伊吹山のお花畑

長いあいだ行きたいと思っていた田中澄江「花の百名山」
の一つ、伊吹山(標高1377m)に行く機会が与えられた。
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植物の中には、イブキトラノオとかイブキジャコウソウ
とかイブキという接頭辞がつく植物群がある。伊吹山には
固有種も多いと聞いている。
天下の分け目、関ケ原の近くから、伊吹ドライブウェイで
山頂近くまで車やバスで行ける。
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草原で今目を引くのが、ルリトラノオの群生。(写真上)
これは、伊吹山の固有種の一つ。写真の背景にぼんやり
ピンク色に見えるのは、もう一つのお花畑の主役、シモツケソウ


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ルリトラノオの葉は対生であるのに対して、よく似ている
クガイソウは、葉のつき方が輪生である。(写真下)
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青いブラシのような花々が風にそよいでいる。

山頂まで40分ほど歩いたが、その日は、カンカン照り、
しかし、ときどきガスが発生して、辺りがぼぉーと
かすんでくる。
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霞の中に蝶の形らしいものが見えた。ただし、遊歩道から
離れているので、立ち入ることができない。ヨツバヒヨドリ
の群生の中に、浅黄マダラもふわふわと飛んでいるのが見えた。
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後で、この初見の蝶は、サカハチチョウとわかった。
山地に多い蝶で、イラクサ科の植物を食草にするらしい。
イラクサ科の植物も目についた。
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こちらは、クサコアカソ
クサコアカソ【草小赤麻 イラクサ科 Boehmeria tricuspis】
この草は、虫に盛大に喰われていて、その犯人は、
この幼虫だった。マダラ蝶の幼虫のようだが・・・?

追記Blog仲間のdojou7さんから、
これは、フクラスズメ(ヤガ科)
の幼虫と教えていただきました。ありがとうございました。



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この山は、
関東から
出かける
には、
ちょっと
遠い。
何しろ
山頂から
琵琶湖が
見えると
いう。
滋賀県と
岐阜県の
境に
位置して
いる。

機会があれば、別の季節にぜひ再訪したい。
花も蝶も両方楽しめるから、私のお気に入りの山に
入れちゃおう。
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by tamayam2 | 2011-08-11 09:03 | たび | Comments(10)
Commented by ふく at 2011-08-11 13:15 x
やっぱりあれ身を沈めるというくがい?
とらのおは特に名前の好きな花です。
るりいろのも美しいですね。
気軽にお気に入りにいれちゃえていいこと。
聞いたことあるのにどこにあるのか知りませんでした。
Commented by tamayam2 at 2011-08-11 19:59
♡ ふくさん、
苦しみの多い苦界ではありません、ご安心を。
グガイソウの葉は輪生して重なってつくのですが、
一層、二層・・・九層ぐらいになるのです。九階とも
九蓋とも書きます。このごろは、ショート・パンツ
ひらひらスカートの山ガールというのも山頂に闊歩して
いますよ。ハイウエイが完成して、いわゆる登山者ばかり
ではありません。どちらかと言うと、おじさん、おばさんが
主流でしょう。いつかご一緒に出掛けましょう。
Commented by nenemu8921 at 2011-08-12 00:01
あら、伊吹山行かれたのね。いいなあ。
私も行きたいなと思っていたところです。
何しろ上まで車で行けてたくさんの高山植物に出会えるというので!!
ルリトラノオ、きれいに撮りましたね。
さすがtamayamさん。
花だけでなく、チョウだけでなく、幼虫までお目に留まりましたか!
Commented by 寧夢 at 2011-08-12 02:04 x
ずいぶん近く? までいらっしゃってたんですね。といっても、
関西圏からでも足を伸ばすのは遠い伊吹山ですが。
(20年前に一度いって、日焼けしてばてた思い出が・・・)

夏の宿題のように、まめにお花と虫がセットで・・・。(^_^;)
Commented by tamayam2 at 2011-08-12 10:35
♡ nenemu8921さん、
伊吹山に行きたい、行きたいと思っていたのですが、
なかなか機会がなくこのほど、やっと。初級~上級の
コースがあるようですが、初級でも十分楽しめました。
ぜひいらしてみてください。
Commented by dojou7 at 2011-08-12 10:37 x
フクラスズメの幼虫ですね。威嚇して頭フリフリします。
Commented by tamayam2 at 2011-08-12 12:16
♡ 寧夢さん、
そう、寧夢さんの縄張りの近くをかすった程度。
お宅は、夏休み特別プログラムを展開中ですね。
暑いですから、ぼちぼちとやってください。私の両親は
夏休みと言ってもどこにも連れて行ってくれませんでした。
それでも、夏休みって楽しかったですよ。月末の宿題の
ことを考えなければね。私のBlogはチョウ、虫がだんだん
主流になっていき、花や草は、どのチョウの食草か、という
ことに関心が向き始めています。私の顔も、だんだん虫的
になっているのかもしれません。(^_-)-☆
Commented by tamayam2 at 2011-08-12 12:20
♡ dojou7 さん、
ありがとうございます。私もWeb上で散々調べたのですが・・・
こういう蛾がいることを知り感動しました。ありがたきかな、
虫友は。
Commented by pfaelzerwein at 2011-08-17 01:50
私も冬にスキーで一度だけ行った事があります。冬は標高の割に雪もあるので、夏も高山植物に恵まれることは想像できました。植生が美しいのは嘗て氷河であったカール状の地形とか、伊吹のような石灰質のカルスト状の地形かと思います。
Commented by tamayam2 at 2011-08-22 12:09
♡  pfaelzerweinさん、
なつかしいですね。お元気でしょうか。 pfaelzerweinさんは、
登山家ですからよくご存知でしょう。じつは、この山の前に木曾
駒ケ岳カールにも行きましたが、やはりこのシーズン特有の
雷雨に遭いました。このごろは、素人にも山に登る道が開けて
バス、ロープウェイなど等・・・ありがたいことです。実は、今
スイスに来ています。昨日、中部、Thun湖の近くに出かけ、
ユングフラウ、アイガー等の真っ白な山々を仰ぎました。
スイスでも登山列車やロープウェイでかなりの高山に素人
が行けるらしいことが分かり、今度行ってみたいなあと思い
ました。スイスの高山植物も見たいし・・・夢は広がります。(笑)
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