ベルリンの壁崩壊後20年

1989年11月9日に、ベルリンの壁が崩壊したと
報道されています。 ああ、20年!
あなた様は、1989年に、どこで、何をしておられました
でしょうか。

私は東京に住んでおり、学校の教師をしていました。
教師という仕事は、年がら年中雑用が多く、3月末に学生
が卒業するまでは、いつも気が抜けないような生活でした。

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今年9月にベルリンへ行く用がありましたので、
ベルリン東駅にほど近い、イーストサイド・ギャラリー
足を伸ばしました。当時の壁の一部が残されていて、
現代アーティストたちがその壁の上に自分たちの主張を
絵で表現しています。
ここに行くために地下鉄、Schlesisches Tor駅下車、
オーバーバウム橋というお城のような尖塔が特徴的な古い橋を
渡りました。この橋が東西を隔てる検問所の一つだったの
だそうです。

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橋の上から、巨大な人物の彫刻がはるか向こうに見えました。
Molecule Man (Jonathan Borofskyの作品 1997年)

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シュプレー川べりには、観光客ばかりでなく、犬をつれて
散歩しながら、壁に描かれた現代アートを見たり、写真を
撮ったりしているドイツ人も大勢見かけました。
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今はのどかな光景ですが、20年前でしたら、この橋を越えようと
して射殺された命も少なからずあったことでしょう。
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1961年から1989年まで、28年間も分断が続いていたの
です。市内の路上で見られる壁の痕跡。

なぜか、下のような日本を題材にしている作品も
ありました。意味はよくわかりませんが・・・。
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今日12日、天皇皇后陛下のご即位後20年ということで
祝賀会が行われました。
この20年を振り返って印象に残るできごととして、
まずベルリンの壁崩壊後20年のことについて
お話しになりました。

ご自身のことばかりではなく広く世界を見渡して発言
されたことに驚き、ご立派だと感じました。
by tamayam2 | 2009-11-12 22:53 | たび | Comments(8)
Commented by credenza at 2009-11-13 01:27
おひさしぶりです。
>あなた様は、1989年に、どこで、何をしておられましたでしょうか。

ちょうどパリで新聞を読んでいました。で、ベルリンに壁が崩れるところを観にいく算段をたてていました(笑)
まだまだ元気だったのです、あの頃は。
Commented by pfaelzerwein at 2009-11-13 08:29
私はシュヴァルツヴァルトに引っ込んでましたので、壁が開いたのは全く別世界の話でした。

上の日本地区は何を意味するんでしょう。今更ソニーセンターでもありませんから。
Commented by tamayam2 at 2009-11-13 09:27
♪credenzaさん、
お久しぶりです。そうですか!壁が崩れる歴史的瞬間に
居合わせようと、パリで算段を!すごい行動力ですね。
私は、「突然に」壁が開いたという印象があったのですが、
ヨーロッパ情勢をウォッチしておられればそういう兆候が
キャッチできたのですね。
Commented by tamayam2 at 2009-11-13 09:38
♪ pfaelzerweinさん、
同じドイツのことですのに、西側に住んでおられると、
別世界のことのようだったのですね。ドイツに住んで
いたころも人々からあまり分断の話を聞くことはあり
ませんでしたが、経済的格差は感じられました。
何かの調査をしていても、東側のデータがそろわなくて
参ってしまったことがよくありました。
日本と言えば、富士山、日の丸、五重塔・・・というのは
あまりにもステレオタイプでゾーとしますが、壁の作品群
の中では一番穏やかでほっとしたのも事実です。
新酒ができたころですね。今年は、当たり年とか、
本当ですか?
Commented by kanmyougama at 2009-11-13 17:38
ベルリンの壁の崩壊で象徴されるように世界が変わりましたね。

世界の政治の流れもおおきくかわりましたね。

僕にとっては総評の解体も大きな出来事でした。
日本の労働運動も様相を変えました。

義務制中学校の美術教師として最後の学校に勤めていました。
今の工房に窯を移す準備をしていました・・・・・。

Commented by tamayam2 at 2009-11-13 19:36
♪kanmyougamaさん、
美術の先生でいらしたのですね!労働運動が
ここ20年に大変化したということですね。その中
で、着々と夢の実現のために計画しておられた・・・。
いいですね。今の工房の世界。周りの自然。畑仕事。
ご家族や地元の人々とのお付き合い。すべて、一本の
線でつながっていますね。
Commented by ふく at 2009-11-14 10:01 x
壁が築かれたころのことも鮮烈な記憶でしたが。あの壁の上で若者がつるはしをふるっている映像も忘れられませんね。さらにもう20年たってしまったとは。嗚呼。
Commented by tamayam2 at 2009-11-14 18:46
♪ふくさん、
人工物で壁をつくっちゃうそのエネルギーに
驚かされます。延々と何キロも続いているんです。
天皇のご即位も20周年です。なんだかついこの前
のことですのにね。今月末、と来月にお目にかかれる
かな?
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