、今回の森の末枯れたものたちが新しい命を得たように美しい。晩年がこのように燻された銀のように輝きたい。写真のモチーフが我が山小屋の植物と同じなので、特に強く感じます。ありがとうございます!
Commented by tamayam2 at 2011-11-13 19:17
♡ kanmyougamaさん、
kanmyougamaさんの生き方は、creativeで自然体で
美しく歳を重ねておられる方の理想像に見えます。
そういう話を、ときどきaamuiさんとしています。世俗のことと
うまく折り合いをつけながら自然と向き合ってモノを創りだして
いらっしゃるからかなぁ~
Commented by tamayam2 at 2011-11-13 19:26
♡ yutorie さん、
>「五彩の光となって 神のもとえ帰ってゆく」・・・うわぁ~いい詩。
まるで詩心のない私メとお付き合いくださり、キラキラするような
美を見出す気づきを教えてくださってありがとうございます。
そこにモノがあっても俗人には見えていないのね。nenemism
に嵌った我等の運命は・・・・??
Commented by tamayam2 at 2011-11-13 19:35
♡ kimiko_shibata1 さん、
いつも日光植物園の写真をありがとうございます。今年も
行きたいと思いつつ・・・日光は行こうと思えばすぐなのに・・・
紅葉の混雑に怖気づいて。Blogを通じkimikoさんが感動する
モノに共感できるって、幸せです。同じような世代だからでしょうか。
Commented by tamayam2 at 2011-11-13 20:17
♡ echalotesさん、
フランスの風物詩楽しませていただいています。街路樹が
すばらしい。落ち葉掃きは市の人がやってくれるのかしら?
そういえば、若者たちは、「美しい」という言葉をあまり
使わないのかも。私の観察じゃ、かっわいい とか 
きれい、(時には、きれいする などと動詞としても使う)
一番多用されるのは、何と言っても 「スゴイ」です。
「すっご~い」とも。。。うふふ。私のような老年は凄いは
凄さましきかな(殺風景とか寒々としてという意味)という
語との関連で、あまりよい感じを持たなかったけれど・・・
時が流れ、言葉も変わるのね。
Commented by tamayam2 at 2011-11-13 20:20
♡ ふくさん、
松子さん、退院されてよかったですね。退院されるとあなたの
責任も重くなるか・・・。27日大丈夫かなぁ~
Commented by tamayam2 at 2011-11-13 20:25
♡ keicocoさん、
川上村の風物と似ていますか。きっと、同じようなところに
出没していて、同じようなものを見ているのでしょうね。
毎回子供たちに描かせる絵のテーマに感心しております。
幼き日にkeicoco先生のような先生に出会えて、励まされたり、
褒められたりした子どもの脳裏には、何か大事なものが刻印され
るような気がします。その時は気づかなかったとしても。
Commented by ikutoissyo at 2011-11-14 09:33
すがれる、末枯れる・・・美しい日本語を又一つ教わりました。
すがれるものを’あわれなり’と感じる日本人のDNAを、受け継いでいる(といいけど)ことに、喜びを覚えます。
さあ、これから耳鼻科です。
耳からも’あわれなり’を感じたい!
Commented by tamayam2 at 2011-11-15 00:25
♡ ikutoissyoさん、
はは、その心意気やよし!・・・>耳からも’あわれなり’を
感じたい!
耳鼻科の結果がよいように祈っております。季節の変わり目
です。どうぞお大事になさってね。
Commented at 2011-11-16 11:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2011-11-16 16:56
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2011-11-16 17:58
♡ HKHSS さん、
お醤油は、何にでも相性がよくて、日本人は手放せませんね。
時は秋、ヨーロッパではジビエの季節。ガチョウ、鹿、うさぎ、カエル、
合鴨、キジ・・・。私は、合鴨、羊肉が気に入っていましたが、
比較的高価でした。ターキーはほとんど食べられていません
でした。アメリカ人ならクリスマスは、ターキーの丸焼きでしょうか。
ドイツでは、一部の人々は、クリスマスに鯉を食べます。
私の住んでいた地方では、魚はほとんど食べられず、スモーク
サーモンとか酢漬けのニシンとか・・・生の魚が恋しかったです。

Commented by tamayam2 at 2011-11-16 18:09
♡ nenemuさん、
ご指摘くださって、ありがとうございます。そそかしくって。。。
ホント、長圓寺はいろいろ興味のあるものが多くて、楽しい
ところでした。
<< 平均75.3歳の食事会 ♪~G線上のアリア >>