クリスマスの明かり

クリスマスを数日後に控えた東京のあちこちで
野外のライトアップや、大掛かりなイルミネーションが
見られるようです。
六本木や丸の内・・・お台場やシオサイトも・・・。

この間、東京タワーの前を通りましたら、ライトアップ
されており、日ごろの景色とはうって変わって幻想的な
眺めでした。
(京都議定書の問題は、この時期問わないことに
するのね・・・)

さて、夏にドイツに出かけたとき、たくさんの写真を
撮ったのですが、ちょっと苦い経験をしたときの
話をしましょう。
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東部のDという町で、クリスマス用品ばかりを扱う店
を見つけました。手工芸品の蝋燭の光があまり美しく、
レンズを向けていたら、店から人が出てきて、
叱られてしまいました。
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どこかに撮影禁止と書いてあったらしいのですが、
気づかなかったのです。恐縮して謝り、あわててカメラを
ひっこめそこを立ち去りましたが、とてもバツの悪い
思いをしました。

こういう店は、クリスマス期間に限らず、年間営業
していて、まあ、言ってみれば、クリスマス用品専門の
老舗なのです。
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(このBlogで、こうして公開することも本来は、
 いけないことなのかもしれませんが・・・商業目的
 ではありませんので、Upしちゃいます。)


ドイツとチェコの国境の近くに、このような木製の蝋燭
立てや、蝋燭の熱気流で風車がまわる仕掛けの工芸品など
を作る家内工業の町々が集中しています。
代々この地方に伝わる伝統を守っている人々は、職人の
技術とディザインを守るためギルドを作り、職権を守る
ため結束しています。
ドイツのクラフトマンシップ(職人魂)の権化のような
場所で・・・ああ、何という恐れ多いこと。カメラを向ける
なんて!単なるおもちゃ屋とはわけが違うのに・・・。

そういうことを頭では理解しているはずでしたのに、
ついつい観光客のお気楽な気分で・・・慎みのないこと
でした。
(人は、車に乗っているとき、カメラを手にするとき、
アルコールを口にするとき、少し心が浮ついてしまう傾向
があるようです。とくに私は。深く反省。)

有名なドイツのクリスマス・マーケットで、こういう
手工芸品がたくさん売られていますが、値段的に言うと、
けっこうお高いものです。なにしろ手作りですから。
大量生産のプラスティックやキラキラした人工的な素材
のものも売っていますが、価値の違いは歴然としています。

キリストの生誕劇の模型(Krippe)などは、何年もかけて
一つ一つ人形を買い足していくもののようです。
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by tamayam2 | 2009-12-22 22:53 | 日々のできごと | Comments(8)
Commented by echalotes at 2009-12-23 02:37
貴重な写真ですね。tamayamさんのおかげで、素敵な木製のクリスマスの飾りが見られました!こういう老舗のお店はずっと続いてほしいですね。もう20年位前、どうしてもほしくてとても小さいけれど木製のキリストの生誕劇の模型(主要人物!3人だけのもの、あ、動物たちも周りにいました)を買いました。値段は忘れちゃったけど、かなり勢いよく?踏ん切りをつけて買ったように覚えています。かわいくて今でも大事にしています。

私もカメラを持つと、興奮しちゃいます。うちの近くには宿り木がたくさんあるんですよ。それを見てるときも、興奮してました。少し飾りにほしいと思うけど、ものすごく高いところにあるので、とりにいけませんね。
東京のクリスマスは、イルミネーションでまぶしいのでしたね。すっかり忘れてしまいました。そんなにつけなくても…って思っちゃうな~☆
Commented by kimiko_shibata1 at 2009-12-23 07:43
おはようございます。
素敵なクリスマスの飾りものを拝見できてうれしいです。
ドイツの工芸の素晴らしさが伝わります。
下のオーナメントも素敵ですね。

アルコールはいただきませんので大丈夫ですが、
後の2点は私も心しましょう。
よいクリスマスをお過ごしください。
Commented by kanmyougama at 2009-12-23 10:26
>キリストの生誕劇の模型(Krippe)などは、何年もかけて
一つ一つ人形を買い足していくもののようです。・・・・・・
家族で見守りながら出来上がっていく様子・・・・・すばらしい教材(
生きき方)ですね。宗教がしっかり息づくゆえんでしょうね。
親から子へと受け継いで・・・。
カメラを持ち歩くとき・・ついついレンズを向けてしまいますが・・・・
心得えておきたいことなのですね。
肝に銘じて・・・。
Commented by 寧夢 at 2009-12-23 19:31 x
そういえばマイスター制度のあるドイツの職人さんのプライドは、
日本人の感覚では計り知れないものがあったのでしたっけ。
・・・本当に美しいですね。
身近でかわいいもの、厳粛な雰囲気を醸し出すもの、
クリスマスにともす明かりは格別です。
Commented by tamayam2 at 2009-12-26 21:28
♪echalotesさん、
20年前に生誕劇の模型(Krippe)をお買いになった
のですね。大事にしてね。私も素朴な、小さいもの
が欲しかったんですが・・・日本の住宅事情を鑑みて
とうとう買いませんでした(トホホ)それでも、クリスマス
用品がダンボール一杯あって毎年少しずつ思い出の
品を少量かざっています。クリスマスは素朴な飾り物
が一番似合いますねえ。
Commented by tamayam2 at 2009-12-26 21:31
♪ kimiko_shibata1さん、
このときは、確かアルコールも少し入っていたような
記憶が・・・。クリスマス、お正月、忘年会、新年会・・・・
休肝日を設ける必要がありますね。(笑)
Commented by tamayam2 at 2009-12-26 21:35
♪kanmyougamaさん、
お宅のお孫さんは、サンタさんが煙突ならぬ換気扇から
入ってくると信じておられるのね。どの子どもにも
そういう時代がありました。クリスマスは、子供たちに
夢を与えたり、それを大人が見て楽しんだりするため
にあるようなものですね。
Commented by tamayam2 at 2009-12-26 21:40
♪ 寧夢さん、
お宅ではどんなクリスマスをお過ごしでしたでしょうか。
ドイツのこういう細工物には確かに職人技がかんじられ
ますね。忙しい日常生活の中でローソクの火を見つめる
のは、ちょっといいものですね。太古の時代の人の
心がわかるような・・・。Merry Christmas!
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