南国のチョウ

多摩動物園生態園では、先回のタテハモドキの他に
たくさんの南国のチョウを見ることができました。

下は、ナガサキアゲハ。最近東京でも見ることができる
そうですが、沖縄方面から北上してきたチョウです。
尻尾のような尾状突起が無いことが特徴です。
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シーボルトが長崎で見てこの和名になったとか。
ナガサキアゲハ【長崎揚羽 アゲハチョウ科Papilio memnon】
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クロアゲハ【黒揚羽 アゲハチョウ科 Papilio protenor】
こちらは、ちゃんと尾状突起がありますね。
東京より南に生息します。
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シロオビアゲハ【白帯揚羽 アゲハチョウ科 Papilio polytes】
こちらは、オスで白帯が、すうっと一文字に走っていますので
わかり易いです。
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しかし、メスには、ベニモン型と言ってベニモンアゲハ
に擬態しているものもあるそうです。下のチョウは、
シロオビアゲハのベニモン型なのか、モンキアゲハなのか・・・
Tamayam2には、よく判別できません。

チョウの擬態という話になると、わからないことばかりで、
困ってしまいます。
話がややこしくなるから、自分の姿を他のチョウに似せて
変えたりしないで、とお願いしたくなりますよ(汗)


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クロアゲハシロオビアゲハが、
止まっている穂のある植物は、



チリメンナガボソウ【縮緬長穂草 クマツヅラ科 
         Stachytarpheta dichotoma】
チョウを飼育している生態園では必ずと言ってよいほど見ること
ができます。西表島などで自生しているそうですが、東京では
普通に見られる植物ではありません。
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もう一つチョウの好む花は、
トウワタ【唐綿 ガガイモ科 Asclepias curassavica】
英語では、Milkweed アメリカでは、文字通り雑草のように
生えていますが、葉や茎を折るとミルクのような白い汁が出、
それにかぶれると大変です。全草、有毒です。
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くわしく見てみると、下向きについている赤いものが、花冠(花びら)、
上向きの橙色のものが、副花冠。その中にオシベとメシベが合体した
ずい柱というものがあります。なかなか複雑な構造になっています。

今日から名古屋で「国連地球生きもの会議」が開催されます。
植物や動物とヒトの暮らしがどう関わっていくのか・・・
興味をもって注目しています。
by tamayam2 | 2010-10-11 09:48 | 日々のできごと | Comments(4)
Commented by aamui at 2010-10-11 22:51
わー紫色のねじ花!とびっくりしましたが 違う種なのね
Commented by tamayam2 at 2010-10-12 07:50
◆ aamui さん、
そう言えば、ネジバナの花のつき方と似ていますね。
ネジバナは、小さいけれどれっきとしたラン科の植物
です。野生ランの中には、野原に生えている小さいもの
がたくさんあります。よーく見れば、ランの顔をして
いるのよ。虫眼鏡で見ないとわかりませんが(^^♪
Commented by ふく at 2010-10-12 09:39 x
ねじれてますもんね。
ピンクの本物(?)は夏によく見かけたような気がします、いなかで。
ランの仲間が田んぼの縁に咲いてないか。
トウワタ、ガガイモついおもしろい名前に反応してしまいます。
しかも立派な毒だったりして。
よそながら名古屋も気にしています。
tamayam2さん効果と呼びましょう。
Commented by tamayam2 at 2010-10-12 19:37
◆ふくさん、
ネジバナは、私、葛西の水族館の敷地で見かけました。
思いがけないところで時々会います。だれもラン科とは
知らないのよ。このごろまた暖かいですね。チョウの
ウォッチャーとしては、見過ごせません。(*^v^*)

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