駅前広場

わが家の大事なキューリの葉にめずらしい虫がついていた。
害虫のようだから退治すべきであったが、横にツーツー
身をずらせ、見えなくなった。横ばいがうまいはず、
ヨコバイ科のツマグロオオヨコバイありふれたイネの害虫
だそうだが、初めて見た。
キューリも大事、虫も大事・・・ぅふふふ。
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Yamyam町の最寄り駅は、つい最近まで駅前を掘り返して、
大工事を行っていた。
どんな広場ができるのかと楽しみにしていたが、どこでも
見られるアメリカ・ハナミズキ、ツツジの植え込みを造成し、
残りの空間をコンクリートですっかり固めてしまった。
ああ、なんたる仕業。噴水は望まずとも鳥の水場ぐらい
中央に配置されるかと期待していたのに、甘かった!

植栽されたばかりの若木は、コンクリートの照り返しに、
青息吐息のような状態。

駅に通じる道の街路樹は、エンジュ
エンジュ マメ科 Sophora japonica】 ↓
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古くからの街路樹で夏に涼やかな白い花をつける。

広場の設計者は、元々ある樹木と新しく植栽する植物の
調和ということを考えたのだろうか。

新たな樹木はどんな鳥や虫が好むのか、どんな方法で
受精し種を作るのか、生態系の連携関係について、ちょっと
でも調査したのだろうか。
そんなことはどこ吹く風だわね~。

おそらくいかに経費を安く上げるかや、他の駅前プロジェクト
の前例が参考にされ、無難な選択がなされたのだろう。

だから、日本全国どの駅前もみんな同じようで、個性がない。
その風土に合った樹木を植え、その町らしい演出をするいい
機会なのに。変てこなオブジェより生きている樹木がいいのに!

アメリカ・ハナミズキは日本では大変ポピュラーな樹木だ
が、元々は北アメリカのもの。

エンジュは中国で槐(ファイ)と呼ばれ、宮廷や学問所に植え
られる高貴な樹木という。花に薬効もある。
学名にjaponicaがついているが、中国原産。

春に山野でよく見られるニセアカシア(ハリエンジュ)の仲間
だが、トゲがないし、花は垂れ下がらない。
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街路樹のエンジュは8月にこずえ近くに花を咲かせる。
その白い花は通行人に見られることもなく、地面に花びらを
盛大にこぼす。人々は、その花びらの上を無造作に踏んで
歩く。

駅の玄関口にド~ンと、大木が一本でもそびえておれば、
町の住人としては誇らしい気分になれる。

お宅の近くの駅前広場はいかがでしょうか。

写真上のエンジュは、小石川植物園で撮影。下のエンジュは、
Yamyam町の最寄の駅で。
by tamayam2 | 2009-08-23 18:29 | 日々のできごと | Comments(4)
Commented by ふく at 2009-08-24 19:55 x
何にも書かなくても欠かさず読んでますよー。
皆様のコメントも楽しみなのに今日は0だったので一言。ツマグロヨコバイほんとに横歩きなのね。ツマは例のつまでしょうか?
Commented by tamayam2 at 2009-08-24 20:10
◆ふくさん、
やっと少ししのぎやすくなりました。処暑ですってね。
週末は、花巻東校を応援、ベルリンマラソンを見て
楽しみました。はい、自然界でツマというと端っこの
意味ですね。正妻とか側女といかいう話ではなく、この
昆虫でいうと、端っこに黒い部分があるという意味の
ようです。はっは。
Commented by bella8 at 2009-08-24 23:08
ヨコバイ科のツマグロオオヨコバイ、私も初めて見ました。
ヨコバイ科ってのも可笑しいですね。

確かに駅前はどこも似たり寄ったりで個性がないですね。
池袋もハナミズキの街路樹を植えていましたね。

Commented by tamayam2 at 2009-08-25 20:29
◆ bella8さん、
デジブックは、BGMが載せられるからまた格別ですね。
Blog仲間のNick's Photoのnickさんは、NHK信州に
投稿なさり、作品がon airされたり・・・たくさんの方々に
山の写真を届けておられます。日進月歩の世界ですね。
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