キンモクセイの香りに誘われて

十月に入りました。
Yamayam町にもどこからともなく、キンモクセイの香りが
ただよってきます。十月の香り。

秋はいろいろな行事も多いし、家の中ですべきことも溜まっている
のですが、天気がよければ、秋の短日を惜しむかのように、
“お出かけ虫“が黙ってはいません。
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6日、東京の西、日野市へ足を伸ばしました。

一日中キンモクセイの香に包まれて、猛暑を乗り切った生き物を
求めて歩きました。


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雑木林の中で、赤いキノコを見つけました。
ベニテングダケにあるような白い点々はありませんでした。
何でしょうね。
 追記:このキノコは、タマゴダケ【テングダケ科】
    立派な食用キノコだそうですが、ベニテングダケとの
    類似性によって、みな手を出さないのだそうです。
    kimiko_shibata1さん、お教えいただき、ありがとうございます。
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最近よく見かけるサフランに似た花。気になっていましたが、
これは、イヌサフラン(別名コルチカム)というようです。
日本の命名法のセンスから言うと、イヌとつけば、偽モノ、亜流などの
悪いイメージがあります。
イヌ山椒とかイヌ枇杷とかね。

コルチカムとは、コルヒチンという化学物質の名から来ているそうで、
痛風の薬になるそうですから、イヌサフランじゃ、申し訳ない待遇ですね。

イヌサフラン【別名コルチカム ユリ科 Colchicum autumnale】

本物のサフラン【アヤメ科】には、長くて赤いメシベがあります。
パエリャ(サフランご飯)の香りづけに使う香料ですが、とても高価
です。なにしろ、一つの花からメシベが3本しか取れないのですから、
どのくらい貴重なものかご想像ください。
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イヌサフランより大ぶりなこの花は、
サフラン擬(もどき)。こちらは、ヒガンバナ科だそうです。
ご近所の庭先などでよく見かけます。
サフランモドキ【ヒガンバナ科 Zephyranthes carinata】

擬(もどき)という言い方も、ちょっと二流のというようなニュアンスが
あって、失礼な言い方ですね。
本物ではないけれども、よく似たモノ。
梅もどき(植物名)、雁もどき(豆腐製品)、タテハもどき(蝶の名)・・・
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by tamayam2 | 2010-10-07 12:34 | 日々のできごと | Comments(8)
Commented by kanmyougama at 2010-10-07 14:00
肌持ちがいいというよりやや寒い、
キンモクセイの柔かい香りが室内まで入ってきます。
窯部屋で釉を掛けていますが小屋にくっつくように
大きなキンモクセイ・・・・ここに窯を置いて16年目、
キンモクセイも大きくなりました。
Commented by tamayam2 at 2010-10-07 18:31
◆ kanmyougama さん、
作品を作っておられる仕事場にくっつくような
キンモクセイの大木!いい香りは人を生き生きと
させますね。日本全国いま、この香りが満ちている
のでしょう。ノーベル賞受賞者も出てなんだかうれしい
ですね。地道に仕事に励んでいると、きっといいこと
があるというような前向きな気持ちになれます。
Commented by kimiko_shibata1 at 2010-10-07 20:15
こんばんは
きのこ、白いつぼのきのこは「タマゴタケ」、下はそれが開いたものかは???
こんな赤いキノコですが、食べられます。今頃ではなかったような気がします。

金木犀の香りがいい季節ですね。
Commented by tamayam2 at 2010-10-07 22:01
◆ kimiko_shibata1 さん、
ありがとうございます。名前がわかって胸のつかえが
下りました。タマゴダケ、テングダケ科、食用になる
のですね。色がきれいでした。大きいものも同じだ
と思います。そばにたくさん卵型のものがあったので
すが、コーフンしたようで、ピンボケでした。白い袴を
履いているようで、面白く眺めました。
Commented by 寧夢 at 2010-10-10 06:22 x
仕事で奥州市に出向きました。民家や道端の鮮やかな花は、
イヌサフランだったのですね。毒があるから、犬猫が近付かないように、
わざわざ植えられているのでしょうか。
大阪では余り見たことがなかったので、
この季節に大振りで鮮やかな色に驚きました。

きのこは雑草の下にどっさり生えていました。
とって食べたかったわ・・・。
農家の方いわく、根元が丸いか三角かで食用か毒か見分けるそう。
あれ、どっちがどっちだったっけ?
Commented by tamayam2 at 2010-10-10 09:32
◆寧夢さん、
私もみんなサフランかと間違って認識していました。
サフランを見れば、パエリャを思い出す私です。
日本人は、サフランが好きなのかと思っておりました
が、イヌ~やら、~モドキやら・・・いろいろ出て
きまして混乱してしまいました(^^♪キノコも魅力的
ですねえ。いろいろな見分け方があるようですが、
そそっかしいので、鑑賞だけに留めておきます。
友人がアセタケというキノコを間違って食べて、
大汗をかくわ、呼吸が激しくなるわで一家で苦しんだ
話をしてくれました。怖いナァ~
Commented by namiheiii at 2010-10-10 11:11
コルヒチンですがこの植物からとれたアルカロイドなのでこの名がつけられたのだと思います。細胞分裂を阻害するので昔から有名で制がん剤や通風の薬として使われました。。Colchicum autumnaleはイヌサフランの学名でColchicumは属名、autumnaleは種名を示します。イヌも馬鹿になりませんね^^
余計なことを申しました。花を見たのは初めてです。
Commented by tamayam2 at 2010-10-10 19:53
◆ namiheiii さん、
やっぱり、そうでしたか!8日に東京都薬用植物園
に出かけました。コルチカムがたくさん畑に植わって
いました。研究のために役立ててほしいです。友人に
酒が好きで痛風で苦しんでいる人がいます。風が吹いて
も痛むとか・・・。コメントありがとうございました。
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