オケラにもいろいろございますが・・・

オケラと聞くと、昆虫を思いうかべる。
見たことはないが、コオロギのような昆虫にケラというのがいて、
通称オケラという。

また、手持ちのお金がなくてすっからかんのとき、
「オレ、昨日マージャンですっちゃって、今日はオケラ!」 とも言うそうだ。ふふふ

こちらは、植物のオケラケラに愛称がついたのではない。
あまり見ない植物だが、漢方のほうでは大事なもののようだ。
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東京都薬用植物園で10月8日撮影
葉が細いか丸いかで、名が違うようだが、両方ともjaponicaなので、
私としては特別扱いにしちゃおう。
薬効は、健胃利尿。若い葉は食べられるそうだが、
葉が枯れて硬くなるとゴワゴワとしている。

ホソバオケラ【細葉朮 キク科 Atractylodes lancea japonica】
オオバオケラ【大葉朮 キク科 Atractylodes ovata japonica】
漢字は、「述べる」という字のシンニョウの中の字、
葉の形によって二種類あるようだが、写真のものは、どっちかな?

この植物園の通路に熟した柿が落ちていた。
その柿に歩み寄って蜜を吸っているきれいなアゲハがいた。
これは、有名な外来種、アカボシゴマダラ
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アカボシゴマダラ【赤星胡麻斑 タテハチョウ科 Hestina assimilis】

このチョウは、要注意外来生物に指定され、東京都には2006年以降
入ってきたと言われる。もともと奄美大島とその周辺にいるチョウ。
沖縄にはいない。どうして関東に来たのか・・・一説に意図的な放蝶と
書いてあったが、わざわざそういう手のこんだことをする人がいるの
かしらん??

食草であるエノキの木の上で越冬する。同じ葉を食草とするゴマダラチョウ
オオムラサキを脅かすということで危険視されている。
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吊り花(つりばな)の実がはぜて、きれいだった。
ツリバナ【吊り花 ニシキギ科 Euonymus oxyphyllus】
春に花が吊り下がっているときに、撮ろうとしたが、風に
そよいで、なかなかピントが合わなかった。白の可憐な花だ。
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薬用植物園の近く小平から花小金井あたりの遊歩道を散歩した。
ススキが銀色に光ってきれいだった。
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by tamayam2 | 2010-10-22 09:38 | 日々のできごと | Comments(6)
Commented by kimiko_shibata1 at 2010-10-22 19:57
こんばんは
オケラ、早速にレクチャーしてくださってありがとうございます。
japonicaは大好きですので一応知っておりましたが、二種あるとは・・・今まで見ていたのはどっちかな?
ツリバナもちょうどいいタイミングで全部、4個揃っていましたね。
なかなかこのようには撮れません。
先日、日本列島の動植物がいかに貴重であるかを改めて知りました。
自然に変化していくのはいいですが、人為的に余計なことはしないでほしいです。
Commented by sumiko33m at 2010-10-23 09:02
おはようございます!
オケラと言うお花が有ったのですかぁ~(@_@)
知らないことが、まだまだありネットは有り難いです。
>昆虫にケラというのがいて
ケラは見たこと有りますよ・・・・
吊り花、丁度良い具合にハゼていて、淡いグリーンのバックに
玉ボケが良い感じで素晴らしいですね。
Commented by tamayam2 at 2010-10-23 10:12
◆ kimiko_shibata1 さん、
我々japonicaファンですね(笑)japonicaと言っても
必ずしも原産国ではないこともあるようですが、調べる
のは楽しいです。中国産がjaponicaにされているものも
あるし、その逆もあるようです。リンネの時代は、Far
Eastはどこも同じという認識だったのでしょう。日本
の土着に根付いた野草を大事にしていかないと、昆虫
が消えてしまう・・・そういう危機感を感じます。
Commented by kanmyougama at 2010-10-23 13:14
万葉で読まれた花、植物面白いです。
当時の感性を感じます。
大事な植物が消えないようにと思います。
Commented by tamayam2 at 2010-10-23 15:12
◆ sumiko33m さん、
そちらの植物を拝見していますと、もう晩秋、冬が
ま近という感じがします。南北に長い日本列島、いろいろ
な自然がありますね。奄美大島では台風が来て大変な
ことになっているし。。。オケラとかコウヤボウキとか
地味な野草です。万葉集の相聞歌にも歌われていますよ。
ロマンティックな花なんです。
恋しけば 袖も振らむを 武蔵野の うけらが花の
色に出なゆめ (万葉集3376)当時は、オケラと
言わずにうけらと言ったようです。
Commented by tamayam2 at 2010-10-23 15:25
◆ kanmyougama さん、
個展に向けて制作と収穫の取り入れの日々ですね。
kanmyougama さんの日常を拝見していると、まったく
無駄がなく、小気味がいいくらい。ご立派です。
10月もそろそろ後半に近づいてきているというのに、
まだ何となく暖かいです。夏物もしっかり片付けて
いません。万葉集など久しぶりに見てみました。
昔の人の感性の豊かなこと。こんな野草が気にかかる
のも年をとってからの楽しみね。
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