台湾・陽明山にて

台北郊外の陽明山という山にドライブした。
ここは、台北の人たちのお花見の名所のようで、
サクラ、モモ、ツツジ、ノボタンなどが新緑に映えて
美しかった。
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温泉に案内してくださるというので、日本から水着を
持参したが、 (台湾の人は、親子でも裸身をあらわにする
ことを嫌う)
台湾では近ごろ、日本式温泉スタイルが浸透しているそうで、
水着は不要だった。とてもしゃれたホテルで42度Cの
天然温泉をじゅうぶん楽しんだ。
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陽明山の小高い丘の上に鳥居が建っていた。
日本統治時代に神社があった場所なのだろう。

台湾のお土産の一つに、きれいなチョウの羽で作った
民芸品のようなもの、標本のようなものがあること
は知っていた。

現地で、市内地図を見ていたら、成功高校の中に
昆虫博物館があることがわかった。
開館しているかどうかわからないので、
問い合わせてもらったら、一般客は歓迎しない様子。
そこを何とか・・・と無理を言って見せていただいた。
すご~い、チョウのコレクション!垂涎ものだった
が撮影は禁止。

説明の陳先生は、ヴォランティアの教師で、この施設は
主に子供たちの学習見学のためのもののようだった。
一般者用のパンフレットも無かった。チョウが毛虫から
サナギになって成虫になる過程などを、陳先生から
日本語で説明を受け、有難いやら、戸惑うやら・・・。

台湾の方は自分の国の自然について、もっと誇りを
もって、外国人に(チョウの羽で作った民芸品を
売るのではなく)科学的に見せるようにしたら、エコ
ツーリズムの観光客の心をつかむだろうに・・・と
切歯扼腕・・・。(台湾のチョウについてあまり
知られていないほうが、自然保護にはよいのかも。)
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植物園で見た白いネムの木の一種。
オオベニゴウカンの白色【大紅合歓 ネムノキ科
Calliandra haematocephala】

市内の南海学園・植物園にも案内してもらったが、
そこでも日本語を話す年配のヴォランティアの方から
説明を受けた。(少し有り難めいわくではあったが、
彼の日本語は立派なものだった)

幼稚園や小学生の見学者が来ていたが、一般の訪問者は
少なかった。太極拳などで体を鍛えている老人の姿が
ちらほら。
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陽明山の駐車場のそばで、近くの人が野菜などを
売っていた。ナツメ(棗)とグアヴァの実は人の拳ほど
の大きさで瑞々しくおいしかった。
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モンシロチョウやシジミチョウは、よく見かけた。
台湾リスもちょろちょろ出てきては、観光客の目を
楽しませていた。
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街中でよく見かけたガジュマル
ガジュマル【榕樹 クワ科 Ficus microcarpa】
長く垂れ下がった気根や板根が見事だった。

できることなら、いつの日か台湾中部の山中で、
こういう樹木がうっそうとしている森で、さまざまな種類
のチョウが舞うのを見られたら・・・・と夢のような夢を
願わずにはおれなかった。
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by tamayam2 | 2010-03-25 17:25 | たび | Comments(10)
Commented by echalotes at 2010-03-25 18:12
台湾の自然は、日本に似ているなって思ったのを思い出します。ガジュマルは屋久島で見ましたが、面白い木ですよね。旅をすると、また夢が膨らみますね~。きっと、うっそうとしている森でたくさんの蝶に出会える日が来ますね!うーん、写真を見ているだけでもアジアの香りがしてきましたよ。

