ユズの大バカ18年

先回、百年ユズの話をしていたら、
Blog仲間のShibataさんがコメント欄で
ユズの大バカ18年 とおっしゃっていた。
はぁて、どこかで聞いたような無いような・・・。

Web‐siteで調べると、この言葉の全容は、次のようだった。
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桃・栗3年、柿8年、梅はスイスイ13年、
梨はゆるゆる15年、柚子の大バカ18年、
ミカンの間抜けは20年

大バカだの、間抜けだの、さんざんな言われよう。

しかしだ、臨済宗のお坊さんによれば、この言葉は
果物に向かって悪口を言っているのではなくて、
生きとし生けるもの、動物であれ植物であれ、
それぞれに固有の成熟時間、寿命というものが
定まっているというお話であるようだ。

自然の環境であれば、柿は実がなるまで8年ぐらい待つ。
ミカンなら、植えてから20年かかる。うぁ~(嘆息)

現在は、接木、取り木、交配、遺伝子組み換えなどの
技術によって、人間は、実を得る時間を短縮できるので、
実際は、そんな悠長に待つことは無いのでしょう。

また、子供の将来を考えて・・とかなんとか言って
英語や楽器を習わせたり・・・自然な成長が
待てない親もいる。

私が年とともに樹木、それも大木に惹かれるのは、
きっとその木の持つ寿命の長さに驚嘆するからなの
かもしれない。


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ウチの近くの八幡様の松の木は、私の子供のときから
大木だったが、まだそこにあって大木だ。おそらく、
私が世を去ってからも、そこにあるに違いない。

都会では、神社ぐらいしかもはや大木が息づく空間がなく
なってしまったわね。松の木の梢近くに黄色いゴルフ
ボール大の実がついている。おそらく黄カラスウリだと
思われるが・・・
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ケヤキの根本からひこばえが出来、その葉が黄葉していた。

今年は、例年になく花付きのよいサザンカ。写真上
このサザンカも40年以上経っている。
ろくな手入れもしてやらないのに、毎年
暮ちかくに花を見せ、数日ではらはらと散ってしまう。

樹木は、その場にいて人のやることをじっと
観察しているようですね。
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by tamayam2 | 2010-12-12 18:17 | 日々のできごと | Comments(20)
Commented by ふく at 2010-12-12 20:22 x
桃梨ミカンは抜かして憶えてました。
おもしろいですね。
子供に対するはよ伸びろ攻撃はちょと耳が痛い。
経験済みです。
いまならゆるゆる成長を待てるのに孫がいない。
残念。
Commented by kanmyougama at 2010-12-12 22:07
命の長さはそてぞれに1年に長さも違うのです。
齷齪働いていてイタリアに旅行したとき・・・・一日がゆったり長く感じました。
僕が育ったタイワンはもっと長い・・・
ニュージランドもユックリ感じた・。
ボクの「蘇鉄」は僕と一緒に生きていて、
ほとんど形を変えない。
生きるということの意味をつくづく感じました。
Commented at 2010-12-13 07:37
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sumiko33m at 2010-12-13 14:40
こんにちは!
桃・栗3年、柿8年までは知って居ましたが<梅はスイスイ13年から
ミカンの間抜けは20年>は初めて知りました。
大木に黄色の実が連なってる景色も珍しく見せて頂きましたよ。
TOPは山茶花でしょうか、それとも椿?素敵な色合いにうっとりです。

Commented by tabikiti at 2010-12-13 18:13
昨夜
世界遺産と云うテレビの番組で 
アラビア半島の南、イエメンのソコトラ諸島と云う島の
【竜血樹】という木は
花を咲かせ実をつけるのに200年近くかかるという壮大なお話をしてました^^
Commented by tamayam2 at 2010-12-13 19:55
◆ふくさん、
>子供に対するはよ伸びろ攻撃・・・どの親も
自分ができなかったことを子にやらせたいと
思うのね。(私も反省)我々の仲間には、孫に
恵まれない人もけっこういるわね。そのうちに
マゴマゴする日が来ますよ。
今日、上野藪蕎麦に出かけました。老舗のいい
蕎麦屋さんでした。ありがとうございます。
Commented by tamayam2 at 2010-12-13 20:22
◆ kanmyougama さん、
kanmyougama さんの蘇鉄、ご一緒に何十年連れ
沿っておられるのですね。作品が仕上がった喜びも
蘇鉄は、じっと見ていますね。そう、国によって、
時間の流れるスピードが違いますね。イタリア、
台湾、ニュージーランド・・・ゆったりとしていますね。
何かに追われていらいらしている自分が恥ずかしく
なります。
Commented by tamayam2 at 2010-12-13 20:24
鍵コメさん、
な~んの、な~んの。面白い経験をさせていただき
ました。本当にお心遣いありがとうございました。
Commented by tamayam2 at 2010-12-13 20:27
◆ sumiko33m さん、
12月も半ばになりますね。少し焦っています。
クリスマスプレゼントも年賀状もまだ・・・
それなのに、各地から色々いただいて・・・
毎年こういうことの繰り返しです(笑)
sumiko33mさんのお写真を楽しんで見ておりますよ。
Commented by tamayam2 at 2010-12-13 20:30
◆ tabikitiつぁん、
今Googleで竜血樹という木を見たところです。
傘のような枝が張っていて、その下で人が憩えそう
な木でした。世界には、色々不思議な現象がある
ものなのですね。そういう木を実際に見てみたい
です。そのためには、私も寿命が100年ほど欲しい
ですが、それは、欲張りというものでしょうね。
Commented by kimiko_shibata1 at 2010-12-13 20:31
こんばんは
話を深~いものに熟成してくださってありがとうございます。
私は山を歩いていて「木、樹」がいとおしく、機会があるとハグしてきます。
まったくtamayamさまを同じで・・・
何百年前から・・・私が居なくなっても何百年もじっと世の中にある続ける、世の中を見守っているであろう樹が好きなのです。
何かを託したいのです。
樹は見える部分の何倍もの根を育てています。
自分も表面よりも根を育てたいと思っています。
樹に教えてもらうことは深いのです。

