ミヤマカラスアゲハ

7月はとうとうあと一日を残すばかりになりました。
日本全国、信じられない暑さに包まれています。

(老人、病弱者、子どもは)室内でも熱中症にかかり
 やすいとか・・・
 私は老人のカテゴリーに入るのでしょう、

ここは、どっこい性根を据えて、生き抜かなければ
なりません。そんな覚悟でおりますよ。
みな様も御身お大事に。

7月は、私、チョウのお話ばかりしておりました。
ご関心の無い方々には、申し訳けないことですが・・・


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30日、
長野県
茅野市で、
ステキな
チョウに
出会った
のです。



















ミヤマカラスアゲハ【Papillio maackii】
標高1000mぐらいの地点を車で走っていましたら、なにやら
黒いモノが!?

周囲の安全を確かめて、沿道に駐車し、あたりの崖を
調べました。

そこには、ウマノスズクサに似たつる草が生え、ちょうど
白い花がいっぱいついていました。
ふむ、ふむ、こういうつる草はチョウにとって魅力的なはず、
と思い、待つことしばし・・・・・・。
果たして、黒いチョウが、ひらひらと現れ、
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このつる草の花に止まってくれたのです。
さらに、少し茶色いがかった別のアゲハまで、やってきました。
ジャコウアゲハのメスに違いありません。

あとから、羽の細部を観察しますと、羽がかなり傷んでいました。
昆虫採集の子どもに追われたのか・・・長旅だったのか。
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ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)は、少し変わった形の
花を持ち、ハエなどの昆虫をおびき寄せるのです。
ギフチョウやジャコウアゲハの食草で、植物とチョウの
巧みな連携関係を持つ野草です。

この種のチョウは、園芸種の植物には目もくれず、ひたすら
野生の食草だけを食します。偏食なのです。死んでも、主義
主張は変えないのです。(嗚呼)

上の写真は、先日北杜市のオオムラサキ・センターで撮影
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茅野市で見たつる草は、イケマ(ガガイモ科)
ウマノスズクサ同様、毒草で、チョウが好むものです。
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この写真を撮った場所は、標高1800mほどの亜高山帯です。
白樺、ダケカンバなどが生い茂っている高原で、
コメツガ(マツ科)の小苗、コケモモの茂って
いる中に、小さなゴゼンタチバナの花が見えました。
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ゴゼンタチバナ【御前橘 ミズキ科】高さ3cmぐらいの小さな花。
秋になると、白い花のところに真っ赤な実をつけます。
by tamayam2 | 2010-07-31 10:46 | たび | Comments(4)
Commented by aamui at 2010-07-31 18:23
ゴゼンタチバナ赤い実を覚えているような・・・・とってもミズキに似てるわね
Commented by tamayam2 at 2010-07-31 18:55
◆aamuiさん、
私もミズキ科と知ってびっくりしました。
だって、とても背の低い小さい植物なんですもの。
でも、確かに葉はハナミズキに似ていますね。
このごろは、チョウがどの草が好きかわかるように
なったのよ。そこで、じっと待つ。やがてチョウが
来る。この瞬間はうれしいものよ。
Commented by 寧夢 at 2010-07-31 22:38 x
でっかい猫の下にかわいい蝶ちょ。少しビックリ。
そして、山歩きに出かけたかのような野草の数々。
高原に散策気分。

今晩は門灯の近くの壁に、夜、
ひっそりと蝶が休んでいます。
うす青く光る羽が幻想的な、7月最後の日でした。
Commented by tamayam2 at 2010-08-01 08:38
◆寧夢さん、
へっへ、デッカイ猫が見下ろしているようですね。
お宅の門灯にチョウが休んでいるって。きっと
そこがくつろぐ場所なんですね。チョウの命は短い
のです。チョウもこの暑さじゃまいっているのでしょう。
生きとし生きるもの、みな涼風を待っているのね。
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