雪割草に出会った

“出会った”シリーズの第3弾です!

雪割草(ゆきわりそう)は、一般名で、日本では
三角草(みすみそう)とか、州浜草(すはまそう)とか
呼ばれている。
これもスプリング・エフェメラルの一つ。


c0128628_8393213.jpg

山野草の展示会などで、鉢植えになって
大事そうに出品されているのを見たことがある。
可憐な妖精のような美を秘めた花である。
いつか、自然に生えているものを見てみたいもの
だと思っていた。
c0128628_8401370.jpg

28日、長野県のある崖地で、何だか見捨てておけない
形の照りのある葉を見つけた。三角形で肝臓の形を
している。もしや?
Hepaticaではなかろうか?
c0128628_8422831.jpg

ミスミソウの学名は、ヘパティカ(肝臓の意味)なのだ。
ドイツの植物仲間たちの間では、そう呼ばれている。
c0128628_8412454.jpg

少し崖を登っていくと、小さな、小さな花が落葉の中
から顔をのぞかせているのが、眼に入ってきた。
よ~く見ないと見過ごしてしまうほど、小さな花だ。
c0128628_8415227.jpg

この時の私の心臓は、おそらくドキドキしていた
に違いない。辺りにはひと気がなかったが、誰かがいたら
そっと教えてあげたいほど美しい花々が、
ここにも、あそこにも咲いていたのだった。
花の色も形もさまざま。
あと1週間もすれば、他の背の高い植物の間に埋もれて
見えなくなってしまうに違いない。日本原産の大事な
野草のひとつ。
c0128628_8425114.jpg

ミスミソウ【三角草 キンポウゲ科 Hepatica nobilis var. japonica】
英語名:kidney wort(腎臓)、 liver wort(肝臓)
やはり葉の形からの連想らしい。
by tamayam2 | 2011-05-04 08:44 | たび | Comments(2)
Commented by ふく at 2011-05-04 09:27 x
キドニーパイという気になるものがありましたが…。
腎臓だの肝臓だの何とかならないものでしょうか。
こんなに可憐な花なのに。
Commented by tamayam2 at 2011-05-04 12:48
☆ふくさん、
kidney〔肝臓〕のパイというと、ドッキリしますが、イギリス
系の人たちはSteak & kidney pieと言って、ステーキ肉
の増量剤のつもりでkidneyの肉も刻んで入れます。おいしい
です。ちょっと複雑な味になりnot so badです。kidney beans
は、茶色のウズラ豆で、チリコンカルネにしたり、豆サラダも
いいです。日本だと、お弁当によく入っている甘い煮豆ですね。
<< 連休中の銀ブラ クマガイソウに出会った >>