そうそう、下のユキワリイチゲが、我が家のそばの公園に咲いている花に似ているなって思ってたんです。林芙美子記念館のお庭にはいいお花が咲いていますね~。ちょっと前に「浮雲」を読み直してヴェトナムの空気を感じて…ましたが、最後は悲しいので途中で読むのを止めてしまいました。かりんの木・・・ちょうど、辰野和夫の天声人語を集めた本の83年3月24日の文が「木の肌」というタイトルで、かりんのことは「ぬめぬめとした肌」って書いてありましたよ。そんな感じでしたかぁ?プラタナスの迷彩の肌にも似ていますね。あー、tamayamさんに刺激されて、またいろんなところへ行きたくなってきましたよ!^_^*)
Commented by kimiko_shibata1 at 2010-03-26 17:06
こんにちは
また雨になりましたね。
暖かい春の雨だといいのですが、日光方面は雪のよう・・・寒いです。
tamayamさんやkawazukiyosi先生のブログから台湾が面白そう~って感じます。
いつか行きたいな!
日本にない元気がそこにはありそうだから・・・・
Commented by asako at 2010-03-27 00:09 x
台湾! 7月末に行くことになりました。楽しみです。こんなガジュマルがみられるのかなぁ。夏なら、果物もおいしそうですね!!
Commented by tamayam2 at 2010-03-27 09:04
♪ echalotesさん、
お宅のほうもそろそろ春めいて来ましたね!春は
リセットの時期。何か新しい展開がありそうですね。
台湾は、古きよき日本が残っているような、なつかしい
雰囲気の場所でした。また訪れたいです。
>「ぬめぬめとした肌」・・・たしかにそんな触りたくなる
ような肌をしていました。木の肌も木の名前を知るとき
よい指標になりますので、これからはもっと注意して見
たいと思いました。木の葉、花、実・・樹形、そして
幹のテクスチュア・・・樹木も人も観察していると
面白いわね。
Commented by tamayam2 at 2010-03-27 09:08
♪kimiko_shibata1さん、
来月になりましたら、日光の植物園は、開門でしょうか
ね。春先は、あちこちから植物情報をいただき、少しも
落ち着きません。心うきうきです。台湾には南の植物
がたくさんありそうですよ。現地の人があまりそのよさ
に気づいていない点が少し驚きです。何でも身近に
あってありふれたものには関心が行かないのでしょう
ね(笑)
Commented by tamayam2 at 2010-03-27 09:12
♪asakoさん、
いよいよ台湾へご出張ですね。あの国の人々と
話していると、我々に片思いをしているのではないか
と思うほどです。そんなに思われるほど、自分らは
立派かと思わず襟を正したくなるのです。きっと
お宅の事業は大歓迎されることと思いますよ。
ご健闘を祈っております。
Commented by aamui at 2010-03-27 09:55
お早うございます 街中でこんなに大きなガジュマルが見られるのですか! そして大きな棗!小さいときに木からとって食べた棗 今は見られません 買いに行きたい!
Commented by tamayam2 at 2010-03-28 09:45
♪aamuiさん、
沖縄でもガジュマルが見られるでしょう。この写真は、
台湾大学の構内で撮ったものです。日本統治時代の
帝大だったころの建物をまだ使っていました。棗は
ホテルの朝食で出てきたのですが、あまり大きくて
びっくり。酸味がありいいお味でしたよ。
Commented by nenemu8921 at 2010-03-29 14:16
こんにちわ。いいご旅行をされましたね。
白い合歓の花は見た事がありません。見てみたいなあ。
ナツメはどんな味ですか?食べたことがありません。
味見をしたいなあ。
グアヴァとガジュマルは知っています(*^_^*)
ぐんま昆虫の森へ行って来ました。
tamayamさんの代わりにたくさんチョウを写してきましたよ。
いずれ、UPしますから覗いてみてくださいね。


Commented by tamayam2 at 2010-03-29 20:57
♪nenemu8921さん、
ぐんま昆虫の森のチョウたち、たっぷり拝見
させていただきました。うらやまし・・・(ヨダレが出て
きそう)ナツメは、青リンゴみたいな酸味があって、
独特の風味もありサクサクしていて食後にぴったり
でした。日本であんなに大きいものを見たことがなく
珍しかったです。今がシーズンらしいのよ。
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