ドイツで見た野草とチョウ

今日は、ひさかたぶりのお湿りです。
何日ぶりでしょうか・・・・
クーラーのお世話にならずに過ごしました。

気持ちよい季節の到来まで、まだちょっとの辛抱ですね。

ドイツの写真の中に何枚か記録しておきたいものを
出してみましょう。
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キレンゲショウマ【黄蓮華升麻 ユキノシタ科 
Kirengeshoma palmate Yatabe】
学名が日本語、Yatabeは、矢田部良吉(1851-1893)のこと。
日本ではめったに見られない(レアモノの)花
ということですが、ケルンの友人宅の庭に咲いていました。
彼女が日本から持ち帰ったのかもしれません。

Blog仲間のShibataさんが、7月ごろ日光植物園で、ご覧に
なったものです。絶滅危惧種Ⅱ類。
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ツリフネソウ【釣舟草 ツリフネソウ科 
           Impatiens textori】
この親類筋に、園芸種インパチエンスがあります。
英語では、impatient (我慢ならない)という変な名ですが、
鳳仙花の種のように、触れると種がパッと弾けて飛び散る性質
が、堪え性のない、我慢ならない・・・ということになる
ようです。ちょっと気の毒な命名です。
そういえば、ホウセンカという昔風の花も最近、あまり見かけ
ませんね。
ツリフネソウは、ドイツで、道端や川べりなどでよく見る
野草です。


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Limburgの町中で
見かけた
パイプカズラ
(ウマノスズクサの一種)
が二階まで
届くような高さに
這い上がって
いる様子。


















オオバウマノスズクサ【大葉馬の鈴草 ウマノスズクサ科 
Aristolochia kaempferi Willd.】
日本では、町中でこんなに緑を茂らせているウマノスズクサの類を
見ることはありませんが・・・都市の緑化には、なかなかよい植物
だと思います。暑さ対策として。これが食草であるジャコウアゲハを
ドイツで見たことはないのですが・・・
実はキュウリの短いようなものです。
    過去ログ:2007年6月 都市の緑化とウマノスズクサ
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ドイツやイギリスの線路沿いや空き地に、うるさいほど、どこでも
繁茂していたブッドレヤ。我が家のものは、この夏、暑さと小さな
バッタにやられて枯れてしまいました。
ブッドレヤ【ゴマノハグサ科 フジウツギとも言う
 Buddleja davidii】
この木には、チョウがよく集まるが、このチョウは、アカタテハ
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Iphofenの森で見たヨツバヒヨドリに止まっていた蝶あるいは、蛾?
(西洋ではあまり蝶と蛾を区別しない)
これはナミシャクの仲間かも。
幼虫が尺取虫のような虫・・・よくわかりません。
ご存知でしたら、お教えください。
大変鮮明な色でした。羽の裏側が、オレンジ色。

ヨツバヒヨドリも蝶が好む野草です。
蝶が見たければ、蝶の好む植物を探すのが手っ取り早い
というわけです。(笑)
ヨツバヒヨドリ【四葉鵯 キク科 Eupatorium chinennsis】
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by tamayam2 | 2010-09-08 23:26 | たび | Comments(8)
Commented by kimiko_shibata1 at 2010-09-09 05:38
おはようございます。
ドイツで見るキレンゲショウマ、なんとも感動的ですね。
実際にご覧になられたらもっとでしょう!
日本では見られないものが遠くドイツで普通のお庭にある・・・素敵な風景です。

蝶が見たければ花を探せ・・・まったくおっしゃる通り!
特にヨツバヒヨドリには沢山やってきます。
鮮やかな蝶たちですね。

ジャコウアゲハは本州でも岩手以南ですからドイツの気候は涼しすぎるのではないでしょうか?
Commented by aamui at 2010-09-09 06:05
お早うございます 松本を毎朝MYジャガーで散歩しました 松本も小さな城下町なので 自分で歩けば簡単でした 従兄弟の家族もとても喜んでくれて 思い切って行き本当に良かったです 今を生きなくてはと又しっかりと心に刻みました 高ボッチにはじめて行きました ススキだけが秋を告げていました 今年は入道雲が綺麗でしたね 
Commented by tamayam2 at 2010-09-09 08:38
◆ kimiko_shibata1 さん、
Shibataさんは、毎月日光植物園に行っておられますね。
うらやましいや。この暑さで植物園に行きそびれています。
レヤモノのおっしゃるキレンゲショウマが見られて
うれしかったです。日本では剣山のそばとかなかなか
見られないものらしいですから。友人は、園芸関係の
日本人の友人が多いので、手にいれたのかもしれません。
ときどきレヤモノに関して問い合わせがあるのですが、
こっちはそういう知識がないので、調べるのに苦労
することがあります。庭には、更級ショウマ、ミソハギ
等も咲いていましたので、ちょっと秋の風情でした。
Commented by tamayam2 at 2010-09-09 08:41
◆ aamui さん、
>松本を毎朝MYジャガーで散歩・・・すごい!
やったね。本当に今を生きなければ!いつか、いつか
と待っていてはなりませぬ。Tamayam2は、でも
この暑さですっかり外出がイヤになりました。出かける
ところは病院とか役所とか・・・ばっかり。もう少し
しのぎ易くなれば、出かけますよ~。
Commented by ふく at 2010-09-09 09:06 x
降ったら降ったで降りすぎの雨でしたね。
農家の友人はにんじんに毎日水を運んでいましたが、
今度は発芽したての苗がどうにかなってしまいそうで
よそながら心配してます。
キレンゲショウマは言葉の響きで覚えてました。
松たかこさんがテレビで見たお芝居中で
連呼してましたので。
可憐な花ね。
みそはぎは田舎によく見られ
お盆には必ず供えていました。
なんかおいしそうですよね。

涼しいと楽ですが反動が怖いです。
もう少し辛抱して猛暑をのりきりましょう。
Commented by kanmyougama at 2010-09-09 09:55
日本名の植物をドイツで、しかも日本では見られなくなって・・・・。
そんな出会いも不思議ですね。
つりふねしう偶然見かけてうれしかった。もちろん名前もわかりませんでした。
個展会場に通う途中でしたので切り取って会場に・・・
調べてみるとツリフネソウ・・・・。
そうして知った花は忘れません・・・。

台湾から戦後引き上げで初めて見かけた花がホウセンカ・・・・
一杯咲いていて触るとはじける実が面白かった・・・小3の頃。
Commented by tamayam2 at 2010-09-09 22:37
◆ふくさん、
今日は、ちょっとしのぎやすかったですね(*^.^*)
週末が怖いぞ。さて、キレンゲショウマは、宮尾
登美子の「天涯の花」というお話に出てくるようです。
まだ読んでおりませんが。四国の剣山のあたりに
自生しているそうです。ミソハギはお盆の花という
印象ですが、ライン川の川辺でもよく見かけます。
涼しげな花ですね。よっし、今週を乗り切ろう!!
Commented by tamayam2 at 2010-09-09 22:47
◆ kanmyougama さん、
鳳仙花、お白粉花、子供時代の懐かしい花ですね。
台湾から引き上げて来られたのですね。台湾の方々は
日本の風物を懐かしくおっしゃいますね。有難いことです。
韓国では、鳳仙花の花びらの汁で女の子がマニュキュアの
ように爪を赤く染めます。お白粉花の黒い種の中の
白い粉を顔に塗って遊んだり・・・お化粧の真似を
しました・・・(^^♪

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