アール(Ahr)地方のブドウ畑

数日前にドイツから帰国しました。
知り合いを訪問したり、会議に出たり、懐かしい町々
を再訪したり・・・あっという間の二週間でした。
 (留守中にコメントをいただき、ありがとうございました。
 小さいPCを持参し、みな様のところにもお邪魔しました。
 コメントは、後ほど(汗)…)


東京に帰ってきたら、空気がもう、秋ですね。

ドイツは、もう少し暑く、乾いていました。
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8月末に友人夫妻に連れて行ってもらった
アール(Ahr)地方は、ドイツでは珍しい赤ワインの
産地。ケルンから車で2時間ほど南西へ下った地点、
アール川のほとりの古い町です。
(どのぐらい古いかと言うと…BC50年!?!
ユリウス・カエサルに征服されてできた町とか…呆然)

ワイン畑、じゃなかった…ブドウ畑の間を町の家並み
を見下ろしながら、数時間歩きました。
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ブドウは、日本のように高い棚を作らず、
人の背丈ほどの杭に蔓をからませるやり方ですが、
急斜面の杭に絡みついたブドウを収穫する作業は
けっこう重労働に見えます。私ならズルズルと滑り
落ちそうな急斜面!

丁寧に作られたここの赤ワインは、もっぱら地元で消費され、
あまり外部に出ないそうです。愛好者は、ケース単位で
買っていくのでしょう、この日も大勢の人出でした。
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観光客用の馬車です。  ↑
イヌのように見えますが、じつは、大きな馬です。 
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畑の小径で、このようなキリスト教の祠を見かけました。 ↑
信仰の厚い人々が住んでいるのでしょう。

下のアールヴァイラー(Ahrweiler)の町の居酒屋は
超満員で、席が空くまでしばらく待たなければならぬ
ほどでした。
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民家。壁には、建てられた年号がAnno 1600と読めました。
1600年は天下分け目の関が原の戦いでしたか。(呆然)
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古い家に挟まれた小さい民家。博物館の展示物ではなく、
現代人がちゃんと住んでいる住宅です。若い方の
住まいでしょうか。家の故事が壁に書いてあるようです。
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この子供は、お父さんと一緒に家の前の石畳みの隙間に
セメントを塗って補修作業をしていました。古い家に
住むには、こうした手入れが絶えず必要になるのだろう
なぁ…と思いながら通り過ぎました。
by tamayam2 | 2009-09-12 21:07 | たび | Comments(22)
Commented by nick-1 at 2009-09-12 21:17
お帰りなさい、お疲れ様でした。
とてつもなく古い家が残ってるんですね、ほんとにびっくりです。
また私が訪れたワイン畑もこんな感じでしたね、懐かしい風景ですよ。
それと窓際の花々、やはりヨーロッパですね、家にしっかりマッチ
してます。
Commented by namiheiii at 2009-09-12 22:24
お帰りなさい。楽しい旅だったようですね。ドイツはその昔仕事で数回仕事で行っただけですが懐かしく思い出しました。続報楽しみにしています。
Commented by credenza at 2009-09-13 00:12
お帰りなさい。
懐かしい風景ですね。2009年はワインの出来もよさそうだとか。ドイツ旅行記、続きを楽しみにしております。
Commented by tamayam2 at 2009-09-13 07:02
♪ nick-1さん、
日差しが思ったより強く、写真は白トビしてしまったり…
トホホですが、続きもご報告しましょう。窓辺の花は
本当にあふれんばかりに咲いていて目をうばわれ
ます。ゼラニウムのような乾燥に強いフツーの花
ですが…
Commented by tamayam2 at 2009-09-13 07:06
♪credenzaさん、
そうですか!2009年は当たり年なんですね。友人の
お宅にもワインケラーがあり毎晩いいワインを飲ませて
いただきました。ここからベルギーの国境まで近くだと
思います。
Commented by tamayam2 at 2009-09-13 07:15
♪namiheiiiさん、
私は赴任中運転はしませんでしたので、公共交通の
アクセスの悪いところは訪ねられませんでした。今回
は、個人的な旅なので、ゆっくり自然の中を歩くこと
ができうれしかったです。古いものを大事にしている
ことに、感嘆するばかりでした。
Commented by 寧夢 at 2009-09-13 17:17 x
お帰りなさい。赤ワインの産地のお便りありがとうございます。
そうですね、ドイツというとモーゼルワイン、白ワインを連想しがち。
何とも懐かしいブドウ畑の景色に、ちょっと胸がきゅんとなりました。