大馬鹿ゆずを沢山のジャムにしました。作業が終わったら風邪をひいてしまって柚子湯で癒されています。
Commented by tamayam2 at 2010-12-13 20:47
◆ kimiko_shibata1 さん、
話のきっかけを作ってくださって、ありがとう
ございます。Blogでこういうお話が弾むというのは
まっこと、良いものですね。私は若いときには、草花
には関心があったのですが、樹木には、とんと。
一つ一つ名を覚えていくうちに、だんだん親しみを
感じるようになりました。年の瀬が近づいてきます。
主婦としてはあれこれしないと・・・と思うのですが、
このごろは、まっ、いいか!と上手に逃げる言い訳も
上手になりました。ふふふ 柚子湯で風邪を治すなんて
いいことですね。
Commented by toti51 at 2010-12-15 08:03
大きな木って神が宿ってるような気がしますね。
庭には大きくもないですが、先代が植えた木がたくさんあって、もう義父母、義祖母もみなあちらの人となったのに、うえた木は残っていて、まだまだ枯れる気配もなくここにあるということを、時々すごく不思議に感じます。
木だけでなく、水仙なんかも何十年と残って毎年花を咲かせます。植物はすごい。
Commented by tamayam2 at 2010-12-16 13:04
◆ toti51さん、
コメントいただきながら、お返事が遅れてしまい
ごめんなさい。 toti51さんのお庭の話、お考えを
垣間見るに先代の残されたものを継承しつつ、自分
流にアレンジしながら上手に生きておられる姿が
浮かんできます。退職後、老後生活3年生の私に
とっていろいろ教わることがあり感謝しております。
ま~ず、先代の残した山のようなモノの片付けが
私のこれからの人生の一大事業。彼らの大事にして
きたものの味わいつつ、上手に手放して行こうと
考えております。長女の宿命ですねえ。(笑)
Commented by nenemu8921 at 2010-12-16 15:04
こんにちわ。
桃栗3年、柿8年、ゆずのバカヤロ18年というのは、よく母が口にしていました。
なつかしいなと思って拝見していました。
キカラスウリ、見事な写真ですね。
賢治作品には、カラスウリの灯というのがよく出てきますが、東北は赤い実が少なくて、このキカラスウウリのようです。
関東は赤い実が多いですね。(^_-)-☆
植物はそれぞれにつつましく、しなやかに、したたかに伸び、
花を咲かせ、実をつけ、散っていきますが、
それぞれのその時々の一生懸命さにはっとすることが多くなりましたね。



Commented by tamayam2 at 2010-12-17 10:11
◆ nenemu8921 さん、
久しぶりにお宅を訪問して、その写真のすばらしさに
口をあんぐりあけて感嘆しておりました。
カラスウリは赤いものとばかり思っていましたが、
こういう黄色いものもあることを今回知りました。
東北地方には多いのですね。
>植物はそれぞれにつつましく、しなやかに、
 したたかに伸び・・・
まっこと、その通りです。私も植物の生き方に
はっとする瞬間があります。こういう感動を
語り合える友がいることは幸せなことです。(*^.^*)
Commented by 小林麦酒 at 2010-12-23 08:46 x
神社の存在が森をキープしていますね。
時々、総武線の高架から見えるこんもりとした小さな森。後で調べてみると、ほぼ100%が神社です。

これからもずっと、それらの森を残してほしい思います。
Commented by tamayam2 at 2010-12-23 20:07
◆ 小林麦酒 さん、
ずいぶんご無沙汰をしておりました。2010年Bier Reise
拝見しました。しっかり巡っておられますね。Rotenburg
の東側でしょうか。わたしゃ、未踏の地です。すばらしい
ことです。
本当に、神社は、日本中どこにでもあり、宗教施設
でありながらふるさとの自然を守ってくれている貴重
な場所になっていますね。カラスの寝ぐらにもなって
いるし・・・
Commented at 2011-09-29 07:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2011-10-01 19:12
♡ HKHSS さん、
柚子の大バカ・・・本当に面白い言葉ですね。大切に育てて
ください。天然の柚子の香りは本当にすばらしいですから。
でもあんまり大事にしすぎると・・・期待外れになるかもしれ
ません。植物・動物に対するときには、少し、泰然と構えること
も大事です。それぞれに成長の度合が違いますから。
Good luck!
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