キツネノ カミソリ

あら、水辺に何やら赤いものが!?
彼岸花には、時期が早すぎる・・・・
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ヒガンバナ科の キツネノカミソリでした。
犬の~、狐の~とつくと、植物のほうでは、
少し品下れるようでございます。

が、この時期にこんな花に出会えるとうれしいもの。
キツネノカミソリ ヒガンバナ科 Lycoris sanguinea】
こんな姿の花です。昔、おじいさんが使っていたヒゲそり用の
カミソリに似ていませんか。皮のベルトのようなもので、カミソリを
研いでいました。
 (知らないだろうなぁ・・・)

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こちらは、道端によく生えている  ↑
キツネノマゴ ヒガンバナ科 Lycoris sanguinea】
大変小さい花で、直径0.7cmぐらいです。

このごろは、食用や日よけのためニガウリを植えて
いらっしゃるお宅も多いことでしょう。涼しげな葉と花。
ゴーヤという名前も一般的になりました。ツルレイシとも
言います。
ツルレイシ ウリ科 Momordica charantia 】
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収穫を忘れると、 熟れすぎてこんな赤い種が
とび出してくるかもしれません。ちょっと、ぎょっとする
色彩感覚ですね。

フィリッピンでは、これをアンパラヤと言っておりまして、
昼ごはんのおかずに、よくこの炒め物が登場しました。

若いときにはちょっと苦手な味でしたが、だんだん食べて
いるうちに、苦さの奥にある深い味わいが理解できる
ようになりました。
やはり、この野菜はしたたる汗をぬぐいながら食べるに
限ります。

写真:1日、つくば市で
by tamayam2 | 2009-08-02 23:10 | 日々のできごと
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