家の補修は大変ですが、美しい町並みを残すという意識を子供の時から植え付けるのは大切なことだと思っています。日本はあまりに節操が無い街づくりをしますから・・・。
Commented by kimiko_shibata1 at 2009-09-13 19:45
お帰りなさい!
ドイツの風景とお話、楽しみです。
気候や建材物の違い、歴史あるたてものは生活には不便かもしれませんがいいですね~
少し不便が良いのかもしれません。
お疲れが出ない程度にお話、聴かせてくださいね。
Commented by あさこ at 2009-09-13 22:36 x
お帰りなさ~い。待ってました。ステキな写真、楽しみにしてます。
Commented by nenemu8921 at 2009-09-15 07:09
tamayamさん。お帰りなさい。
ご旅行のお話と画像を楽しみにしています。
トップの画像、すてきですね。
日本だったら棚田を作るところでしょうか?岩場みたいな土地かしら?
Commented by tamayam2 at 2009-09-15 10:04
♪寧夢さん、
ドイツはフランスの北にあります。赤ワインの原料である
黒い実のブドウには適さないと言われています。寒すぎ
るのですね。モーゼル川はアール地方のさらに南です。
すばらしい白ワインの産地です。古い建物を見ていますと
我々の人生は歴史のほんの点のような一部に見えて
きてしまいます。
Commented by tamayam2 at 2009-09-15 10:10
♪ kimiko_shibata1さん、
ほんの少し、昔ふうに不便な暮らしをしてみるのも
いいものですね。
ドイツの古い家は、みなどこか傾いていてボールを
置けばきっところころと転がるはずです。ふふ
土や風を身近に感じる暮らし・・・いいですね。蚊が
いないので、よく外でお食事をしました。日本だったら
蚊やハエがすぐ飛んでくるでしょうに。
Commented by tamayam2 at 2009-09-15 10:20
♪ あさこさん、
会議では、ヨーロッパ共通参照枠(CEFR)のことがメイン
テーマでした。ちょっと国境を越えると言語が違う場所に
住んでいる人は大変です。国際結婚も多いから、子供の
言語教育の問題もあって・・・。でも、みんななんとかやれ
ちゃうというのがえらいですね。
Commented by tamayam2 at 2009-09-15 10:26
♪ nenemu8921さん、
ライン川一帯は石灰質の多い、とても悪い土地なんですが、
ここもボロボロ崩れやすい水はけが悪そうな土地でした。
畑の土止めに薄いレンガのような板を使っていました。土
が流れ落ちるのを防ぐのと保温のためだそうです。どても
乾燥した土地で、私にはいい土地には見えませんでしたが
・・・野生植物も乾燥に耐えるような種類が多かったです。
あとでまたUpしますね。
Commented by keicoco at 2009-09-15 15:11 x
お帰りなさい!また写真を見るのが楽しみです。お疲れになりませんように!
Commented by bella8 at 2009-09-15 22:51
お帰りなさ~い!お待ちしていましたよ。
素晴らしいところに行って来られたのですね。
どの風景も絵になります。素敵です。
葡萄の写真、馬車の写真どれも映画のワンシーンのようです。
また、楽しみにしています。

Commented by tamayam2 at 2009-09-16 10:49
♪ keicoco さん、
やっと東京にも秋風が立ち始めすごしやすくなり
ました。9月のドイツは光線が強く、露出が怪しい失敗作
ばかりですが・・・・家人といっしょにのんびり旅行できて
よかったです。
Commented by tamayam2 at 2009-09-16 10:52
♪ bella8さん、
2週間にわたる旅行でしたので、まだ頭がぼんやりして
おります。昨日は、池袋のお教室へ行ってきました。
これからすこしずつ写真を整理して旅の思い出を牛の
ように反芻しようとおもいます。
Commented by aamui at 2009-09-16 14:08
待ってました\(^o^)/しっかり休んでくださいね 観光用で無いドイツの素敵な素顔が見えるような写真の数々 ありがとうございます 愉しみにしています
Commented by pfaelzerwein at 2009-09-17 12:51
東京の方が涼しかったですか?温度からすると大分高い筈ですが、日本の方が空が抜けないので直射日光が弱い感じはありますね。こちらは今日本の冬のように秋の霧で蒸す日が続いてます。風が吹かないと葡萄には危険です。
Commented by tamayam2 at 2009-09-17 22:32
♪ aamuiさん、
やっと帰ってきました。今回は、あまり写真に力を入れ
なかったせいか、ロクな写真がなくて・・・トホホです。
観光地ではないけど、普段の生活の中で彼らのの質実
なくらし方を感じることが多かったです。私の感動が
伝わればうれしいことです。
Commented by tamayam2 at 2009-09-17 22:42
♪pfaelzerweinさん、
いやぁ~ドイツ旅行中お天気に恵まれました。友人が
長いコート、セーターを忘れずになどというので・・・そう
いうブ暑い衣類を恨めしく思いながら旅をしておりました。
ドイツの野草も樹木もどれも実をたわわにつけ、健康そう
に輝いていました。きっと空気がきれいなのでしょう。
今年のブドウの出来はどうかな・・・当たり年と聞いて
いますが。帰国してそろそろ1週間、そちらも秋の気配なの
ですね。実り豊かな収穫の秋でありますよう!
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