♪ ミソトウの下で

クリスマスらしい植物と言えば、モミの木、ポインセティア、
赤い実のついたヒイラギでしょうか。
緑と赤と白が、クリスマス・カラーですね。

日本では、あまりなじみがない植物ですが、ヤドリギ
クリスマスの風物詩です。信州の山中で高い木の
こずえ近くに丸い形のヤドリギがたくさんついているのを
見たことがあります。
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このカードのネコは、目を閉じてうっとりと何事か
念じているように見えませんか。彼の頭上に吊るされている
ものがmistletoe (和名 ヤドリギ ビャクダン科)の枝です。

赤いリボンで束ね、戸口にかけておくのが、お約束です。

その下をくぐる客人に幸せが来るように。
その下でキスする男女がきっと幸せになれますように。

ヨーロッパでも北アメリカでも信じられている風習です。
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米国から来た小包に含まれていたヤドリギ模様の
ペーパーナプキンに異国情緒を感じました。日本では、
花屋さんでヤドリギの枝は見つからないでしょうね。

実は、透き通ったような白で、中にねばっこい果汁が
入っています。日本では、冬に緋レンジャクや黄レンジャク
がこの実を食べに集まるそうです。粘っこい種を排出するとき、
そばの枝にくっつき、そこから再び新芽が出てくるのです。
植物と鳥の、持ちつ持たれつの関係ですね。

マライヤ・キャリーのクリスマス・ソングの中では、
♪・・・・I'm just gonna keep on waiting
underneath the mistletoe・・・
と歌われます。

長い間 “ミソトウ“というのは何かしらと思って
いました。mistletoeが、ミソトウに聞こえるのです。

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ドイツから来たプレゼントの中に毎年小さい
オーナメントが一つ入っています。木をくりぬいて
作った星。ブリキで作ったハート。
一個、一個集まってくるのが楽しみです。

素朴なこういう手仕事は、南部の黒い森地方に住んでいる
キコリさんの冬の副業なのかもしれません。
by tamayam2 | 2009-12-21 20:38 | 日々のできごと | Comments(14)
Commented by aamui at 2009-12-21 21:52
今晩は 黒い森何時か行きたいと思っていましたが・・・・・tmayamuさんは行ったことありますか?猫の表情!悟ったような  良く見ます
Commented by toti51 at 2009-12-22 08:48
宿り木、いいですね。柊よりも宿り木なんですね。
日本の昭和なクリスマスには必ず柊の小枝がデザインされていましたが、
宿り木というのは登場しませんでしたね。
Commented by ふく at 2009-12-22 10:27 x
ヤドリギの下を通りかかったらだれでもキスしていい、って「八人のいとこ」で読んだ気がします。車いすの老婦人のキャップに宿り木をのせて静かにキスをする主人公なんて場面もあった気が…。
Commented by kanmyougama at 2009-12-22 13:35
こんにちは。
クリスマスにちなんだお話面白いですね。
mistletoe (和名 ヤドリギ ビャクダン科)の枝・・・・・・・こんなに重宝されているのですね・・・・・・。
このヤドリギが寄生された木がかわいそうなぐらいについていてとってあげたいと思いましたが、
たくさん野方のためにぶら下げてあげたいですね。
幸せを招くように・・・・・。
レンジャクがねばねばの種子をぶら下げて飛んでいるとか・・・・
ヤドリキも実をばら撒く手段ですね。
たくさんの幸せのために・・・。
ほのぼのとしてきます。

もういくと数えると・・・・クリスマス。ここ工房にも大きな人形が届きました。
国籍不明です・・(笑い)
Commented by tamayam2 at 2009-12-22 20:31
♪ aamuiさん、
黒い森(Schwarzwald)にはよく仕事で行きましたが、
ゆっくり遊んだことはありません。キコリさんが住んでいて
木工芸品、特に、カッコウ時計の産地です。黒い森と
言えば、Schrarzwalder Kirschtorteというココア生地の
ケーキにさくらんぼと生クリームののっかっている
ケーキが有名です。大好きなんですが・・・太ります
からね・・・日本ではケーキ屋には立ち寄らないことに
していますよ。ふふふ
Commented by tamayam2 at 2009-12-22 20:33
♪toti51さん、
ヤドリギは、英語で言うとパラサイトで、あんまりいい
イメージがないようですね。この白い透き通った実が
とても美しいものです(毒のようですが)。アールヌボー
の工芸品などにも意匠化されているようです。西洋人
にとっては、聖なるイメージなんでしょうね。
Commented by tamayam2 at 2009-12-22 20:36
♪ふくさん、
そうです、そうです。ヤドリギの木の下では、キスを
する・・・というのが特に許されているらしいのね。
ヤドリギで検索するとキスのシーンがたくさん出て
きます。
Commented by tamayam2 at 2009-12-22 20:42
♪ kanmyougamaさん、
日本の南にすんでおられるのに、山々の写真を拝見
するとすっかり冬山ですね。東京もかなりの冷え込み
ようです。
考えてみれば、ヤドリギ(パラサイト)に栄養を取られる
親木はたまったもんじゃありませんね。あまりたくさん
寄生してたら、取ってあげたほうがいいのかもしれません。
真ん丸い形の籠のようなものですが、実際に見ると
けっこう大きく、葉も頑強です。高い木に登ってヤドリギ
を採取するのは、大変な作業かもしれません。
Commented by 寧夢 at 2009-12-23 19:28 x
北欧神話ではヤドリギは太陽神を傷つけるのではなかったかしら?
小さな木だから注意してしていなかったら、ヤドリギの矢が・・・。

日本では余り見ないのに、欧州旅行中、あちこち沢山のヤドリギを見たのを思い出しました。
Commented by tamayam2 at 2009-12-26 21:43
♪寧夢さん、
ヤドリギは、キリスト教以前のケルト人やゲルマン系の
人たちの民間信仰のようなものがベースにあるらしい
です。北欧の神話かもしれません。欧州では北部で
よく見かけますね。日本でも注意していると山で見られ
ます。まあるい籠のようで、きれいなものですね。
Commented at 2011-10-04 13:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2011-10-05 10:08
♡ HKHSS さん、
ヤドリギは日本でもあまり見かけません。時々森のこずえの
近くにあるのを遠くから見かけることもありますが・・・クリスマス
の習慣も違いますので、花屋で売っていることはありません。
残念です。このカードは、DCの本屋で買ったものです。残りが
あるようなので、お送りしましょう。
Commented at 2011-10-06 00:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2011-10-06 07:33
♡ HKHSS さん、
クリスマスには、ちょっと早いけれども、送りますよ。
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