タリンの旧市街の歴史的建造物は、世界遺産になっている。
会議の合間に、ざっとと覗いただけなので、ウィンドー ショッピングした個性的な店の様子をご報告しましょう。 会議が終わった後で、なつかしい友人たちと食事した居酒屋。 広場の途中にある店の名がPepper Sack(胡椒の麻袋)。 かつてハンザ同盟の商業都市であったタリンには、胡椒を 商う商館があったのだろう。中央のファサードから、胡椒の 入った麻袋が吊り下がっている。現在は、居酒屋兼レストラン として使われているというわけ。食事をして、ワインを飲んで、 4000円ぐらいだった。 そのすぐ近くに あるブラック ヘッドの会館。 これも一種の ギルド・ ハウス。 今は コンサート・ ホールとして 使われている ということだ。 旧市街を囲んでいる城壁の庇の下には、こうした編み込みのセーター や、靴下、手袋を売る屋台が並んでいた。タリンに滞在していた 5日間は大変暑かったので、セーターを見るのも暑苦しく、 買わなかったが、とても手の込んだ作品が多かった。 タリンのお土産物屋さんの主流は、アンバー(琥珀)で作った 装飾品を売る店。琥珀は、バルティック海沿岸でよく採れると 言われている。松脂の一種。 上の人形の左の帆船や右奥の樹木の葉も琥珀で作られている。 宝石ではないが、希少価値があるものなので、お値段も宝石並み。 私は、昔はあまり関心がなかったが、ある程度の年代になると、 その味わいの魅力がわかってくる。 店の前に座っているのは毛糸で作った人形。 この店もバルト海の琥珀の装飾品を売っている。 こちらは、ロシアのマトリョーシカ人形。東側をロシアと接して いるエストニアは、長い間ロシアに支配されていた。 容れ子になっているこの人形は、全部で8個。 開けても開けても人形が出てくる不思議さに、どの子どもも 一度は夢中になることだろう。 ウィンドー越しに撮影したので、少し霞がかかっている。 こちらは、民族衣装を着た若い女性。屋台で、ナッツ類を 売っていた。 石畳の路地を右へ左へと歩いていくと、丘の上の教会にたどりつく。 途中で見た建物の中庭。大きな木の木陰にスチール製の テーブルと椅子がおいてあった。足が疲れたし、暑かったので、 ちょっと腰を下ろして、一休みしたいなぁと思って眺めた。 旧市街の路地を歩いていると、いろいろなものの影が壁に 面白い幾何学模様を作っているのに気づく。 中世にタイムスリップして幻想的な思いにとらわれる瞬間・・・ こういうときを過ごせるのが旅の一番の醍醐味でしょう。
by tamayam2
| 2011-09-08 00:02
| たび
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