ハンカチの木

先々週8日、群馬フラワー・パークで、ハンカチの木を
見た。外国では、ダヴィディア(Davidia)とか、
鳩の木(Dove Tree)とか呼ばれている。
全体的に見るとこんな感じで、かなり大木である。
(風がびゅーびゅー吹いていたので、本当に洗濯物が
揺れているみたいだった。)
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中国 四川省原産、ミズキ科【Davidia involucrata】
日本では、ハンカチの木と呼ばれ、あちこちの植物園
で人気を集めている。白いハンカチのように見えるものは、
花を包む苞(ほう)で、、中心の丸い玉のようなものが花の集合。
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この木を中国で発見したダヴィデ師は、イエズス会の神父
で植物学者。ハンカチの木のほかにも、彼の名が付いている
植物にいくつか会ったことがある。
たとえば、チョウが大好きなフジウツギ(別名 ブッドレア)
も学名は、【Buddleja davidii】
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フランス人のアーマン・ダヴィデ神父(1926-1900)は、
中国の南西部に派遣されその自然のすばらしさに心を
うばわれてしまったのだろう。

植物ばかりでなく、動物や昆虫など、博物学全般にわたって
いい仕事をなさっている。『ファーブルの昆虫記』のファーブル
みたいな人だったようだ。
宣教のほうでもよいお仕事をされたのは疑いなかろうが、
植物の学名に名を残すという生き方は、
もっとすてきですね!
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by tamayam2 | 2010-05-19 06:45 | 日々のできごと | Comments(10)
Commented by nenemu8921 at 2010-05-19 08:47
風の強いなかでいい写真が撮れましたネ(^^♪
最近話題の木ですね(*^_^*)
学名から入るところがtamayamさんらしいですね。(^^♪
昨年5月、私も群馬フラワーパークへ行きました。
広くて十分には見られませんでしたし、ハンカチの木には気づきませんでした。(汗)
ロックガーデンが印象に残っています。
Commented by kanmyougama at 2010-05-19 10:25
ハンカチノキのネーミングが面白いですね。
学名を見てみますと発見者の名前が出ていますね。
すばらしい仕事ですね。
面白いと思って見ました。
Commented by echalotes at 2010-05-19 19:35
我が家のすぐそばの公園に2本、ハンカチノキがあるのがわかって、ブログにちょっと書いたのですが、さすが、Tamayamさんの説明はすばらしい!私のところでも、Tamayamさんのブログ、紹介させてもらいますね~♪
Commented by kimiko_shibata1 at 2010-05-19 19:59
こんばんは
tamayamさまの博学なお話が大好きですよ~
ダビデ神父、素敵な神父様でしょうね。
日光植物園にも有名なハンカチの木があります。
小さいほうの木が少し白くなっていました。
群馬はもうピークですね。
Commented by あんず at 2010-05-20 01:46 x
ハンカチの木 という日本名も「うまいことつけたな」って思います。
ダビデ神父様は、神と語らい植物とも語らったのでしょうね。
きっと、神のなせる御技のひとつひとつに驚嘆しながら。
Commented by tamayam2 at 2010-05-22 15:11
◆nenemu8921さん、
たいていの植物園には、一本ありますが、花の時期
以外は忘れられた存在ですね(笑)実が垂れ下がって
いる光景もなかなかいいものですね。群馬フラワーパーク
は温室がよかったです。
こういうパークを経営するのは大変ですね。いろいろな
お客さんを相手にしなければなりませんから・・・

Commented by tamayam2 at 2010-05-22 15:13
◆kanmyougamaさん、
大きいものになると、鼻をチーンとかめそうなぐらい
白いひらひらです。本当に面白い花です。
四川省にあるのですから、日本でもうまく育つよう
です。
Commented by tamayam2 at 2010-05-22 15:17
◆ echalotesさん、
ちょっと、見落としていましたが、見ました、見ました。
フランスにもあるんですね。ドイツにも植物園で見ました
が、ありふれた木ではありませんでした。
フランス人は鼻をかむとき、ハンカチを使いますか。
私は、ドイツで自分でもやってみましたが、乾燥して
いるせいか、すぐ乾いちゃいので、なかなかよいもの
だと思いました。日本ではティシュは駅で配ってくれます
が、向こうでは只のものは何もないからね(笑)
Commented by tamayam2 at 2010-05-22 15:21
◆kimiko_shibata1さん、
日光にありますか!秋に実をみなくっちゃ。
たいてい大木なので、気づかずに通りすぎたり
してしまいます。ミズキ科ですから、ハナミズキと
同じ仲間ですね。あれも、花びららしいものは、苞
ですね。
Commented by tamayam2 at 2010-05-22 15:25
◆あんずさん、
>ダビデ神父様は、神と語らい植物とも語らったの
 でしょうね・・・当時のヨーロッパ人にとっては、中国
 の任地は、地の果て(Far East)だったことでしょう。
この神父様のことを考えるといつもファーブルさんみたい
な人だったのではないかと想像してしまいます。
あんずさんの旅行記、楽しみに拝見していますよ。
なんだか、変なコメントもあって、ちょっと驚きますが。
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