尾瀬で見た花

Blogの皆さんが写真で紹介してくださっている尾瀬に
一度も行ったことがないので、9日出かけてみた。

梅雨時期とあって、曇ったり、晴れたり、降られたり・・・。
それでも、珍しい尾瀬の植物にたくさん出会えて
幸せだった。

尾瀬には、植物を保護するため、延長57kmに
わたる木道が設置してある。頑丈な木材で作られた
木の道がどこまでも続く。そこを一列になってどんどん
歩いていくのだから、ウォーキングとしては、格好の
場所だ。
(下の沼に転落しないように気をつけないといけないが・・・)

我々のパーティーは、鳩待峠から牛首までの往復17km
をせっせと歩いた。

この日見た野生ランの一部。
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大変小さい花(丈が4,5cm)だが、このランが
いまの尾瀬の主役。朱鷺という鳥の羽色からの連想。
シランをうんと小型にしたような花形。
トキソウ  ラン科 Pogonia japonica】


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もう一つ、
濃いピンクの
ランがあったが、
半ば閉じて
いて、ついに
お顔を見せて
いただけ
なかった。

サワラン 
 ラン科 
Eleorchis
japonica 】







写真がうまく撮れなかったが、ショウキランという
珍しいラン。山の鼻ヴィジターセンターの近くで見た。
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未草(ひつじぐさ)は、 ↑ 尾瀬特有の池塘(ちとう)に
生えるスイレンののような花。
古い言い方で、未の刻は午後二時ごろ。
ちょうどそのころ通りかかったら、直径4,5cmの
小ぶりの花が開いていた。

ヒツジグサ スイレン科 Nymphaea teragona】
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食虫植物であるモウセンゴケもたくさん見ることが
できた。丸葉と長葉の二種類があり、これは長葉。
ネバネバした粘液で虫を捕らえ溶かしてしまうそうだ。
ナガバノモウセンゴケ モウセンゴケ科 Drosera anglica】

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帰途、立ち寄った日光植物園で見た野生ラン。↑
カキラン ラン科 Epipactis thunbergii 】
外側が柿色、内部がピンクで、あでやかさがあった。

狭い木道を通るときのルールは、右側通行。
すれ違う人がいなければ、どちら側も通れるが、カメラ
を構えて立ち止まると、後に続く人の迷惑になるから、
ちょっと気を遣う。

最近できた木道は、右左区別なく幅が広めのものに変わって
いた。こうすれば、撮影のために立ち止まることもできる
し、車いすも通ろうと思えば通れる。シーズンになれば、
大そう込み合うらしいから、そのほうがいいなぁ。

尾瀬は魅力的な場所には違いないが、できることなら、
自分のペースで立ち止まったり、引き返したりしながら、
の~んびり歩いてみたいものだ。
まぁ、無理な相談だろうなぁ~。何しろ人気の場所だからね。
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by tamayam2 | 2009-07-13 12:12 | たび | Comments(8)
Commented by aamui at 2009-07-13 18:01
はいそうです 何しろ人気抜群な所ですもの この時期になると思い出す~~~はるかな尾瀬♪
Commented by nenemu8921 at 2009-07-13 20:40
まあ、尾瀬にいらしたの。
思いついたら、即、行動ですね(^^♪
すばらしい!!
たくさんの植物見られてよかったですね(^^♪

でも、ホント、人が多いですね。(~_~)

十年以上前に行きましたが、人が多いのでそれ以来敬遠しています。
こんど行く時はシーズンオフに行こうかと……(^^♪
Commented by kimiko_shibata1 at 2009-07-13 21:04
こんばんは
尾瀬に行かれて帰りに植物園に寄られたのですね。
>17km、せっせと歩きました・・・・
クスッて笑いました。
なぜかみなさん、木道をせっせと歩くのです。
若い方は左を追い越していきます。

是非、オフシーズンに時間帯をずらして(・・・ということは原に泊まるのがいいのですが・・・)歩いてみて下さい。
後ろは至仏山、前は燧・・・・ひろい原に自分だけ・・・なんて事多いのですよ。

ちいさな植物たちを上手に撮されますね。
せっせと歩いていてはこうは撮れません、落ち着いていらっしゃるから・・・

ショウキラン、咲いていましたか。
前回、探したのですが、まだでした。
腐生植物、ユニークな形ですね。

↓キレンゲショウマ、原産では無いけれど日本人が命名したのですね。いいお話が伺えました。
ヨーロッパは石灰質の地層、なるほど庭にあるのですね。
Commented by 寧夢 at 2009-07-13 23:46 x
まだ尾瀬に行った事がありません。中学校の音楽の時間に習ったきり、「遥かな尾瀬・・・♪」です。
Commented by tamayam2 at 2009-07-14 05:37
◆ aamuiさん、おはようございます。
私にとっても長い間、>遥かな尾瀬・・・でした。
退職してやっと週日に出かけられるようになりました。
お具合はいかが?もうすぐ梅雨が明けますよ。
Commented by tamayam2 at 2009-07-14 05:40
◆ nenemu8921さん、
確かに、オフシーズンに行くきゃないわねえ。だいたいの
様子がつかめましたので、いい時期、いい場所を研究し
ようと思います。日光植物園は、感動ものでした。
Commented by tamayam2 at 2009-07-14 05:48
◆ kimiko_shibata1さん、
お宅のBlogを見て、よだれをたらしていたのです。
やはり、行ってみて様子がわかりよかったです。今度は、
人のあまりいない早朝、夕方に滞在できるよう考えたい
です。
>後ろは至仏山、前は燧・・・・ひろい原に自分だけ・・・
 こういう経験はトリハダものですね。
遠景の山が素敵でしたが、雨でカメラはぬれるし・・・ロクな
写真が撮れませんでした。ショウキランは、本当に不思議
なランでした。ボケボケで掲載できなかったのよ(XoX;)
Commented by tamayam2 at 2009-07-14 05:55
◆寧夢さん、
あちこち行きたし、時間、お金、体力、気力・・・が
要りますね。せめて体力が残っているうちに・・・と考え、
出かけております。江間章子さんの、あの詩が発表された
とき、その新鮮さにみんな驚いたものです。
ミズバショウってどんな花なのか??シャクナゲ色って
どんな色なのか?? 知らないことばかりでした!
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