都内でカタクリ

カタクリはスプリング・エフェメラルの一つ。
花の好事家がマークしている花だが、私の興味は、
その花にチョウが吸蜜に来るという一点にある。
特に、日本固有のヒメギフチョウが好む花と言うのを
聞いて、カタクリの花々にチョウが舞っている早春の
山野を目にしたいものだ・・・。

その花をくわしく見たいという思いもあるが、最も見たい
ものは、そういう花々が うぁ~と地面に拡がっている風景、
そういう場所に立ってみたいと思うようになった。
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先週、O先生から、練馬区にカタクリの群生地がある・・・
と教えてもらった。え? 都内に?

半信半疑だったが、たしかにありました。
       練馬区 清水山 憩いの森
地元の有志の方々が何年もかけて住宅地の間にある小さな
丘陵地をカタクリとタチツボスミレの群生地になさった。
たしかに、うぁ~と花が拡がっているのでした。
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カタクリは、花が咲くまで7~8年ほどかかると言われる。
自然の状況なら、カタクリは、アリが好むエライオソームと
いう物質をアリに拾ってもらって繁殖すると言われている。
アリやチョウとの持ちつ持たれつの関係で依存している特殊な
植物だ。
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太陽光の具合で花びらがつぼんだり、花弁を反りかえしたりする。
うつむき加減の下のほうに、花芯の美しいサクラ形をちらっと
見せてくれたりする。
この日は日差しは強かったものの風が強かった。
「風よ、止まれ」と念じながら、群生するカタクリをやっと
撮ることができた。
この場所に、チョウが来るだろうか? 
チョウが来たら地元の人々はどんなに喜ぶことだろう。
カタクリ【片栗 ユリ科 Erthronium japonicum】
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こちらは、バイモうぁ~と咲いていた。小石川植物園で。



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バイモ
【貝母 
別名:編み笠百合
ユリ科 
Fritillaria
verticillata】
















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ニリンソウ【二輪草 キンポウゲ科 Anemone flaccida】
                         新宿区 林芙美子記念館で。
ここでも、うぁ~と咲いていました。

カタクリ過去ログ:2010年4月
by tamayam2 | 2011-04-16 13:11 | 日々のできごと | Comments(3)
Commented by nick-1 at 2011-04-16 22:15
わー、凄いですね。
田舎の山里でもこんなには群生してません。

不思議と都会の公園や道端などで、こちらでは少ない山野草を
見ることが出来ますが、多分昔から手入れをされてたのでしょうね。
Commented by tamayam2 at 2011-04-18 13:45
☆ nick-1さん、
このごろ野暮用が多くでなかなか遠出できません。
身近がところで撮っているのですが、けっこう野草が
面白いです。練馬区の丘陵地は、地元の愛好家が
本当に丹精されている感じでした。今ではベッドタウン
ですが、埼玉県との境界に近いところですから、自生地
が守れたのでしょう。
Commented at 2012-04-21 23:49 x
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